FAIRFAXで通勤+α -16ページ目

屋久島道中チャリ栗毛 (7) ~九州上陸~

船の中で宿泊した私達、いよいよ九州上陸です。

つづきをどうぞ・・・。

------------------------------------------------------
朝を覚ましても海の上でした。


午前9:00頃だったかなぁ?宮崎県志布志に到着しました。


ついに九州上陸です。


フェリーから下船すると、早速、自転車の組立て作業の開始です。


慣れない作業でしたが、1度やっていたので前回よりもスムーズに行えました。


それでも、2台の自転車を仕上げるのは1時間程掛かりました。(汗)


さぁ、自転車旅行の始まりです!


実は私この旅行の1ヶ月程前から自転車走行の秘密特訓を行っておりました。
(フフフ)


M「じゃぁ、yamahiro君、僕が先に走るからついてきてね」


そう言って走り出した、Mさん。


私「はい、はい。」


私(Mさんよ、フフフ、どんな走りをするのかお手並み拝見しようじゃないか。


俺が後ろから、しっかり見ていてやるぜ!)  ( ̄ー ̄)ニヤリッ


Mさんは、凄いスピードで走りだしました。


・・・・・・・・・・・・・。


え~!!!!!


そうなのぉぉぉぉぉ??????!!!!


そんなスピードで走るのぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!


そう思いながら必死でついていこうとします。


しかーし。


人生そんなに甘くはありません。


速攻でちぎられました。


・・・・・・・・・・。(チーン!、終わった。)  _| ̄|○


秘密特訓。


わたくし、特訓していましたとも!


今は少しだけ自転車の知識が増えたので、はっきり言えます。


私の練習していたのは。


ポタリングです。


それも一ヶ月前に、3回程度ママチャリに乗っての練習です。
(これは練習とまでも言えない状況です)


私は、間違いなくポタリングのスピード(14、15km/h)で、これは特訓だ!と思っていました。
(無知って、幸せ)


早く走る練習をしていない人間は、早くは走れないのです。
(当り前です)




こんな感じでどうなるのぉ????





つづく・・・。

屋久島道中チャリ栗毛 (6) ~船旅~


何とか無事に乗船出来た私達。

おとなくしていれば良かったのですが・・・。

つづきをどうぞ・・・。

------------------------------------------------------------------
やっぱり何か忘れてる。


よーく、思い出してみる。


あ!


思い出した。


親に連絡していなかった。
(結構、真面目です)


以前、友人の車で1泊2日で伊勢まで旅行にいったのですが、


親には何も言わずに行っておりまして、帰ってきた時に、お土産に「赤福」を出したのです。


親「え?、お前、どっか行ってたん?ずっと、2階にいると思ってた。」


私「約2日間もずっと部屋の中だけで過ごせるかぁ~!」
(人を引きこもりみたに言わないで!って言うか普通気付くだろうぉ?)
  

親「だって、お前の車、駐車場にあったから。」


この家での私の存在って一体?


ダメだ、もし旅先で事故にでも合い、自宅に連絡が入った場合、


この親なら「息子は、2階に居ます!」なんて言い出しかねない。


今後はちゃんと連絡しておこう。


そう心に誓ったのです。


携帯電話を握り締め連絡です。
(今回は連絡するの遅すぎるだろ!)


船の上でも何とか携帯の電波は飛んでいました。


私「あー、親父?」


親父「おう、どないしてん?」


私「うん、俺、今から九州に旅行に行ってくるわぁ」


親父「はぁ?お前、家に車あるぞ?」
(親父も成長していません)


私「Mさんに乗せてもらったからぁ」


親父「Mさんの車でいくのか?」


私「いや、自転車。」


親父「?????。・・・・・・。   今、どこにおんねん?」


私「海の上。 船の中。」
(説明する気はあるのだろうか?)


親父「???????」


そりゃぁそうでしょう。


事情を説明してようやく理解してもらえ、「気をつけろよ」の


言葉を貰い、船旅を続けます。
(戻って来いと言われても困ります)


Mさんがトイレに行っている間、一人で飲んでいると、


隣に50過ぎの男性も一人で呑んでいた。


私は、旅行に出ると、すぐに知らない人に声を掛けたくなる性分で声を掛けてみた。


私「こんばんは。」


オジサン、少し驚いた様子。
(そりゃそうだろう)


男性「こんばんわ」


私「ご旅行ですか?」


男性「いや、田舎に帰るんだよ・・・。」


Mさんも戻ってきて、一緒に話していると、


あまり、良くない理由で田舎に戻るとのことだった。


話かけて悪いことしたかなぁ。


オジサンと分かれて飲みなおしです。


まだ、九州までは十数時間掛かるので、今夜は船で宿泊です。


明日の朝には、九州です。


さぁ、いよいよ自転車旅行の始まりです!




つづく・・・。

屋久島道中チャリ栗毛 (5) ~乗船~


フェリー乗り場にキャンセル待ちで整列させられた私達、

本当に乗船出来るのか!?

つづきをどうぞ・・・。

--------------------------------------------------------------------------

私「結構な人数が並んでいますねぇ」


M「そうだねぇ」


そう言いながら少し私は安心していた。


番号札が決して若い順番ではなかったのだが、それ以上に私達よりも


後続が多かったので、前の方に並んでいる感覚に陥っていた。



係りの人が、人数を確認しながら乗船させるようです。



順番に「はい、どうぞー、はい、どうぞー」と、次々に乗船させている。


ついに私達の順番になった。


何事も無いように「はい、どうぞー」と乗船を進められた。


よし!


乗船出来た!


一番安い2等の客室は一杯だったらしく、私達は1等客室だった。


そんなことは、どうでもいい、乗船出来たんだから!


しばらくすると、船が動き出した。


これで九州に行ける!


取り敢えず、Mさんとビールで「カンパーイ!」


ここで、Mさんがポロッと一言。


M「乗船できて良かったぁ~!本当に良かったぁ!、今回の旅行尽いてるよ!」


・・・・・・・。


え?


えぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!


お前!絶対大丈夫!って、言ってたやん!


実は。


私があまりにも不安そうだったので、心配させてはいけないと思っての行動だったらしい。
(私は、はっきり言って小心者です)



なんて奴だ・・・。



まぁいいだろう、乗船出来たのだから、結果オーライということで。


あれ、何か忘れているような気がする。


何だったんだろう???




つづく・・・。