本日は「中国も韓国も反日だけど、そして左翼も反日かもしれないけど、でももっと深刻な反日思想が日本全体を覆っている」という事実を書いていこうと思います。
実際にこの反日思想は反日であり反アメリカであり、反イギリスであり反国家の思想といえますが、それが「新自由主義」だとか「グローバリズム」だとか呼ばれるものです。
何故か?
グローバリズムとは「ヒト・モノ・カネ」が国境を超えて自由に移動する、つまり国境の希薄化と言えますが、領土、国土、境界線が「国家のパワーの源」と捉えると、必然的に国家を弱くしていきます。主流派経済学が「小さな政府!」と唱えるのも、究極的には「国家を弱体化しろ!」と言ってるのと変わりはありません。小さな政府=政府の権限を最小にして弱くしろ!干渉するな!ですね。
そして「小さな政府」のもとで粛々と緊縮財政と均衡財政をして、外交と警察だけしてりゃいーんだよ!というのが彼らの主張ですが、資本主義を観察してみた場合にこれはおかしい。
何故なら資本主義とは「債務を増やすことによってのみ、経済成長が出来る仕組み」だからです。
民間企業が債務を増やし過ぎたらそれはバブルとなり、いずれ弾けます。では貨幣を発行する主体が債務を増やすしか日本の成長する手段はない。
そして経済成長してGDPを増やして、それによって軍事費を増やしたりして国防を高める、こうしないと相対的に中国や韓国に対する抑止力が得られない。
ところが新自由主義者、グローバリスト、主流派経済学は「それはダメだ!」と言う。これは控えめに言っても「日本弱体化思想」ですし、最大限に言うなら「国家否定の無政府主義者」でしょう。つまり反日思想である!と断言が可能です。
ではこの新自由主義なる反日思想、どういった政策として出てくるか。最初に書いた「ヒト・モノ・カネ」の移動の自由化、そのために必要な政策、均衡財政、プライマリーバランスといった政策で実現されるわけです。
大まかに書くと「規制緩和」「構造改革」「◯◯改革」「緊縮財政」「プライマリーバランス」「移民推進」「さらなる自由貿易」「関税自主権の放棄」「金融政策の自主権の放棄」「財政政策の自主権の放棄」といった形です。
上記のような政策が進められると、日本の国力は衰退することは間違いありません。現に1998年以降で財政出動をしたのは小渕総理、麻生総理の2回だけでして、他はすべて緊縮財政した結果、日本はデフレに突入してほとんど経済成長していない。
かたや隣の中国では毎年7%程度の経済成長で、軍事費に差をつけられたわけですね。中国のGDP比での軍事費は世界平均の2.5%より少ない1.9%程度と言われていますが、それなのに3倍の差をつけられているのは「日本が経済成長しなかったから」です。
この元凶が「新自由主義」「グローバリズム」という「反日思想」にある、というのは断定可能です。
経済は軍事、国防、安全保障、外交、日本人の生活、こういったものに循環的に作用します。こうやって我々日本人は「デフレで弱体化した日本」というコップの中で、徐々に衰弱させられたと見て間違いないでしょう。
奇しくも嫌韓が始まったのは2002年の日韓ワールドカップの頃が起点であり、1998年からのデフレ、新自由主義、グローバリズムから「目をそらすための手段」として働いてしまいました。
中国、韓国という「非常にわかりやすい反日」の裏では20年間、新自由主義・グローバリズム、もしくは主流派経済学という「反国家、反日思想」が着々と進められてきたわけです。
韓国の歴史捏造や態度、中国の軍事拡張や政治体制。確かに嫌なものです。私だって別に韓国も中国も好きじゃないし、むしろ料理以外は嫌いな部類と言っても良いでしょう。
しかしわかりやすい外敵を叩いている間に、日本が自壊しようとしている事実には目を向けねばなりません。
彼ら「新自由主義・グローバリズム」もしくは「主流派経済学」は「クニノシャッキンガー」などと言いながら、着々と日本を弱体化させてきたわけです。
そうしてこの思想は「経済学」という権威をかさにきて、政権中枢にまで、マスメディアにまで、そして日本国民の意識にまでもはや入り込んでいます。
その証拠に1998年以降ほとんど財政出動という「日本国家の力で日本を成長させる」という手段は出来ていないし、出てくるのは構造改革、規制緩和、緊縮財政ばかり。
1998年~2016年までこの流れは続いており、郵政は民営化され、農協は解体の危機、労組は国際競争力の名のもとに弱体化、延々と続くデフレ、大阪都構想などの構造改革、もしくはプライマリーバランス目標などの政策、消費税増税、移民推進と、とどまることを知らないでしょう。
「主流派経済学」「グローバリズム・新自由主義」という「反国家・反日思想」が日本に溢れかえっている、その現実をぜひとも見つめてほしいと思います。
P.S
ちなみに私、経済学に騙されないために経済学を少々勉強しました。
主流派経済学の矛盾点の指摘は、多少勉強した者にとってはさして難しい話ではありません。
経済学は延々と「市場がこうであったら・・・こうであるはず!」と小難しい数式を用いて誤魔化しますが、経済学の中に社会科学的な視座がない、他の社会科学との交流を拒み続けている、これだけで反証可能と思っています。
経済とは人の営みであるにも関わらず、他の社会科学の視座がないなんて!と驚かれるかもしれませんが事実です。
そもそも主流派経済学から「国民」という言葉を聞いたことも見たこともありません(笑)
これがどういう意味か?反日左翼が嫌いな方なら「理解可能」ですよね?
P.SのP.S
今日はかなり煽った記事ですね(笑)でもまぁ事実に反することは書いてませんしOKでしょ。
私、たまにアジりたくなる病気なんでしょう(笑)
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本日の男の料理~アスパラベーコン巻き~
はい、簡単に作れる、お弁当のおかずにも見栄えが良い、ご飯がすすむと三拍子そろったレシピですよっと。
材料
・ベーコン
・アスパラ
・サラダ油
・塩
・醤油
・日本酒
1)アスパラは根元の方は皮が硬いので、ピーラーでさっと剥いてから茹でます。茹で汁には塩少々。根本からお湯に入れてくださいね。
2)アスパラをベーコンでくるくる巻いて、フライパンにはサラダ油を入れて熱して、巻いたものをフライパンに投入。軽く焼き色がついたら日本酒、醤油を少々入れて全体に回るようにして出来上がり!
あとは適当な長さにカットして食べてくださいね。
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