46歳の夫は悪性脳腫瘍(膠芽腫)で手術をしてから現在、約1年5ヶ月目。手術の後遺症で認知症を発症して寝たきりです。

 

かたつむりここまでの経緯

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闘病1年5ヶ月目 

 

朝起きて夫を見に行く時、

 

いつもどきどきする。

 

目を開けなかったらどうしよう・・・と。

 

寝息を立てて寝ている姿を確認すると、

 

「今日も生きていてくれてありがとう」と思う。

 

声をかけなかったらずっと寝ているし、起きていても目を瞑っていることが増えてきた。

 

 

 

私が朝バタバタしてイライラしながら、「あ〜洗濯物干してなかったー!!」と叫ぶと

 

寝ていると思っていた夫が「ほすって!!」と突然叫んだチュー

 

目をつむっていても、家族の様子を感じてくれて自然と自分もまざってくれる夫が愛しい照れ

 

「愛しい」「愛している」という言葉よりも、

 

もっと深い想いはどう表したら良いのだろうと、

 

ずっと考えている。

 

夫のおかげで「介護」という貴重な体験をさせてもらって、

 

新しい世界を見させてもらっている。

 

 

もう夫は昔の自分がどうだったかなどこだわっていない、

 

曖昧になっているかもしれない。

 

そしてもう私の名前を呼ぶことはほとんどない

 

時々、私のことは奥さんではなく、

 

今いる場所も自宅ではないと感じる夫。

 

私が想いを伝え続けるのは、もしかしたら重いかな?うっとうしいかな?と思ってしまう。

 

私が想いを伝え続けるのは、結局は自己満足なのかな。

 

 

 

 

 

 

UMAくん 夫の異世界語録 UMAくん

 

「国立競技場は、うーん、多分ジャマイカ」

真顔(国立競技場は何区にあるっけ?という話をしてたとき、の夫照れ、、、遠いなっ!

 

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重度認知症の夫が発する言葉は、いつも謎解き。それを私は「夫の異世界語」と心の中で呼んで、和ませてもらっていますチュー夫の一言一言が愛おしく大切です。

いつか夫がいなくなって、涙が止まらなくなった時、これを見て笑顔になるきっかけにしようと思っています。

重度認知症の夫との会話は、謎解き >

 

 

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