45歳の夫はなんの前触れもなく、2023年2月13日ごろから急に食べなくなり、話さなくなり、2月28日に救急搬送されました。

 

かたつむりここまでの経緯

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20232月16〜3月13日 <抗がん剤治療8クール目> 手術から12ヶ月

 

夫の病気が判明して緊急手術をしたのは2022年の3月1日。

 

その20日後には息子の幼稚園の卒園式があった。

 

その翌月の4月には小学校の入学式があった。

 

そして1年後の2023年3月には娘の中学校の卒業式、4月には高校の入学式。

 

子どもの成長を一緒に喜び、子どもの晴れの日を一緒にお祝いするはずの夫は、いなかった。

 

「俺も式に出たかった」

 

病気になる前の夫だったら、そう悲しんだかな

 

 

今の夫は・・・ あまり興味なさそうに見える。

 

子どもの歳がわからないので、ピンとこないのかもしれない。

 

「卒業したよ!!」「入学式だったよー!!」とはしゃいでいるのは、私と子どもたちだけ。

 

夫に報告しても、目をつむったままうなずくか、そーなん?と言うだけ。

 

おめでとうと言う言葉は出てこない。

 

子どもは、お父さんに祝ってもらいたかっただろうか。

 

 

 

子どもの門出の行事がたくさんあるこの時期に、なんで夫は病気になってしまったのだろう。

 

娘の受験のサポートも大変だった。夫に支えてほしかった。

 

無事受験を終えて、入学の準備や手続き、全ての行事を1人でこなした私の苦労を、

 

夫、少しはわかってる?

 

 

 

きっと、そばで見てくれてたよね。

 

 

 

 

 

 

UMAくん 夫の異世界語録 UMAくん

 

「俺の足の下半分、どこ?」

真顔(こわいこわいガーンちゃんとついてるよ!!)

 

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重度認知症の夫が発する言葉は、いつも謎解き。それを私は「夫の異世界語」と心の中で呼んで、和ませてもらっていますチュー夫の一言一言が愛おしく大切です。

いつか夫がいなくなって、涙が止まらなくなった時、これを見て笑顔になるきっかけにしようと思っています。

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続きは5月2日(木)19時30ごろ更新します!

「夫、10日かけて娘へ手紙を書く」