天才のたまご、育て中!
こんにちは。
初級発達支援コーチ、きーちゃんです。
天才のたまごって何?その理由はこちら。
ついに新学期が始まりました!
そして最初の仕事、教科書の名前書き。
これ、いつも混乱するのですよ・・・
ペコ嬢 3年1組6番
長男坊 6年1組5番
どうして2人共1組なんだ!!
(昨年も同じパターン)
間違えそうなので
学年と組は自分で書いてもらいました・・・
次は体操着の名前付け。
これもまた同じ色のゼッケンが来るから
混乱は必須です・・・トホホ
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アドラー心理学ベースの子育て講座 SMILE
について書いています。
の続きです。
子供は自由奔放。
やりたい放題でなかなかいう事を聞いてくれない。
どうしてこんなに聞きわけがないの!
予定通りに進まない!
もーーーーっ!
いう事を聞きなさい!!
子育てにおいて、そう思う事はよくありますね。
ではなぜそうやって指示をしたくなるのでしょう?
それは
「自分は大人だし、子供より先の事を見通せる」
という意識があるから。と同時に
「子供は大人より劣っているから、子供を信じて任せるのは難しい」
という意味合いもあるかもしれません。
確かにまだ年齢が小さい頃は全てを任せるのは無理があると思います。
ですがある程度年齢が上がってくれば
子供には子供なりの考えができてきますよね。
けれどもこちらは子供が小さい頃の印象のままで
子供は一人ではできない、無理、と決めつけてしまう。
親の感覚が子供の成長に追い付いていないかもしれないと思うのです。
自分の考えがあるのに
親の考えを「あなたは何も分かっていないから」
と押し付けられたり、決めつけられたら。
そりゃあ窮屈だし不満も溜まるのではないでしょうか。
しかも従わないと怒られるならばなおさらです。
こんな主従関係をSMILEでは「縦の関係」と呼びます。
じゃあ、縦でなければ何があるの?
友達親子?
それも何だか違うんじゃないの?
こんな時私が思い出すのは
最初にアドラー心理学に出会った頃に聞いた
「将来の親友を育てていると思って」
という言葉です。
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例えば何か反対意見があった時
親友だったら、頭ごなしに
「○○しなきゃダメじゃん!」
「それは違うでしょ!?」
「どうしてそうなっちゃうの!?」
とは言わないでしょう?
「そっか~、大変だったんだね」
と共感したり
「気持ちは分かるけど、
私はこうした方がいいと思う」
なんて感じで自分の意見を伝えるんじゃないかな。
そんな将来の親友を育てていると思って
子供に接してみてね。
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そんな感じの内容でした。
つまり同じ目線を持った「横の関係」です。
将来の親友!?
なんじゃそりゃ!?
そんな事を考えた事もなかったので
かなり衝撃を受けたのを覚えています。
ですが大人でも子供でも
頭ごなしに文句を言われて嬉しいはずがないし
素直に言う事を聞こうと思えないのは確か。
ならば「将来の親友」と思って接するのも
悪くないな・・・と思い
アドラーってなんか面白いな、とも思い
出来る範囲でそう思うようにし始めました。
そんな日々を経て現在に至るわけですが。
今思えば「縦の関係」の頃は
私がやらなきゃ!教えなきゃ!
間違った事を教えちゃいけない。
完璧にこなさなきゃ!
と、まぁガッチガチだったように思います。
完璧主義的な所は私の気質でもあるので
(ついでにモロー反射の影響もあり)
いまだに抜けきれませんが、
それでも今はだいぶユルくなって
忘れるし、間違える事が多いです(笑)。
そんな私を見て子供達は
「お母さん、大丈夫!?忘れてない!?」
とチェックしてくる始末。
頼もしくなりました(笑)。
こんな風に普段はユルく笑いながら生活して
締めるところはしっかり締める。
私にとっての「横の関係」はこんなイメージ。
そんな緩急ついた関係が心地よく感じる今日この頃です。
そしてこうやってのんびり過ごせるようになってからは
感情のコントロール(SMILE⑨を見てくださいね♪)
もずいぶんしやすくなりました。
ペコ嬢からは「お母さん、褒め上手になったんじゃないの?」
というお言葉を頂き、母はドヤ顔であります(笑)。
ただでさえ心配事が多い凸凹っ子の子育て。
そんな日々を無理なく乗り切るためにも
子供と共に喜び、共に育つという横の関係というものは
是非おススメしたいなぁ、と思うのでありました。