FAIRFAXで通勤+α -12ページ目

屋久島道中チャリ栗毛 (19) ~青春18切符~

 
夜行列車での移動が始まった私達、Mさんは何かを考えています。

さぁ、何を考えているのでしょう?

つづきをどうぞ・・・。

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走りだした夜行列車の中でMさんは考えていた。
(私は、何も考えていなかった。)


博多からどうやって帰るかだ。
(えっ!)


正直、持ち金が二人とも、あまりありませんでした。


だって、フェリーで大阪まで帰って、その後の電車代と食事代ぐらいしか残していなかったのですから。
(イレギュラー対応できず。)


まさか、自分が夜行列車に乗ってことなんて想像もしていませんでしたからね。
(フェ、フェリー乗りたかった…悲)


JRで姫路駅まで帰るお金は持っていない。


まして、彼のように新幹線で帰るには全然お金が足りない。


じゃぁ、どうする。


私は一案考えました。
(お~!)


Mさんの残金と私の残金を足して、私だけ新幹線に乗って帰る。
(お前は、鬼か!)


まぁ、冗談は、これぐらいにして。
(当り前だ!)


Mさん、しばらく考えて。


Mさんの目がキラっと光った!
(私の目は濁っていた。)


M「そうだ!」
(なんだ?)


Mさんの算段はこうだ。


さっき知り合った彼から、彼が所持している、


青春18切符を譲ってもらうというものだった。
(お~!)


これなら、一人2300円で、時間は掛かるけど姫路まで帰れる!
(あんたは、偉い!)


これしか手段がない!
(それで決定だ!)


実は私、青春18切符と言う名前は知っていたのですが、物を見たことありませんでした。


ずっと、通常の切符だと思っていたのですが、


そうではなくて、通常の切符より大きく一回(1日分)使うごとに


切符にハンコを押されるものなのです。1枚で5回分あります。
(11500円/1枚だったかな?)


二人だと、その切符に2個ハンコが押されて、二人は一日中どこの駅でも乗り降り自由です。
(説明が下手ですいません)


そうして、少し離れて座っている彼の元にMさんは行きました。
(頑張れ!Mさん!って、お前は何をしているの?)





つづく・・・。

屋久島道中チャリ栗毛 (18) ~夜行列車~

自転車で宮崎駅に到着した二人はどうしたのでしょう?

つづきをどうぞ・・・。

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宮崎駅に到着した二人、早速自転車をばらします。
(この頃には手際が良くなり、2台で30分程になっていました。)


次にMさんは駅の改札で何やら調べています。


しばらくして、Mさんが言います。「よし!」と。


M「yamahiro君、取り敢えず、夜行列車で博多まで行くよ」


私「え~!そうなの!」


実は私、座って眠るようなこと一切出来ないのです。
(結構、神経質なんですよ)


でも、こんなところで駄々をコネても仕方がありません。素直に聞き入れます。
(当然だ、全て、Mさんに、おんぶにだっこだろ!)


そうしていると、先程、フェリーターミナルで出会った青年と再会しました。


話しをすると、彼も又、私達と同様に博多まで夜行列車で行くようです。
(奇遇ですねぇ~、って、それしか帰る手段がないだろ!)


そして、明日の夜から仕事が始まると言う事で、明日の朝、博多から新幹線で帰るそうです。
(お仕事ご苦労さまでス!)


旅は道連れです。列車は発車するまでの時間は3人で談笑していました。


彼は、日本全国自転車で走っているそうで、その方法が少し変わっています、


長期休暇が取れると、自転車で走るのです、そして走り終わった地点で輪行で地元に戻り、


また長期休暇が取れると、前回の最終地点まで輪行で自転車を持っていき、走り始める。


そうやって、繋ぎながら日本を一周しているそうです。


今回は青春18切符を使って前回の終了ポイントまで来て走りだしたそうです。


あと数回行けば日本一周達成すると言っていました。
(すごい!)


私は、自分がなーんにも知らないし、経験もしていないんだなぁと思うばかりでした。
(飲んでばっかりでした。)


そうしていると、列車の発車時刻が近づいてきたようです。


三人は夜行列車に飛び乗ると、すぐさま列車は発車されました。
(まるで青春ドラマみたいだぁ ・・・・・・・・・・オッサン主演の…恥)




つづく・・・。

屋久島道中チャリ栗毛 (17) ~方言~

自転車を組立て、宮崎駅まで滑走して行こうとしたのですが・・・

つづきをどうぞ・・・。

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宮崎駅まで少し距離もあり、夕食時刻になっていました。


M「yamahiro君、どこかで夕食を食べておこうよ」
(こんな状況で、なんて器のでかい人だぁ)


私「いいですよ」
(えーい、どうにでもなれぇ~)


と言って、適当に見つけた大衆食堂に入りました。


食事を済ませ、御代を払うと、


綺麗な従業員のお姉さんが、


「お釣りが、無いっちゃぁ~」と店主に言っています。
(たむら け○じではありません)


かわいいぃぃ。


なんと可愛い方言でしょう、私の住んでいる播州弁の汚さとは、大違いです。


それまで、「○○○っちゃぁ~」なんて聞いたこともありません。


いいとこ、うる星やつらのラムちゃんぐらいでしょう。
(表現がオタクのようだ。)


方言が可愛いかったのか?、店のお姉さんが可愛かったので可愛く聞こえたのか?は、


定かではありません。
(きっと、後者のほうだろう!)


バカなオジサン二人は店を出て、宮崎駅まで走っている最中、ずっ~と。


「お釣りが無いっちゃぁ~」


と連呼していました。(意味わかんねぇ~)
(きっと、警察がいたら、怪し過ぎて捕まったでしょう)


そんなこんなで、やっと宮崎駅が見えてきました。
(なにが、そんなこんななんだ?)



ちなみに今の私は 「年中、お金が無いっちゃ~」 

(か、か、悲しい・・・。)



つづく・・・。
つまらないことを、一話、使って書いてしまった。