古久保健二(近鉄現役/捕手/Sランク)
成長タイプ:晩成/普通
日高剛選手の記事で、専守防衛の捕手に少し触れました。
打撃はさっぱりだが
守備は一流。
今回紹介する 古久保健二 選手は、そんな中でもずば抜けて守備が超一流です。
守備面だけなら、古田敦也、梨田昌孝、伊東勤など、やきゅくつ2が誇るスーパー捕手たちに匹敵します。
現役時代は近鉄一筋で細々と活躍し、引退秒読みという段階になってから、近鉄最後の優勝となる2001年にプチ復活したことが印象的でした。
やきゅつく2では晩成/普通というもっとも長く活躍できる成長タイプのため
24年にもわたり2番手捕手としてチームを支えました。
正捕手が代替わりしても、2番手には常に古久保選手が控えている。
こんな選手がいたら、首脳陣もファンも心強いことでしょう。
まさに最強の専守防衛型捕手と言えます。
ちなみに2003ではOBになると同時に成長タイプが普通/遅めになったため、さすがに四半世紀にわたる活躍は難しそうです。
~古久保健二~
<通算成績>
実働24年 レギュラー0年
1677試合 2641打数 655安打
.248 34本塁打 240打点 7盗塁
<キャリアハイ>
108試合 200打数 53安打
.265 5本塁打 27打点 2盗塁
<年度別成績>
★おまけ
古久保選手に支えられた正捕手たち
米野智人(ヤクルト現役/捕手/Sランク)
成長タイプ:普通/普通
<通算成績>
実働19年 レギュラー16年
2228試合 7984打数 2136安打
.268 90本塁打 861打点 54盗塁
<キャリアハイ>
140試合 511打数 146安打
.286 12本塁打 78打点 19盗塁
<年度別成績>
古田の後釜と目されながら、いつのまにかパリーグで外野を守っていた米野選手。
やきゅつく2では長らく正捕手として活躍してくれます。
晩年に打率を下げたことで通算打率は.270を切ってしまいましたが、安定して.280を打ってくれる選手でした。
守備も古久保選手ほどではないですが、十分優秀です。
城島健司(ダイエー現役/捕手/Sランク)
成長タイプ:普通/遅め
<通算成績>
実働7年 レギュラー6年
787試合 2980打数 869安打
.292 121本塁打 497打点 2盗塁
<キャリアハイ>
140試合 536打数 173安打
.323 33本塁打 119打点 1盗塁
<年度別成績>
やきゅつくシリーズの優勝請負人、城島健司選手。
なぜか私は縁がなく長期間起用する機会がありませんでしたが、その実力はさすがです。
正捕手城島、2番手古久保。
攻守に隙のない、最強の布陣でした。