ワイルド・スピードX2 2003年 | 私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

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原題: 2 Fast 2 Furious 又はX2
シリーズ一覧
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監督    ジョン・シングルトン
脚本    マイケル・ブラント、デレク・ハース
興行収入 2.4億ドル

キャスト
ブライアン・オコナー    ポール・ウォーカー
ローマン・ピアース     タイリース・ギブソン
モニカ・フェンテス      エヴァ・メンデス
カーター・ベローン     コール・ハウザー
スーキー           デヴォン青木
テズ・パーカー      リュダクリス
ビルキンス捜査官          トム・バリ
マーカム捜査官              ジェームズ・レマー    
オレンジ・ジュリウス     アマウリー・ノラスコ
スラップ・ジャック        マイケル・イーリー

予告編


感想
あの「ワイルドスピード」の続編。だがドムは出て来ず、ブライアンを軸としたストーリー。警察をクビになったブライアンが、罪の帳消しを条件に昔の仲間と共に麻薬組織に挑む。
ドムを逃がした事で職業を棒に振るところなんか「いい感じ」
相棒のローマンを演じるタイリース・ギブソンは元々ミュージシャン。デビューまもなくで出したアルバムがゴールドディスクを取ったという(スゴい!)
最初はブライアンを憎んでいたが、次第に波長が合って行く様子がなかなか心地よい。
何といってもカーレースシーンがスカっとする。それに日本車が随所に出て来るのもイイ(冒頭レースは全て日本車)
倉庫に逃げ込んだブライアンらが脱出する場面は痛快。
見せ場に向かって次第に盛り上がる。ベローンの手下を落とすメカは、ドアをフッ飛ばしてシートを放り出すものの様だ。まあ、007みたくやりたかったのだろうが、規模は妥当なとこ。
最後ジャンプしてクルーザーへ突っ込んだのは大迫力。
返した金をくすねたローマン、最新シリーズでもコレやった(笑)


あらすじ
前回、ドムを逃がした事で警察に追われる立場のブライアンは、マイアミに流れてストリートレースで名を上げていた。
ある夜、レースを仕切るテズ・パーカーは3人までメンバーが集まったところでブライアンに電話をかけ、4分で来れるなら参加出来ると言った。駆け付けるブライアン(それを警察が傍受)
そしてレース開始。S2000(ピンク)、RX-7(オレンジ)、Supra(ゴールド)、Skyline(シルバ-)
の4車。ブライアンはSkyline GT-R。

激しく競り合うがSkylineとSupraが先行する。

ゴール直前でパーカーが可動橋を上げた。

ジャンプした2車だが、ブライアンの勝ち。

 

ゴール後に美貌の女性との会話。


その直後警察の手入れが入り、皆ちりぢりに脱出。

ブライアンも逃げるが、電子機器を狂わせる武器(E.S.D)で撃たれ車が停止、逮捕された。


取調べに現れたのは、かつての上司FBI捜査官ビルキンス。
裏で麻薬密売をしているカーター・ベローンへの潜入捜査を行えば、過去の罪は帳消しにすると打診される。
相棒を自分で選ぶと言ったブライアンは、昔親しくしていたローマン・ピアーズの元に行く。要観察で足首にGPSを付けられているローマンは、捕まったのが彼のせいと逆恨みしケンカを始めるが、罪の帳消しとGPSから逃れられる事で協力を決めた。


ベローンの元には、先のレースで会ったモニカが潜入捜査官として入り込んでおり、彼が腕のいいドライバーを欲しがっているとの情報を入れていた。

モニカと共にベローンの豪邸に行ったブライアンとローマン。
ドライバー候補が集まっている。
リトル・ハイチの警察施設に押収されている、フェラーリの中のものを回収するというのが採用テスト。
ブライアンとローマンは、チームで他の者たちをけん制しながら有利に目的地へ向かう。そしてフェラーリから紙包みを回収。


ベローンは二人に、フロリダのキースまで荷物を運ぶ仕事だと伝える。報酬は10万ドル。


用意された車に追跡装置が付いているので、次の車を手に入れるため、車を賭けてレースをする事に。
数キロの直線を1往復するもの。先行のローマンが相当遅れてからブライアンにチェンジ。ターンして引き返して来る相手にチキンレースを挑むブライアン。相手が避けてコースアウトする。

その間にUターンして追い付いたブライアンは僅差で勝ち、シボレー・カマロとダッジ・チャレンジャーをゲット。

パーカーが車の改造を引き受ける。

ベローンの招待でナイトクラブに行くブライアンとローマン。

その裏で、協力している地元の刑事が拷問されかかっていた。

腹の上にネズミを置きバケツを被せる。バケツを火で炙ると、ネズミは逃げるため腹を食い破る・・・刑事は服従を誓った。
FBIに、明日ベローンが飛行場へ行く事を伝えるモニカ。

当日。ブライアンとローマンは仕事が現金の輸送と知らされる。それぞれの車にベローンの手下が乗り込んでいる。
小さな集落の一軒に行き、手下がハンマーで壁を壊すと大量の札束が出て来た。それを袋に詰めてそれぞれの車に。


車は、マークされているランエボとエクリプス。当然の事ながら警察の追跡を受けて走る。例のE.S.Dを撃ち込まれ止まりそうになるランエボだが、ブライアンが身を乗り出してそれを抜き、パトカーに投げつけて大混乱させた。

一方FBIのマーカム捜査官は、先走ってキースの飛行場を急襲。
だがそこにベローンはいなかった。

巨大な倉庫に逃げ込んだブライアンとローマン。
倉庫はパトカーに包囲された。
シャッターが次々に開いて大量の車が出て来る。混乱する警察。

その中にランエボとエクリプスの信号を見つけて追跡が始まる。だが延々と走った後に捕まったのはパーカーと、最初のレースでピンク車に乗っていたスーキー。全てパーカーの手配。
本当の行先を指示されているのは、ブライアンの車に乗っているエンリケ。そこでクルーザーが待機している。
一方ローマンは一緒に乗っている男ロベルトを、車に装備した装置で外に放り出す。

クルーザーに連れられているモニカ。正体がバレていた。

ブライアンの到着を知って殺す様指示を受けるエンリケ。

ブライアンがシートを落とすスイッチを入れるが作動しない。
揉み合っているところへローマンの車が突っ込んだ。
エンリケは倒したが、二人の目の前でクルーザーが出航。


カマロに乗り船と並走するブライアンはローマンに「シートベルトを締めろ!」と叫ぶ。そして猛スピードで柵に突っ込んだ。
車はジャンプしてクルーザーの上に激突。

ベローンがライフルを向けるが誰かに撃たれる。

ライフルを取り上げるモニカ。

 

ベローンは警察に引き渡され、金も全て回収されてブライアンとローマンの前科は帳消しにされた。
マイアミで修理屋でもやるかと言うブライアンに「金がない」と言いながらベルトに挟んだ札束を見せるローマン。