屋久島道中チャリ栗毛 (7) ~九州上陸~
つづきをどうぞ・・・。
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朝を覚ましても海の上でした。
午前9:00頃だったかなぁ?宮崎県志布志に到着しました。
ついに九州上陸です。
フェリーから下船すると、早速、自転車の組立て作業の開始です。
慣れない作業でしたが、
それでも、2台の自転車を仕上げるのは1時間程掛かりました。(
さぁ、自転車旅行の始まりです!
実は私この旅行の1ヶ月程前から自転車走行の秘密特訓を行ってお
(フフフ)
M「じゃぁ、yamahiro君、
そう言って走り出した、Mさん。
私「はい、はい。」
私(Mさんよ、フフフ、
俺が後ろから、しっかり見ていてやるぜ!) ( ̄ー ̄)ニヤリッ
Mさんは、凄いスピードで走りだしました。
・・・・・・・・・・・・・。
え~!!!!!
そうなのぉぉぉぉぉ??????!!!!
そんなスピードで走るのぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!
そう思いながら必死でついていこうとします。
しかーし。
人生そんなに甘くはありません。
速攻でちぎられました。
・・・・・・・・・・。(チーン!、終わった。) _| ̄|○
秘密特訓。
わたくし、特訓していましたとも!
今は少しだけ自転車の知識が増えたので、はっきり言えます。
私の練習していたのは。
ポタリングです。
それも一ヶ月前に、3回程度ママチャリに乗っての練習です。
(これは練習とまでも言えない状況です)
私は、間違いなくポタリングのスピード(14、15km/h)
(無知って、幸せ)
早く走る練習をしていない人間は、早くは走れないのです。
(当り前です)
こんな感じでどうなるのぉ????
つづく・・・。
屋久島道中チャリ栗毛 (6) ~船旅~
おとなくしていれば良かったのですが・・・。
つづきをどうぞ・・・。
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やっぱり何か忘れてる。
よーく、思い出してみる。
あ!
思い出した。
親に連絡していなかった。
(結構、真面目です)
以前、友人の車で1泊2日で伊勢まで旅行にいったのですが、
親には何も言わずに行っておりまして、帰ってきた時に、お土産に「赤福」を出したのです。
親「え?、お前、どっか行ってたん?ずっと、2階にいると思ってた。」
私「約2日間もずっと部屋の中だけで過ごせるかぁ~!」
(人を引きこもりみたに言わないで!って言うか普通気付くだろうぉ?)
親「だって、お前の車、駐車場にあったから。」
この家での私の存在って一体?
ダメだ、もし旅先で事故にでも合い、自宅に連絡が入った場合、
この親なら「息子は、2階に居ます!」なんて言い出しかねない。
今後はちゃんと連絡しておこう。
そう心に誓ったのです。
携帯電話を握り締め連絡です。
(今回は連絡するの遅すぎるだろ!)
船の上でも何とか携帯の電波は飛んでいました。
私「あー、親父?」
親父「おう、どないしてん?」
私「うん、俺、今から九州に旅行に行ってくるわぁ」
親父「はぁ?お前、家に車あるぞ?」
(親父も成長していません)
私「Mさんに乗せてもらったからぁ」
親父「Mさんの車でいくのか?」
私「いや、自転車。」
親父「?????。・・・・・・。 今、どこにおんねん?」
私「海の上。 船の中。」
(説明する気はあるのだろうか?)
親父「???????」
そりゃぁそうでしょう。
事情を説明してようやく理解してもらえ、「気をつけろよ」の
言葉を貰い、船旅を続けます。
(戻って来いと言われても困ります)
Mさんがトイレに行っている間、一人で飲んでいると、
隣に50過ぎの男性も一人で呑んでいた。
私は、旅行に出ると、すぐに知らない人に声を掛けたくなる性分で声を掛けてみた。
私「こんばんは。」
オジサン、少し驚いた様子。
(そりゃそうだろう)
男性「こんばんわ」
私「ご旅行ですか?」
男性「いや、田舎に帰るんだよ・・・。」
Mさんも戻ってきて、一緒に話していると、
あまり、良くない理由で田舎に戻るとのことだった。
話かけて悪いことしたかなぁ。
オジサンと分かれて飲みなおしです。
まだ、九州までは十数時間掛かるので、今夜は船で宿泊です。
明日の朝には、九州です。
さぁ、いよいよ自転車旅行の始まりです!
つづく・・・。
屋久島道中チャリ栗毛 (5) ~乗船~
フェリー乗り場にキャンセル待ちで整列させられた私達、
本当に乗船出来るのか!?
つづきをどうぞ・・・。
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私「結構な人数が並んでいますねぇ」
M「そうだねぇ」
そう言いながら少し私は安心していた。
番号札が決して若い順番ではなかったのだが、それ以上に私達よりも
後続が多かったので、前の方に並んでいる感覚に陥っていた。
係りの人が、人数を確認しながら乗船させるようです。
順番に「はい、どうぞー、はい、どうぞー」と、次々に乗船させている。
ついに私達の順番になった。
何事も無いように「はい、どうぞー」と乗船を進められた。
よし!
乗船出来た!
一番安い2等の客室は一杯だったらしく、私達は1等客室だった。
そんなことは、どうでもいい、乗船出来たんだから!
しばらくすると、船が動き出した。
これで九州に行ける!
取り敢えず、Mさんとビールで「カンパーイ!」
ここで、Mさんがポロッと一言。
M「乗船できて良かったぁ~!本当に良かったぁ!、今回の旅行尽いてるよ!」
・・・・・・・。
え?
えぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!
お前!絶対大丈夫!って、言ってたやん!
実は。
私があまりにも不安そうだったので、心配させてはいけないと思っての行動だったらしい。
(私は、はっきり言って小心者です)
なんて奴だ・・・。
まぁいいだろう、乗船出来たのだから、結果オーライということで。
あれ、何か忘れているような気がする。
何だったんだろう???
つづく・・・。