表現者に載らなかったみたいなので、公開
初めまして。この度、表現者-クライテリオン-の発行をお慶び申し上げます。
読者からの投稿を募集されているとのことで、早速つたない文章でありますが投稿してみようと思いたちました。
さて、私はアラフォーのしがない一人暮らし歴が約23年ほどの独身男でございますけれども、全くの庶民でもありますので外食よりは自炊が必然的に多くなります。母からは「自分でご飯も作れないのは一人前とは言われへん」と育てられましたので、家庭料理でしたらお茶の子さいさい。自炊歴も一人暮らし歴と同様の23年程度となります。
昨年11月から野菜の高騰が始まったのはスーパーを利用される方、自炊をされる方はご存知かと思いますが、それと同様に1つ気になっていることがあります。
どうも外国産の野菜が徐々に増えてるんじゃないか？と感覚として感じるわけです。冷凍野菜は主に中国、もしくはエクアドルや台湾、タイですが、それだけではなく生野菜も外国産が増えているように思います。
恐らく野菜の高騰にともなって、国産よりも外国産のほうがコストが安いというのが原因なのだと思うのですけれども、業務用スーパーなどで特に顕著に増えてきている気がします。正直なところ、中国産というのはどうにも抵抗がありまして国産野菜を出来る限り買うようにしているのですけれども、これもグローバル化とやらなのでしょうか。
昨今は政治の世界では農協改革だとか農業に移民を入れるだとか、つまりは何か改革をして競争させて、競争によって農業が強くなるのだ！というような論が流行っておりますが、競争の結果として日本の農業が敗れたら国産野菜や安全な食品の価格は、例えば国産牛肉のようにブランド化するしか生き残る道がないんじゃないか？と思うのです。
とすると、我々のような一庶民にはたまのご馳走としてしか食べられなくなり、多くの野菜や食品は将来的に外国産になるかもしれない、などと思うと暗澹たる気持ちになります。
食は人間の健康のみならず暮らしの基盤でもあるわけです。それを果たしてコストカットや効率、売り上げといった物差しだけで外国に依存して良いものか？
農家の高齢化、跡継ぎがいないなどの問題はひとえに儲からない、という一点に集約されているわけで、では日本の国土でアメリカのような大規模農業が可能か？というと国土条件としては非常に厳しいわけです。
しかし国家とはそもそも企業ではなく、国民の生活や暮らしを守るものでしょう。とすると改革や規制緩和、競争といった解決策ではなく、むしろ国内農業の保護にこそ重点を置くべきではないだろうか？と思います。端的にいえば国策として補助金や保護によって、農業を儲かる産業にすれば若い人たちも農業に興味を持つでしょうし、また農作物を食べる私達庶民にとっても安心が得られると思うのです。
こんなことを主張しますと「既得権益が！」「農家は保護されすぎている！」などの根拠のない反論が来るわけですが、実態で言いますと日本の農業は欧州やアメリカよりも保護されていないし、国産野菜を食べたいという思いが既得権益であるはずがない。そもそも既得権益自体が悪者扱いされているのも、大変に疑問の余地があるのですが。
母の言葉、「自分でご飯も作れないのは一人前とは言われへん」は現在の日本にも当てはまるんじゃなかろうか？そんなことを少しだけ思いつつ、今日も今日とてスーパーにて国産野菜とにらめっこしております。
P.S
今日もジムに行ってまいります。ようやく、小マシな体になってきました。あと・・・焼いた(笑)日サロで(笑)
かなりゲイ受けする体になったのでは・・・・モテモテ？と只今勘違い中。
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