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85%が「景気回復の実感がない」
安倍内閣 支持率は?調査日 2017年10月14日,15日 定期調査(TBS)
景気回復の実感はある？
アベノミクスと呼ばれる安倍政権の経済政策によって実際に収入が増えるなど、あなたは、景気回復の実感はありますか、ありませんか？
実感がある 12% 実感はない 85% （答えない・わからない。） 3%
2017年の10月の調査なのだそうですけれども、2ちゃんねるまとめサイトで少々話題になっておりましたので取り上げました。さて、この調査によりますと85%もの国民が「景気回復の実感がない」と答えているそうです。この結果からいくつかの推論が可能であり、帰結としては「そもそも景気回復なんぞしておらず、不景気が継続中だから」ということになるでしょう。
これは毎回書いておりますことで面白みがないので、今回はこの調査から読み取ることが可能な推論について書こうと思います。
上位10%vs下位90%の格差の問題
アメリカでも「上位10%に富が集中し、ボトム90%の所得が30年に及んで増えていない」という現象はあまりに有名です。これは至極当然の話で、小さな政府や規制緩和、自由貿易などのグローバリズム的政策の帰結として「自由競争の結果、弱肉強食になった」「従って替えのきくボトム9割の庶民の所得が上がるはずはなく、中間層が没落していった」というわけです。
さて、TBSによる調査の結果としては1割ほどの人が「景気回復の実感がある」と答えておりますが、奇しくもこれは「上位10%の人たち」という話と重なりはしませんでしょうか？
つまりは日本経済のアメリカ化がどんどんと進んでいる、というわけでしょう。
政治と経済学の力学的問題
アメリカの政治というのはロビイストなどが蔓延り、金に物をいわせたマネーゲームと化しているようです。有名なオバマ元大統領への献金額は2期目に大幅に上がっており、その殆どが超富裕層からの献金だったといわれております。そして結果としてオバマはもともとはNFTAにも批判的だったにも関わらず、TPPという「NAFTAの拡大版」をすすめる結果となりました。
現在の主流派経済学というのはとりわけ富裕層に大して有利に(少なくとも短期的には)働き、そしてその富裕層は経済学という「権威」とマネーゲームでその国家の政治を牛耳るということになるでしょう。
また注目するべき点は富裕層や大企業、グローバル企業がメディアへの広告主であるという事実です。トランプ大統領の当選に対して米メディアの殆どが批判的でありましたが、なぜそれほどまでに批判的であったか？という理由として「反グローバリズム的な政策を掲げている」というのも大きな要素であったでしょう。
つまりは富裕層、大企業にとっては好ましくない、従って富裕層や大企業を顧客とするメディアにとっても好ましい大統領ではない、なのでさも「社会正義や経済学」を振りかざして彼を攻撃したとも解釈可能です。
私はトランプ当選の前日に「トランプが当選する可能性が高い」との記事を書きましたが、世界中のメディアでは「トランプが当選なんかするはずがない」という意見が主流だったのも、このようなバイアスと力学が働いていたからと考えると辻褄が合います。
さて、このような「メディア、経済学、富裕層、そして政治」のマネーゲーム的力学は恐らく日本にももう働いていると見て良いでしょう。そして恐ろしいのは、このマネーゲーム的力学は一度進んでしまうと容易に抜け出せないというところです。アメリカはトランプという大統領を生み出して抜け出したかに見えますがまだまだどうなるか？
そして日本は1990年代までの「生産力、供給力、インフラ」などの貯金を使い果たし、これからこのような「大本営発表による景気回復と緊縮財政」が繰り返される限りますます厳しい状況になるかもしれません。
一刻も早く国民が「プライマリーバランスという呪い、緊縮財政という呪い」から解き放たれることを祈っております。
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本日の男の料理 マグロとろろご丼
夕食のメニューはマグロとろろ丼、えのきと白菜の味噌汁、インゲンの胡麻和え、ビンチョウマグロの刺し身と皮の焼霜です。
最近は近くのスーパーでビンチョウマグロのブロックがグラム128円で売られておりまして、マグロは良質なタンパク源であり大変好きな魚ですのでよく買っております。それでマグロとろろ丼。
材料
- ご飯
- マグロ
- 山芋
- 鰹出汁
- 塩
- 薄口醤油
- わさび
- 醤油
調理手順
- マグロは適当に刺し身にカットします。山芋はすりおろして、山芋3に大して鰹出汁1、塩適量、薄口醤油少々を入れて混ぜてとろろを作ります。
- 丼にご飯をもってとろろをかけて、鮪の刺身を敷き詰めて、小皿に醤油とわさびを用意したらマグロとろろ丼のできあがり！
衣は固めに仕上げるのがコツです。鶏の肉汁でボールで混ぜると柔らかくなりますから。