閣議決定とは?連発する安倍政権の罪 | 反新自由主義・反グローバリズム コテヤン基地

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意味がわからない閣議決定

 先日の進撃の朝刊にて紹介されていたニュースが以下。

内閣官房参与と前川氏の面会「確認できず」 閣議決定(朝日)

 政府は9日の閣議で、学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設問題をめぐり、同学園理事で内閣官房参与に就いていた木曽功氏が昨年4~9月、当時の前川喜平・文部科学事務次官と面会し、獣医学部新設について話した事実は「確認できない」とする政府答弁書を決定した。木曽、前川両氏はいずれも朝日新聞の取材に面会と会話の事実を認めていた。

 ちょっと意味がわからない人のために説明すると、前川氏と木曽氏が「え?俺らその時期に面会したで?」と証言しているものを、「政府としては確認できない、従って論点ではない」と閣議決定したのです。

 まず閣議決定とは何か?ネットで引いてみますとこうです。

 

内閣としての意思決定閣議決定といい、内閣総理大臣は、閣議決定に基いて、行政各部を指揮監督する。 また、本来は主務大臣の管轄事項だがその重要性にかんがみ閣議に付され閣議として意思決定をおこなったものを閣議了解と言う。 閣議の意思決定は出席した閣僚の全員一致を原則とする。

 つまりわかりやすく言うと「前川氏、木曽氏の面会は当人同士が証言しているが、しかし政府としては確認できないので無視する、という意思決定をした」ということです。

 そしてこの「確認できないので無視する」という行為を「各行政機関はそいういう方向で調整しなさい」という話なのです。おいおい・・・。

 

 もう少し端的にいうと、そのような事実を認めてしまうと政権が不利になるので、行政機関は認めないようにしなさい!という訳です。認めてないのだから、そのような面会事実の文書も探さなくて宜しい!なぜなら確認できないからだ!という話で、ちょっとなに言ってるのか分からないのですね。

家庭で例えてみよう

 年頃の娘さんに彼氏が出来たとします。お父さんは認めたくありません。目に入れても痛くないほどかわいがっていた娘に彼氏だって!お父さんは認めません!となったとしましょう。

 しかしある日、彼氏と娘さんが「うん、わたしたちあの日にあってたよ?」と証言します。お父さんは「そのような事実は『お父さんからは』確認ができてない!」と閣議決定するわけです。

 

 この物語なら「娘に甘くて溺愛しているお父さん」ですみますが、いやしくも内閣総理大臣が自身の疑義において、自身の保身のためにこのような閣議決定をするというのは、あまりにも政治の品性、品格、常識、モラルを貶めるものである!といえるでしょう。

そもそも=基本的に、の云々(でんでん)総理

 そいういえば少し前には「そもそも=基本的にという意味の答弁書」を「閣議決定した」なんてニュースも流れました。

 ちなみにジャーナリストやらいろいろな人が、いろいろな辞書を引いたのですが、そもそも(土台)言葉の意味が違うので、そのように定義している辞書がそもそも(土台)あるわけがありません。

 このように言葉の意味を捻じ曲げる云々(総理によると『でんでん』)に閣議決定を使うというのは間違いなのです。

 

 今回は言葉の意味を捻じ曲げるのと同じベクトルで、事実を捻じ曲げるために使われたわけですね。

 

 麻生総理の時の漢字テストは「え、読めないものもデンデンあるよ!」と思ったのですが、総理の言葉遣いが今回はそもそもおかしいのです。

 総理に言わせると総理は「国会の長」なのだそうですが、いやしくも行政の長がまともに言葉を使えない、従って言葉が使えないとは思考がお粗末という話であり、これはかなり問題なのです。

国策ニート総理のお出ましだ!

 我が国の現在の総理は困ったとこに、加計学園の獣医師学科で供給過多にして「自由競争だ!獣医師になれなくても自己責任!」とか、もしくは移民でも同じような思想(が総理にあればの話ですが)で政策を進めます。

 あたかも「自由競争でサービスの質が良くなるのだ!」と言っているようです。

 しかし結果としてこれは、例えば弁護士や行政書士が供給過多になり、喰っていくのが難しくなった状況を、獣医師でも生み出すでしょう。つまりこれが「国策ニート」でございます。

 

 しかし総理、そうだとすれば我が国の政治のサービスがどんどん劣化しているのは、ひとえに政治に競争原理が働いていないからなのでしょうか?

 なにせ安倍総理、貴方のような言葉がいい加減で、家柄だけのボンボンが総理に上り詰めて長期政権を維持できるくらいなのですから。

※実際は小選挙区制でビジネス的な競争原理が働きすぎ、故に内閣や与党の会社化が進みすぎたためと思われます。

 

 我が国日本は言霊の国と言われますが、政治がこのようにいい加減な言葉遣いをしている限り、我が国日本はますますの停滞、凋落を余儀なくされるでしょう。

 日本語という”国”語を大切にしない反日政権は、即刻退陣するべきなのだと思います。

 

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本日の男の料理 ローストビーフ

画像は下記のレシピ以外に、シーズニングスパイスをローストビーフにふりかけております。中央のサラダはキャベツの千切り、カイワレ、胡瓜の千切り。ローストビーフに巻いて食べる用です。

 

 先日のピザと一緒に作ったローストビーフ。低温調理でさっと作ってみました。手間は殆どかからず、時間がかかるレシピです(笑)

 ソースもシンプルに作りました。

材料

  • 牛ももブロック
  • 塩・胡椒
  • ガーリックパウダー
  • 醤油
  • 日本酒

調理手順

  1. 牛肉に塩コショウを強く当て、フライパンで表面を焼きます。
  2. 1をラップでくるんで、ジプロックの空気をできるだけ抜いて入れます。(ボールに水を張って、ジプロックの入り口を出して空気を抜くとやりやすいです)
  3. 出来るだけ大きな鍋を火にかけて、温度計で70度になるまで水を熱します。70度になったら2を入れて蓋をして放置。60度以下まで下がったら再度70度まで加熱。これで1時間半ほど。
  4. ジプロックから牛肉を取り出して、出ている肉汁をフライパンに入れ加熱。沸いたら塩、胡椒、醤油で味を整え、日本酒を少々いれて煮詰めてソースの出来上がり!
  5. 3を薄めにスライスして、ソースをかけて召し上がれ!

 牛肉の最適な温度は55度~63度あたりだそうです。こだわるならこまめに温度調整をした方が美味しいと思います。牛肉は表面さえ焼いておけばOKなので、温度は結構適当でOKです。豚肉が一番面倒くさいです(笑)

 豚肉の場合は63度で30分が最低条件になるので、こまめに温度調整をする必要があります。

 私は面倒くさいので70度まで一気にあげますが(笑)

 

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