経世済民のおさらいと復習 | 反新自由主義・反グローバリズム コテヤン基地

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経世済民と経済とエコノミー

 経済の語源となっている経世済民、これはいかような意味か?「世を經(おさ)め、民を濟(すく)う」という中国の古典に出てくるものが語源となっております。日本でいうところの「民を安んずる」という表現が「経済」というものの根源と考えて良いでしょう。

 では経済を英語訳するとeconomy(エコノミー)ですがギリシャ語で「家の秩序」(オイコスとノモス)が語源だそうです。この場合は国”家”の秩序、というわけです。

 そして秩序とは「衣食住足りて礼節を知る」とも表現する通り、衣食住が満ち足りていることがその前提条件にあるでしょう。やはりこちらも「民を安んずる」ことが本来の意味といえます。

※仮定の秩序、平穏を得るためには家庭が豊かでないとなかなか難しいですからね。

 

 「民を安んずる」とは直感的に「政治が大きな関与をする」と理解可能です。

 そこで新自由主義・グローバリズムのイデオロギーを思い出してみると「小さな政府」「自由競争での”自動的な均衡”」などであり、これは「市場原理を重視して、政治の介入は最小にする」というわけで、新自由主義などが「経済学」であるとするのならば、彼らは「市場原理が秩序と平穏をもたらす、豊かさをもたらす」という”革新的発想”を持っていることになるわけです。

 政治という道徳的行為の介入なしに、市場が神の見えざる手とやらで自動調整されるという教義はすでに破綻の兆しを大いに見せており、逆説的ですが”経済”学とは到底いえない、という風に表現できるでしょう。

 

 聖書には「人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つの言葉による」とありますけれども、これは「パンという物質だけで人は生きていけるわけじゃなく、神様の言葉に養われる(道徳や文化等々の精神的活動が大事なんだよ)」という意味なのだそうです。

 精神的活動、つまり道徳的行為の最たるものは何か?政治であろうと思います。・・・本来はね?

 とするとじつは新自由主義・グローバリズムという「物質的活動のみを重視して、それ以外を軽視した学問もどき」は同時に「背徳的、非道徳的イデオロギーである」とも解釈可能です。

 ま、私は別にキリスト教徒ではありませんけどね(笑)

 

 本日は古典からの表現や言葉などで、少々「経世済民」つまりは「経済」の本来の意味をおさらいしてみました。

 経済とはその本来の意味は「物質的にも精神的にも、国民みんなで豊かになろうぜ」というような話であった、決してバカバカしい「プライマリーバランス」などという数字の話ではなかったということがお示しできたら幸いです。

 

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本日の男の料理 漬けマグロ丼

 本日はさっと作れて食べられる漬けマグロ丼。これと味噌汁を食べると「日本人に生まれてよかった!」と思えちゃう不思議(笑)

材料

  • ご飯
  • マグロ
  • 醤油
  • 日本酒
  • わさび

調理手順

  1. 日本酒1を火にかけてアルコールを飛ばして、火からおろしたら醤油1を入れて粗熱を取ります。
  2. 1の漬け汁が冷めたら適当な厚さにカットしたマグロを入れて15分ほど漬けにします。
  3. ご飯をよそって2の漬け汁を適量かけて、マグロとわさびを盛り付けたら出来上がり!

 サクごと漬けにするならば時間がかかりますが、刺し身にしてから漬けにするなら結構早く出来ます。漬け汁にわさびを少々溶いておくのも大変よろしいです。

 

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