45歳の夫はなんの前触れもなく、2023年2月13日ごろから急に食べなくなり、話さなくなり、2月28日に救急搬送されました。

 

かたつむりここまでの経緯

クローバー病気発覚、緊急手術までのお話は→こちらのカテゴリ

 

脳腫瘍が見つかった。嘘でしょ?

病名発覚。平均余命は14ヶ月

手術後、家族の写真を見てもわからない夫

ついに夫が喋った!! 1ヶ月ぶり!!

再び食べなくなった。生きることを諦めたの?

歯ぎしりと独り言が止まらない。悲しい日々

2023年6月18日 手術から3ヶ月19日

 

リハビリ病院に転院してから1週間。

 

今日も面会へ行くと、車椅子に座ることができて、1時間ほど座っていることができた。

 

「一緒に家に帰ろうね」「またお出かけしようね」

 

というと頷いてくれたりして嬉しかった照れ

 

今日は立つリハビリも付き添った。

 

2回ほど立ったけど左足は床についていない。すごく疲れるらしい。

 

でも、リハビリをしていること自体が進歩!感動!!スタッフさんに感謝おねがい

 

 

 

そして、夫の誕生日が近いため誕生日お祝いケーキについての話題も振ってみた

 

「誕生日、何か欲しいものある?」

 

「・・・えん」

 

「ん??」

 

「さんえん・・・ほしい・・・」

 

「え?!3円?!」

 

夫よ、3円で何が買えるかな・・あせる 何も買えないと思うっガーン

 

本当は何を言いたかったんだろう?

 

 

「3円でなんか買う?」

 

「なんも・・・買わない」

 

そう言ってうつむいてしまってそれ以上会話が続かなかった。

 

 

 

夫は、今、重度の認知症のような状態で、過去の記憶だけでなく

 

モノの名前なども度々他のモノに置き換わっている状態だ。

 

「さんえん」は本当は何か違うものを意味していたのか、3万円が3円になったのか

 

 

 

夫の誕生日当日は、子どもたちと私でハッピバースデーの歌を歌った動画を作って

 

病室へ置いてある携帯へ送った。

 

携帯へ送った動画は、スタッフさんが気付いてくれたタイミングで夫に見せてくれる。

 

運よく夫の誕生日の日に夫に見せてくれたみたい飛び出すハート

 

去年はみんなでご飯を食べに行って写真を撮ったよね。

 

その写真を見ながら「嘘みたい」と思わずにはいられなかった。

 

 

 

夫は時々、麻痺がある左側は重たく感じるみたいで、

 

時々何か幻覚や幻聴が聞こえるので左側を向いて叫んでいることが多いらしい。

 

右目は開けることはなく、左目の一部分が見えている状態。

 

その日、黄色い服Tシャツを着ていた私は

 

「私見える?何色の服を着ているかわかる?」

 

と聞くと夫は「あずきいろ」と答えた。

 

 

 

 

続きは3月27日(水)19時30ごろ更新します!

「おいしい」の一言がこんなに良い響きだなんて

 

    

 

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