ここまでの経緯
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2023年2月16〜3月13日 ＜抗がん剤治療8クール目＞ 手術から12ヶ月
抗がん剤治療8クール目の入院が始まった。
夫が不在の間、9〜15時くらいまでは抗がん剤治療の見守りにがんセンターへ行かないといけないけど、
それ以外は自由な時間なので、「ゆっくりしてね」とお義母さんたち言われるけど
入院している1週間は本当に忙しい
いつも夫がいたらできない用事や仕事をめいいっぱい詰め込むから。
子どもたちとどこかへお出かけできるのもこの1週間のみ
今回は、夫の医療費について確定申告をやってしまおうと決めていた。
初めての試みで、全く何もわからなかったからネットで調べまくるところから
ややこしくて面倒くさくて途中投げ出しそうになる
市役所で相談会があるらしいけど、夫の入院中の日程には合わなかった。
とりあえず税務署の相談受付の予約を取る。
予約日までに、夫の病院・介護にかかったすべての金額を月ごとにエクセルでまとめた。
がんセンター
訪問看護（排便コントロール・訪問リハビリ）
訪問診療（月1回主治医）
調剤薬局（栄養剤・薬の処方）
ショートステイ（月に1回1泊2日）
ヘルパー（毎朝30分）
訪問入浴（週1回）
福祉用具
介護タクシー（月1回 往復）
おむつ
訪問理美容（半年に1回）
この他にもパジャマのレンタルや色々あるけど、
申告できるものとできないものがよくわからなかったのでそれは除外した。
あと、病院を退院した8月ごろに夫が入っていた医療保険の方の保険金を請求して、
お金をもらっていたので、その辺の資料も税務署に持っていった。
夫の会社から出ている補助金みたいなのも正直よくわからないので、とりあえず持って行った。
税務署のホームページに医療費の入力フォームがあったけど、何をどこまで記入したらよいかわからなかったので、
とりあえず相談の日に聞きながらやろうと思った。
マイナンバーカードはあるけど代理でやる方法がわからない
とりあえず「IDパスワード方式」で申請を進めた。
まず、税務署に予約の時間に行ったけどすでに並んでいて30分ほど待たされる。
自分の番が来て1人ずつ仕切ってあるブースに案内されて、巡回している係の方に状況を説明した。
夫の場合は、病気の手術や入院に対しての保険金をもらっているので、
急性期の病院やがんセンターでの支払いに対しては申告はできないとのことだった。
病院以外の訪問看護・介護の部分での支払いの合計金額をフォームへ記入していく。
オムツ代に関しては、事前に病院の先生から「おむつの使用許可申請書」みたいな書類を
出してもらっていたのでそれを添付した。
結局この後も2度相談に足を運んで、やっと無事確定申告が終わった。
すごい混雑で、本当に疲れた。
医療費控除分でかえってきたのは4万くらいだったが、やってよかった。
夫の異世界語録
「クッキーは誰が買ってくるのか聞いてみて」
（夫は今大学時代に戻っていて、サークルのみんなでワイワイしてるのかな？そんなノリでした
）
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重度認知症の夫が発する言葉は、いつも謎解き。それを私は「夫の異世界語」と心の中で呼んで、和ませてもらっています
夫の一言一言が愛おしく大切です。
いつか夫がいなくなって、涙が止まらなくなった時、これを見て笑顔になるきっかけにしようと思っています。
続きは4月30日（火）19時30ごろ更新します！
「車椅子でテレビを10時間見る」
