天才のたまご、育て中!

こんにちは。

初級発達支援コーチ合格、現在登録申請中

きーちゃんです。


天才のたまごって何?その理由はこちら

 

 

 

 

 

先日、友人と海に行きました。

曇り空の下、ザザーンと響く海の音に

「爆弾みたい」と怖がるペコ嬢。

 

 

ですがしばらくたつと砂浜を走り始め

浜で遊び

お尻が濡れたのを皮切りに裸足に。

 

 

それを見た他の2人も裸足になり・・・
いざ!海へ!!チュー

 

そして波跳び

 

 

こうなる事は予想していたので

事前に着替えも準備してました(笑)。

それに裸足で砂浜遊びは発達にもいいことずくめ。

私の狙い通りに動いてくれた子供達。

おかげでこちらもホクホクでした爆  笑

 

 

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SMILE① 子供の思惑に乗っているかも?

SMILE② 適切と不適切な行動って、何?

SMILE③ 子供の話を「聴く」

SMILE④ 「ご褒美」と「勇気づけ」

SMILE⑤ 「親」の課題と「子供」の課題

SMILE⑥ 「共同の課題」我が家バージョン

SMILE⑦ 子供に親の意見・要求を伝えよう

SMILE⑧ 「事実ことば」と「意見ことば」

SMILE⑨ 「感情」はコントロールできる

の続きです。

 

 

 

 

長男坊はお手伝いが大好き。

なので頼むと喜んで手伝ってくれます。

 

 

ですが、それが行き過ぎて

そのまま置いておきたかった荷物を

勝手に運んでしまったり

お腹いっぱいなのにお茶を持ってきたりと

有難いけどして欲しくない、という場面が

よくありました。

 

 

そしてお茶を運びながら、こぼして

床掃除という仕事を増やす。

 

 

また、遊びに熱中して興奮するあまり

騒ぎすぎて物を壊す、などもしょっちゅうゲロー

 

 

 

 

 

 

こんな時。

彼の行動をどう捉えたらいいのでしょう。

 

 

 

 

 

「頼んでもいないのに勝手に行動した」

「お茶をこぼした」

「壊した」

 

 

 

そこをクローズアップすれば「欠点」として見えるでしょう。

直してもらいたくて

 

 

 

「勝手にやらないで」

「もう!こぼさないでよ」

「興奮しすぎ。落ち着きがないわね」

 

 

 

と注意したら。

子供は「わかった」と納得して

今後気を付けてくれるでしょうか?

 

 

 

 

 

 

おそらく答えはNOです。

注意されればされるほど

同じ事を言われれば言われるほど

うんざりして意欲を失うのではないでしょうか。

 

 

 

特に長男坊の場合は凸凹からくる特性で

注意力が元々弱かったり

モロー反射の影響で力加減が苦手だったりと

 

いくら直そうとしても

自分の力ではどうしようもできない、

そんな要因もありますので

 

そこを頭ごなしに注意されても

うまくいくはずがないのです。

 

 

 

 

 

 

そんな背景を理解したとしても

こちらだってお茶をこぼされるのはやはり嫌だし

勝手に作業して欲しくない。

気になって気になって仕方ない。

けれどもこれでは堂々巡り。

 

 

 

 

 

 

どうしよう????

 

 

 

 

 

 

 

ならば、その気になる行動を

「欠点」ではなく

「長所」として

捉えたらどうでしょう!?

 

 

 

 

 

 

長所と短所は背中合わせ、と言われるように

欠点も見方を変えると長所として

とらえる事ができるのです。

 

「リフレーミング」と呼ばれるやり方です。

 

 

 

 

 

 

例えば「落ち着きがない」長男坊。

けれどそれは

「元気いっぱい」「子供らしい」

とも言えるのではないでしょうか。

 

 

 

失敗しても、怒られても、繰り返す

それは逆に言えば

「チャレンジ精神が旺盛」

とも言えませんか?

 

 

 

 

 

このように欠点と思われる事柄を

肯定的な表現に置きかえていくと

今までほど気にならなくなってきますし

 

「あら?うちの子結構いいじゃない?」

とさえ思えてくるから不思議です(笑)。

 

 

 

そうやってお母さんが明るい気分でいることは

家の雰囲気にも影響してくると思いますし

何より自分自身が楽になります。

 

 

 

上手く変換できない時は

「リフレーミング 一覧」

で検索すると色々出てきますので

参考にして下さいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてもう一つ。

その行動の背景を理解することも大切です。

 

 

 

長男坊が荷物を移動したのは

 

「これも持っていったら喜ばれるだろう」

 

という親切心から。

けれどもその気持ちを飛ばして

「勝手にしないで!」と注意されたら

さぞかし悲しい思いをするでしょう。

 

 

そんな時は、まずはその親切心に共感し

その上でどうしたらいいのかを、

どのように伝えたら分かってもらえるのかを考える。

 

 

 

 

一見面倒でまどろっこしいように見えますが

長い目で見たら、結局これが

一番の早道なのではないかな?と

SMILEを受講しながら思ったのでありました。

 

 

 

SMILE⑪ その行動の結末から得るものは?へ続く