屋久島道中チャリ栗毛 (11) ~一期一会~ | FAIRFAXで通勤+α

屋久島道中チャリ栗毛 (11) ~一期一会~

やっとの思いで山越えをした私達です。

つづきをどうぞ・・・。

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坂道を下りきると一軒のコンビ二がありました。


昼食も食べずに走っていたのでMさんが何か買おうというので立ち寄りました。


私は、疲労困憊で何も食べれないというので、外で自転車の見張りをしていました。


駐車場に座り込んで休憩していると、横には髪の毛が金色のお兄ちゃんも座っていまいた。


いつもの癖で声を掛けます。


私「何してるの?」


金髪兄「え?、友達を待っているんです」
(ホントニ敬語でしゃべっていたんですよ)


私「へー、こないの?」


金髪兄「えぇ、待ち合わせの時間は過ぎているんですけどねぇ」


そんな会話をしているとMさんが戻ってきました。


この時、Mさんは、また、知らない人としゃべってる、こいつは。


と思っていたそうです。(笑)


金髪兄「自転車で走ってきたんですか?」


そうです、志布志というとこから、山を越えてここまで自転車できたんです。
(山は押していたけどね)


そして、今から屋久島に渡ろうとしていることも伝えると。


金髪兄ちゃんは関心していました。


彼は今から私達が向おうとしている市内に住んでいて、


そこに行くまでは自転車で1時間程掛かるということを教えてもらったので、


先を急ぐ私達はそのコンビ二で別れを告げました。


しばらく自転車で走っていると、後ろから、クラクションの音が。


先ほどのお兄ちゃんが、友達と会えて帰宅するようでした。


原チャリで私達を追い抜き際に大きな声で、


「頑張って下さいねぇー!」と声援を貰いました。


私、M「おぉ~!!!!」


これも旅の醍醐味なのかなぁ~。




つづく・・・。