新しい言葉が生まれるのは新しいまなざしが生まれたから。
新しい言葉は新しいまなざしをさそう。
「雑草」に対し、「益草」という言葉をつくられた
「農と自然の研究所」の宇根豊さんのことばです。
(農文協『食農教育』・2001年より)
新しい言葉。
いいですね。
新しいまなざしが新しい言葉を生む。
そして、また新しいまなざしを生まれていく。
これらが手に入ると研究所ってできますね。
研究所をつくる方法はこれかもです。
「グリーンツーリズム 研究所」で検索していたら
財団法人雪だるま財団(新潟)に出会いました。
出会って、軽いショックを受けました。
なんてすてきな財団なんでしょう。
財団法人のイメージを覆すソフトパワーがみなぎってる感じです。
以下は、財団のホームページから。
新潟県安塚町(05年、上越市と合併)は、
最高積雪深が2~3mにもなる日本有数の多雪地帯。
人口4,000人ほどの雪がたくさん降る小さなまちです。
キューピットバレイスキー場、ゆきだるま温泉、
雪だるま物産館……などがあり、雪をテーマとしたまちづくりを進めてこられました。
安塚町は10数年来、住民の心を再び活性化するために、
数多くの試行錯誤を繰り返し、その中から、重荷と言われてきた『雪』こそが、
町の個性であり、最高の資源であることに気づきました。
そして今、『雪と緑と人を活かした全町公園』をコンセプトに、
町の自然、文化、歴史、人的資源を堀り起こし、
外部との交流の中で雪国らしい文化、経済、生活の在り方を
見い出そうとする「雪国文化村構想」を掲げ、平成元年度から、
具体的な活動を進めています。
この雪国文化村構想のもとに、「雪国のまちづくりモデル」とも言える
理想を具現化していく手法を探るとき、より充実した活動とより高度で
機能的な研究、実践組織として、「財団法人雪だるま財団」の設立を見るに至りました。
雪国の抱える課題は、グローバルな見方をすると北半球の
積雪寒冷地帯共通の課題でもあります。
雪国が雪国自身で克雪、利雪から遊雪といった雪と和して生きるための
衣・食・住・遊の在り方を見い出そうとするこの財団の活動は、
雪国全体の様々な活性化を促すキーワードと成り得るばかりでなく、
日本全国、又、世界の雪国の情報を収集、紹介する情報発信基地
として大きく役立つものと確信いたします。
財団の事業の一つとしての「雪だるま大賞」は雪国で活動されている
財団の事業の一つとしての「雪だるま大賞」は雪国で活動されている
多くの皆様を、広く全国に紹介し、雪国の活性化に役立てていただこうと
制定されたそうです。
雪だるま大賞。
雪だるま大賞。
すてきな賞ですね!
さてさて、長くなりましたが、
今日の研究所をご紹介します。
今日の研究所は新潟にはなくて、この雪だるま大賞を受賞した
岩手県沢内村にある「雪国文化研究所」です。
以下は財団のホームページにある受賞理由です。
岩手県沢内村では全国でもいち早く雪国の活性化に取り組み、
雪を新たな資源として「ユキトピア構想」を打ち出し、
その構想を進める中核として昭和63年「雪国文化研究所」を設立。
研究所では、村の文化や自然の基礎調査を行い、年1回「雪国の文化」にまとめている。
また、雪国文化賞を制定するとともに、雪国シンポジウム・雪まつりを開催する。
また、沢内村の西和賀農業協同組合では、昭和61年から雪貯蔵試験に取り組み、
野菜の長期貯蔵に効果を発揮するという結果を得た。その後、半地下式雪室の貯蔵試験、
雪室貯蔵の発想を前進させた氷室貯蔵庫での保存実験を進めた。
その結果、雪が農作物をおいしくし、農作物の売上が上るとともに農業人□も増えている。
沢内村は他にも雪を楽しむことを企画。夏には、保存していた雪での「雪氷まつり」を
沢内村は他にも雪を楽しむことを企画。夏には、保存していた雪での「雪氷まつり」を
開催したり、小学生から雪国の遊びと生活のアイデアを募集し、1冊にまとめて作成した。
「雪国文化研究所」。
「雪国文化研究所」。
すてきな名前の研究所ですね。
もちろんミッションもすてきです。
これは21世紀の研究所のお手本かもです。
新しいまなざしで見つめれば、
この国は活かされていない資源だらけなのですね。
新しいまなざしと新しいことばと。
ぼくたちはこの2つを手に入れたら、いいのです。
2005.6.1 研究所★研究所 塩見直紀
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