屋久島道中チャリ栗毛 (4) ~キャンセル待ち~
Mさんから、重大発表された私、
この先どうなるのでしょう?
つづきをどうぞ・・・。
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キャンセル待ち?
WHAT? └(-о-)┘
何のこと?
無知な私が知っている「キャンセル待ち」って
予約済みのお客さんが「止~めた」って言ったら入りこめることですけど、ひょっとしてそれ?
ま、ま、まさかねぇ~、そんな訳ないよねぇ。
だって私達大人なんだから、そんな無計画なことしないよねぇ~。
(おまえは、何にもしていないだろうが!って聞こえてきそうです)
でも、何度説明を聞いても、どう解釈しても、フェリーの乗船をキャンセル待ちで乗るのだとか。
な、な、何~!!!!!
聞いてなぞ~! そんなこと!
もしこれで乗れなかっらどうるるのぉ~?と問いただすと。
あっさり、「旅は終わりだね」とのこと。
・・・・・・・・
呆気にとられて怒ることも出来なくなりました。 _| ̄|○
しかし、Mさんによると、絶対大丈夫!、絶対乗れるから!
と自信満々。
フェリーターミナルに到着して、Mさんは受付窓口に行って帰ってきました。
M「キャンセル待ちの人は、予約客の後だって」
(やっぱり私達はキャンセル待ちなのね・・・。)
キャンセル待ちの呼び出しまで約3時間。
やることもないので、待合所でMさんと飲んだくれていました。
そこへ、携帯電話が鳴りました。
出ると、G先輩でした。
今の事情を話すと。
G「お前、それって、「トラベル」それとも「トラブル」どっち?」
(う、うまい。)
関心している場合ではありません。
私「トラベルですよっ!」
(そうは言っても先行き不安です)
G「まぁ、頑張って行ってこいよぉ」と言い残されました。
そうこうしているうちに、アナウンスが流れました。
「フェリー乗船のキャンセル待ちのお客様、こちらにお集まり下さい」
キャンセル待ちの番号札を手に持った私達は順番に並んでいきます。
私達は、無事フェリーに乗れて、ブログは続くのかぁ?
とれとも、旅は大阪のフェリー乗り場で終わり、ブログは次回、最終回かぁ?
つづく・・・。
屋久島道中チャリ栗毛 (3) ~出発~
ついに旅行当日がやってきました。
これからどんなことが待っているのでしょう。
つづきをどうぞ・・・。
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さぁ、いよいよ出発です。
Mさんの車に、輪行袋に詰め込んだ自転車を2台積み、最寄の駅に向います。
駅の周辺には無料駐車場はあったので、そこに数日間止めておきます。
車から自転車を降ろし、担ぎます。
重いです。
そりゃそうでしょう、何の軽量化もされていない、何ちゃってMTBなんですから。
それでも、担いで行かなければなりません。
駅の改札で、手荷物として別料金を払い、ホームに立ちます。
(この頃は、まだ料金を取られていました、今は無料みたいですけどね)
いよいよ本当の旅の始まりです。
電車が到着すると、一番後ろの車両に乗り込み
自転車がなるだけ他の乗客の邪魔にならないようにする。とのこと。
(なるほど、それが、礼儀と言うものかぁ)
神戸を通過し、大阪に出ます。
大阪から、バスや、ニュートラムを乗り継ぎ、南港へ。
南港へ着いた時には、まだ昼過ぎでした。
フェリー乗り場に到着した私達。
私は、少し不安な表情でした。
実は、この旅の始まりに重大な発表をMさんから聞かされておりました。
M「yamahiro君、今回の旅の一番の山場は、九州行きのフェリーをキャンセル待ちで乗り込むことなんだよぉ。」
・・・・・・・・・・
???????????
はぁ~?????
一体何のことだぁ~?????
つづく・・・。
屋久島道中チャリ栗毛 (2) ~準備~
一体彼らはどうなったのでしょう?
つづきをどうぞ・・・。
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7月になりました。
少しだけ変化ありました。
私はユリさん(奥さんです)と知り合っていました。
それ以外は何も変わらず、相変わらず飲んだくれていました。
8月。
彼女が出来たら旅行は止めのはず、だったのですが、
ユリさんは家族旅行が入っていたので私も屋久島旅行が決行になりました。
旅行一週間前にMさんと自転車を買いに行きます。
向かった先は、関西では有名な?靴のヒ○キ。
自転車屋さんではありません。 ;(^.^T);
自転車に関しては当然、今よりもさらに低い知識しか無かった私。
自転車なんてどこで、何を買っても一緒だと思っていました。
確か、¥19800で購入しました。
そうです、「なんちゃってMTB」です。
続いて、輪行袋を購入するつもりでしたが、さすがにヒ○キには売っていませんでした。
(そりゃ、そうだろう!)
自転車屋さんに行くと、確か¥3000位で販売されていたと思います。
早速、Mさんの家に戻り、駐車場で輪行袋への入れ方の講習です。
まず、前輪をモンキースパナでバラして外します。
(え?、と思った方、みなまで言わないで下さい)
次に後輪もモンキースパナでバラして外します。
(え~!、と思った方も、みなまで言わないで下さい)
次に、リアのディレイラーをドライバーで一旦外します。
(え~!え~!、と思った方も、みなまで言わないで下さい、言いたいことは充分伝わっています)
そして、外したディレイラーをフレームの内側に付け直します。
この付け直しの時は、フレームエンドより高い位置に付けるのです。
でないと、輪行している際に地面に置くと、ディレイラーを傷めてしまう為だそうです。
簡単に書きましたけど、やり慣れていない作業です、1台に軽く1時間は掛かりました。(大汗)
今、思うとすごいことをやっていたと思います。
その時は、クイックリリースなんてものも知らなかったし。
(そんなものだと思っていた、無知って、幸せ)
とりあえず準備は出来ました。後は出発だけです。
つづく・・・。