FAIRFAXで通勤+α -14ページ目

屋久島道中チャリ栗毛 (13) ~屋久島上陸~

朝早くから屋久島行きのフェリーに乗れた二人がついに屋久島に向います。

つづきをどうぞ…。

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数時間船に揺られて、ついに屋久島上陸です。


さぁ、やっと着いたぜ!今から、屋久島一周だぜ~!


と言いたかったのですが、いかんせん、私の体はまともに歩けないほどボロボロでした。


昨日の山越えなどで極度の筋肉痛でとても島を自転車で走ることは出来ませんでした。
(ウルトラ根性無しです。) (´ヘ`;)とほほ・・


Mさんに自転車での走ることは無理と伝えると、


M「じゃぁ、レンタバイクを借りよう!」と提案してくれました。


今、思うとMさんは、本当は屋久島を自転車で走りたかったんだと凄く思います。


本当に申し訳ないことをしたと思っています。 <( _ _ )> <( _ _ )> <( _ _ )>


フェリー乗り場付近に、レンタバイクの看板があり、二人共、原チャリをレンタルしました。
(おいおい、それじゃぁ、「屋久島道中"原"チャリ栗毛」じゃねーかよ!とお叱りの声が聞こえそうです。)


M「バイクなら、自転車で行けない所にまで行けるから、お互い好きな所に行こう」


そういって集合時間だけを決め自由行動にしてもらいました。


Mさんは、かなり離れた海がめの産卵場所までバイクで行くと言っていました。


私は、折角、屋久島まできたのですから、「縄文杉」を見たいと思いました。


道路看板に従い、山道へ行きます。


結構な勾配の山です。


気がつけば山道を走っているのは、車、バス、オフロードバイクぐらいです。


原チャリで走っていたのは私だけでした。
(無知って、幸せ)


山頂付近になると、あんなに快晴だったはずが、雨になっていました。


流石、水の島です。


どうにこうにか、山頂に到着しました。


観光バスなども停まっています。


観光客の後ろについてウロウロして、辺りを見回すと、


何やら、大きな杉が、一杯立っています。


案内標識に従って歩いて行くと、下側にありました。


「縄文杉。」


半端な幹の太さではありません。


木の幹のいたるところにお金(硬貨)をねじ込んでありました。
(なぜ、こういったことをするのか、私には全く理解できない!
そんなことをする為に、ここに来たのか!と言いたいです!)


神妙な気持ちにはなりますが、感動はありませんでした。


きっと自転車で上ってきていたら感動したのでしょうけど、


その時の私には、二度と自転車で山を登ることはないと思っていました。(笑)


数分間、縄文杉を眺めて、下山することにしました。




つづく・・・。

屋久島道中チャリ栗毛 (12) ~ホテル~

 
金髪のお兄ちゃんが言う通り。

ほぼ1時間で市内に到着しました。

つづきをどうぞ・・・。

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市内に到着し、すぐフェリー乗り場に向いました。


ここから、フェリーに乗ります。


このフェリーはキャンセル待ちなどなく、自転車ごと乗せてくれました。


丁度、船は、桜島の横を通過するルートでした。


夕方、船の上からみた桜島はとても大きく綺麗に感じられました。


船から下りた私達。 もうすっかっり日も暮れていました。


次にすることは宿探し。


知らない土地を自転車で走り、宿を探します。


私「今日はどこに泊まるの?」


M「今から探すんだよ」


私「見つからなかったら?」


M「うーん、野宿。」


・・・・・・・・。


言うと思った。


Mさんが、数件のビジネスホテルに電話をして確認してくれていました。


そして、条件の良いホテルが見つかったようで、電話の途中で私に確認をしてくれました。


M「yamahiro君、良いとこ見つかったよ!、いやぁ~、この旅行は尽いてるよ!」


この人はいつも、どんな旅行をしているだろう?
(聞くのも恐ろしい)


M「部屋はシングル2つでいいよねぇ?」


私「えっ!一緒じゃないんですか?」


M「!え!?一緒がいいの!!??」


私「え!違うんですか!」




これを読んで、ドン引きされた方、戻ってきてくださ~い!


決して私は、そっちの方ではありませ~ん!


私の発言に、Mさんも驚いていましたが、


電話の向こうのホテルの方も驚いていたそうです。
(男二人で、折角シングルが空いているのに、どうしてぇ?思われたようです。)


私は、旅行というものは、同じ部屋で、夜な夜な酒を一緒に飲むものだと信じていたのです。


後で、でもこういった時は、シングルでゆっくりするものだと、教えてもらいました。
(そんなものなのかなぁ)


取り敢えず、ツインも空いていたので、そこに予約を入れてもらいました。


ホテルに到着しては、ホテルの従業員さんにはきっと、


「このオッサン二人はデキているんだとよドキドキ」と思われているだろうなぁ


と思いながらチェックイン。


部屋で汗を流しその夜、町に繰り出し、また飲んでいました。


ホテルに戻ってくると、私は、Mさんが話しかけてきてくれているにもかかわらず、


何の反応もせず、速攻で眠りに陥ったそうでした。
(今日一日の疲労が一気にでたのでしょう)


これじゃ、シングルで良かったんじゃないか!
(そう言う声が後日、聞こえたのですが・・・汗)


いよいよ明日は屋久島です!




つづく・・・。

屋久島道中チャリ栗毛 (11) ~一期一会~

やっとの思いで山越えをした私達です。

つづきをどうぞ・・・。

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坂道を下りきると一軒のコンビ二がありました。


昼食も食べずに走っていたのでMさんが何か買おうというので立ち寄りました。


私は、疲労困憊で何も食べれないというので、外で自転車の見張りをしていました。


駐車場に座り込んで休憩していると、横には髪の毛が金色のお兄ちゃんも座っていまいた。


いつもの癖で声を掛けます。


私「何してるの?」


金髪兄「え?、友達を待っているんです」
(ホントニ敬語でしゃべっていたんですよ)


私「へー、こないの?」


金髪兄「えぇ、待ち合わせの時間は過ぎているんですけどねぇ」


そんな会話をしているとMさんが戻ってきました。


この時、Mさんは、また、知らない人としゃべってる、こいつは。


と思っていたそうです。(笑)


金髪兄「自転車で走ってきたんですか?」


そうです、志布志というとこから、山を越えてここまで自転車できたんです。
(山は押していたけどね)


そして、今から屋久島に渡ろうとしていることも伝えると。


金髪兄ちゃんは関心していました。


彼は今から私達が向おうとしている市内に住んでいて、


そこに行くまでは自転車で1時間程掛かるということを教えてもらったので、


先を急ぐ私達はそのコンビ二で別れを告げました。


しばらく自転車で走っていると、後ろから、クラクションの音が。


先ほどのお兄ちゃんが、友達と会えて帰宅するようでした。


原チャリで私達を追い抜き際に大きな声で、


「頑張って下さいねぇー!」と声援を貰いました。


私、M「おぉ~!!!!」


これも旅の醍醐味なのかなぁ~。




つづく・・・。