笠原将也(架空/捕手/Cランク)
成長タイプ:超晩成/遅め
2019年12月から始めたこの選手名鑑も、ついに150人目となりました。
1人目は富岡健二選手、50人目は大橋穣選手、100人目は西山広之選手と、区切りでは特段思い入れのある選手を紹介してきましたが、150人目はこの人しかいないでしょう。
架空Cランク捕手、 笠原将也 選手です。
貧打、弱肩からの、優秀なリードと捕球。
なんでこんな選手を使うんだと思ったそこのあなた、なにか忘れちゃいませんか?
現実の捕手はこんなのばっかということを
古くは名捕手、森まちゃあき。
ひと昔前だと、巨人三本柱の正妻村田真一に、マムシのしつこさ山下和彦。
最近だと、ダルビッシュの女房役鶴岡慎也、楽天の司令塔嶋基宏。
貧打で、肩も弱いけど、でもリードと捕球はしっかりしているから、なんだかんだで要所を抑えてくれる捕手というものは、本来とても優秀で、貴重な戦力なのです。
現実では古田だとか、城島だとか、やきゅつくでは九重だとか、梨田だとか、そんな球史に残る捕手たちばかり見ているから、感覚がマヒしてしまうのです。
そんな優秀で貴重な笠原選手は、旧世紀と新世紀、いずれでも長期間在籍した珍しい選手でした。
ここではレギュラーとして活躍した、旧世紀をメインに紹介していきます。
笠原選手がテスト入団した旧世紀22年ごろは、正捕手に球界の頭脳が君臨していました。
当初はまったく出番がなかった笠原選手も、球界の頭脳の衰えにより旧世紀30年からレギュラーに抜擢されます。
最初の2年は実力通りの打撃成績しか残せませんでしたが、レギュラー3年目からは成長が見られ、なんと3年連続で二桁本塁打を放ちます。
そうして残したキャリアハイは、打率.239 14本塁打 63打点。
どこからどう見ても谷繁元信です
そう、笠原選手は、横浜中日で何度も優勝に貢献し、日本一試合に出場した稀代の名捕手、谷繫元信に匹敵する打棒の持ち主なのです。
旧世紀34年には、やきゅつく2のOB最強捕手 梨田昌孝選手が入団してきますが、レギュラーの座は渡しません。
旧世紀36年に一度は梨田選手がレギュラーとなりますが、翌年には笠原選手が奪い返しました。
このように、期待の若手の壁であり、首脳陣から高い信頼を受ける捕手。
どこからどう見ても秋元宏作です
そう、笠原選手は、1990年代の横浜で、大矢監督と大魔神佐々木から絶大な信頼を得て、後の正捕手谷繫元信の壁であり続けた名捕手、秋元宏作に匹敵する守備の持ち主なのです。
1990年代の名捕手二人を掛け合わせた実力をもつ捕手が、2020年のプロ野球界にいたら、不動のレギュラー、ベストナインにゴールデングラブ、間違いなしです。
いかかでしょう、笠原将也の優秀さが、お分かりいただけたでしょうか。
打撃は谷繁、守備は秋元
その名は、名捕手笠原将也!
~笠原将也 旧世紀~
<通算成績>
実働16年 レギュラー7年
976試合 3037打数 709安打
.233 53本塁打 373打点 8盗塁
<キャリアハイ>
110試合 401打数 96安打
.239 14本塁打 63打点 1盗塁
<年度別成績>
~笠原将也 新世紀~
<通算成績>
実働18年 レギュラー2年
1327試合 2633打数 597安打
.227 27本塁打 253打点 16盗塁
<キャリアハイ>
108試合 330打数 77安打
.233 3本塁打 26打点 0盗塁
<年度別成績>