2023年6月14日 手術から3ヶ月15日
2ヶ月の期間限定で入院することになった回復期リハビリテーションでは、
毎日専門のスタッフがリハビリを本格的にやってくれるのだが、夫の場合は気分にムラがあるので、
1日何もできない日もあるみたいだった。
それでも、さすがプロのスタッフの方達!!
気難しい夫にもうまく声をかけていただき、
車椅子に乗れる回数も増えてきて、おだやかに言葉を発している時間も少しずつ増えてきた。
日中の様子をスタッフの方に聞くと、
独り言は、やはり毎日あるみたいで、時々幼い子になっている時もあるという。
でもそれを決して否定的に言うのではなく
「脳のご病気ですからね。
ご自身なりに、ご自身の世界を過ごしていらっしゃいますよ。
優しいご主人本来の性格も会話の中に見られますよ。」
と言われて、なぜかものすごく安堵というか、この病院でお世話になることができて心からよかったと思った。
独り言や拒否を「ご主人の意思で」「現状が受け止めきれていないことからの拒否」
とか言われるのがいつも辛かった。きつかった
このスタッフさんに、病気のせい、とはっきり言ってもらえて、わかってもらえてとても嬉しかった
6月は、祖父、夫、長女の誕生日がある。
まず養父の誕生日&父の日が近づいてきたので、何か少しでも夫からの動画メッセージが撮れないかと
面会時に奮闘していた。
夫は車椅子に乗っても、あまり首を持ち上げることができず、いつも下を向いて目をつむっている。
一生懸命話しかけて、前を向かせながら、やっとメッセージを促すことに成功した
「おやじ・・・ はやく・・・ しぬなよ」
ひとことだけだったけど、渾身のメッセージ
それは、自分だよ!!夫よ、死なないでよ!!
と心の中で突っ込んだ。
メッセージを聞いた養父も、涙しながら
それはお前だよ、と言いたかったと
続きは3月26日(火)19時30ごろ更新します!
夫、誕生日は「3円欲しい」