遅いけど

昨年いろいろ文句を言ったノアの中堅がそのままリストラになった。

プラス、川畑と志賀。そしてマイティ。

あれだけ「引退したほうがいい」とか「クビにしろ」と言ってたわけですが、

実際にそうなってみると非常に寂しい。

でも仕方ないのもよくわかる。

菊地とか泉田とか、これからの人生大丈夫だろうか。

大きなお世話だろうが、心配になる。

（橋はまだ若いし多聞は仕事ありそうだし）

そして、伊藤の引退は残念。

これからの選手だったのに。

光がまったく見えない業界に見切りをつけた部分もあるんだろうか。

そうだとしたら、気持ちはよくわかる。

ノア、大丈夫だろうか。

最近よく思う。

とても良い体験

普段なら大嫌いな休日出勤だが、今日はわけが違った。

今日の取材先は何と、全日本プロレス道場！

自分が普段作っている雑誌はタウン情報誌なので

プロレス道場を取材することなんてほとんどないのだが

（時おり大日本を取材することはあるけど）、

今回鍋特集を担当することになり、無理やり

「プロレス道場のチャンコ鍋に潜入」ページを企画。

そんなわけで今回の取材となったわけです。

応対してくれたのは浜選手と大和選手。

と、リングアナの阿部さん。

合同練習はお休みの日だったので、

カズとかコーチ陣や大物はいなかったけど。

鍋の取材だったが、道場も見せてもらった。

90年代前半から使われている道場の大部分は、

昔は試合でも使われていたというリングがどーんと構える。

三沢も小橋も、ここであの「極限のプロレス」の土台を築いたのか…。

そう思うと、胸が熱くなった。

「よかったらリングに上がります？」とリングアナの阿部さん。

「いいんですか？」

「どうぞどうぞ」

「ありがとうございます！ボク、リングに上がるの2度目なんです。

中学3年生のとき、リング上の撮影会で馬場さんと一緒に武道館で写真撮ったんです」

「合格おめでとう撮影会、みたいなやつですか？」

「そうですそうです！」

「自分もその頃ファンだったんで行きましたよー。

このリング、たぶんその時のリングですよ」

え！！マジすか！！

大体90年代後半に使われていたリングらしく、

たぶんそうだろう、とのこと。

ドキドキしながら馬場さんの横に立った武道館のあの日から15年後、

まさかこんな離れた横浜の道場で同じリングに上がる日が来るなんて。

こういうことってあるんだなあと、感慨深くリング上へ。

15年経った今でも、やっぱりロープは硬い！イイなあ。リング。

その後は、チャンコ鍋を取材してレスラーたちとおいしくいただきました。

帰りには、レスラー用（というか馬場さん用）に作ったという

特大風呂も見せてもらい、思わず撮影。

めったにない、楽しい休日出勤であった。

しかし、大和選手はナイスガイだった。礼儀正しく、穏やか。

これまであまり日の目を浴びてないけど、すごい応援したくなった。

浜選手は二日酔いで最初機嫌が悪かったが、ユニークな人だったな。

武藤社長へのリスペクトがとってもよく伝わった。

久しぶりに全日も見に行こうかな。

どうする女子プロ

昨日はキオスクで週プロを買おうとしたら一瞬探せなかった。

なぜなら表紙が白バックに風香だったから。

前日に発表された風香の引退発表に合わせてとのこと。

来春に引退とのこと。まだ23歳。

ケガというわけでもなく、結婚でもない。

プロレスも5年半しかなってなかったらしい。

ずいぶんと長い間、女子プロレス界を牽引してきたような気もするが、

意外とレスラー期間は短かったようだ。

女子プロレス界には大きな損失だなあ。

女子プロレスの人気を一手に引き受けてきたような存在だったのに。

他の業界の人も「おっ」となるような、

引きのあるルックスを持ってることってやっぱり重要。どんなジャンルでも。

女子ゴルフなんて近年、それで注目されている部分もあるし。

女子プロレスなんて…どうすんの。これから。

栗原あゆみくらいでしょう。ある程度かわいいのは。

個人的には女子プロレスはほとんど見ないので

どうでもいいっちゃどうでもいいけど。

やっぱりプロレスという名前がついたものが廃れていくのは

見たくないなあ。

廃れていくほうに決め付けているように聞こえるかもしれないけど…

廃れるでしょ、確実に。廃れないプランを持っている人がいたら、

すぐさま女子プロレス界に身を投じて助けてあげてほしい。

しかし、試合でもない女子の単体での表紙なんて、正直記憶にない。

風香の単体表紙でも売れると判断されたからだろうし、

そういう存在だったんだってことでしょう。あー残念。

でも、表紙の風香の写真は今まで見た風香の写真の中でも

指折りにかわいくなかったと思った人は俺のほかにいるだろうか。