大橋穣(阪急OB/遊撃手/Aランク)
成長タイプ:普通/早め
区切りの50人目は、満を持してこの人の登場。
元阪急ブレーブス 大橋穣 選手です。
私は大橋という選手が大好きでして、2割がやっとの打率にも関わらず5年連続ベストナイン、鉄壁の守備と強肩を武器に、勇者阪急に欠かせない名選手でした。
阪急監督の西本御大が、当時遊撃レギュラーだった阪本選手が日本シリーズでゴロを取れなかったのをみて、すぐに東映に在籍していた大橋選手と遊撃手レギュラー同士の交換トレードを申し込んだというエピソードも、萌えます。
阪本選手はその年まで4年連続ベストナインとパリーグを代表する遊撃手だったので、よほど大橋選手の守備にほれ込んだのでしょう。
そのときは正捕手同士(種茂雅之選手←→岡村浩二選手)もいっしょにトレードされており、いまでは考えられないトレードですね。
パワプロでもよく使わせてもらい、遊撃の深い位置から強肩を活かしてゴロをアウトにしてくれた場面が何度あったことか。(そのぶん打撃では足をひっぱりましたが・・・)
やきゅつく2での大橋選手は、旧世紀11年にドラフトで入団します。
当時の遊撃レギュラーは生え抜きの平野恵一選手でしたが、入団2年目には大橋選手がレギュラーを奪取します。
3年目は平野選手が意地を見せレギュラーを奪い返しますが、4年目には大橋選手が再びレギュラーとなり、平野選手を引退に追い込みました。
完全にレギュラーとなった大橋選手はその年、打率.254 30本塁打 96打点というとても優秀な、まるで宇野勝選手(元中日)のような成績を残します。
なにか違う、自分の知っている大橋選手ではない・・・
なぜ大橋選手がこれほどの成績を残すのか。
それは、シーズン練習中の練習を、DC時代の癖から「調整」にしていたことが原因でした。
これでは大橋選手の良さが消えてしまう。
「らしい」成績を残すための秘訣、それは
調整をしてはいけない
なのでした。
というわけで紹介するキャリアハイも、宇野選手のような成績ではなく、あくまで私が知る大橋選手の成績です。
強すぎず、弱すぎず、大正義にならないように
それが勇者阪急戦士から教えられた、やきゅつくを長く楽しむコツです。
~大橋穣~
<通算成績>
実働13年 レギュラー10年
1409試合 4371打数 1027安打
.235 113本塁打 543打点 65盗塁
<キャリアハイ>
136試合 451打数 110安打
.244 19本塁打 54打点 6盗塁
<年度別成績>