シルク2021年度募集馬分析第4弾(31~39) | バッタの一口馬主データ分析室

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私を楽しむ。それが競馬。

 はじめに

 メインの出資クラブであるシルクホースクラブの2021年度募集馬全頭診断をやっていきたいと思います。
 期待値評価はS、A+、A、B+、B、C+、C、D+、D、E+、E、Fの12段階です。

 評価は、事前に基準を決め、機械的に出しています。

 そのため、自分の評価と齟齬が生じる場合もあり、その場合は【総評】に記載します。

 管囲横の括弧内の数字は過去に記事にした標準管囲からの差です。

 

 

 あくまで私個人の評価です。

 『私を楽しむ。(それが競馬)』という昔のJRAのキャッチコピーのとおり、皆さんそれぞれの一番があるはずなので、皆さんの一番を大切にしていただければと思います

 

 

 
 

 

 評価一覧(シルク31~39)

シルク31 ソーディヴァインの20 牡 期待値B+
シルク32 サトノオニキスの20 牝 期待値C
シルク33 ウインミーティアの20 牝 期待値C+
シルク34 ヒルダの20 牝 期待値D+
シルク35 オーロラエンブレムの20 牡 期待値E+
シルク36 シンシアズブレスの20 牝 期待値D
シルク37 カルディーンの20 牝 期待値E+
シルク38 ヴィアフィレンツェの20 牝 期待値C
シルク39 セラドンの20 牝 期待値E+

 

 

 

 個別評価(シルク31~39)

 シルク31 ソーディヴァインの20

 牡 父ドレフォン
 予想馬体重552kg 管囲21.7cm(-0.05)
 3600万円(一口7.2万円) 期待値B+

【馬格】めちゃくちゃ重いが、ダート前提なら悪くない。管囲も十分。

【母能力】ダート1400で3勝。その後、降級した2勝クラスで入着するも勝ちきれず引退。シルクでは十分上位。

【血統・牝系】一族にブラックタイプは少ないものの、堅実に走る牝系。可もなく不可もなく。

ドレフォンは母次第では芝中距離も出そうだが、ドレフォン×母父キンシャサはさすがにダートマイル以下が主戦場になりそう。

【繁殖成績】初仔

【総評】方向性がはっきりしている。重たい馬体重もこの方向性なら活きる。

3600万円はダート短距離馬と考えると高いが、その価値はあると思う。期待大。

 

 

 

 シルク32 サトノオニキスの20

 牝 父ドレフォン
 予想馬体重452kg 管囲19.8cm(+0.38)
 1800万円(一口3.6万円) 期待値C

【馬格】標準よりも小さい。

【母能力】芝マイルから中距離で2勝。降級後の1勝クラスで頭打ちで引退。そこそこの競争能力。

【血統・牝系】近親に活躍馬が多いわけではなく、どちらかといえば地味な牝系。母の仔は今年もシルクで募集されている(シルク28)。芝血統との組み合わせなら芝も走れることを示したドレフォン産駒。この馬は、血統的には芝に出そう。

【繁殖成績】初仔

【総評】SSの血の緩衝材として輸入されたドレフォン。本馬のようにディープ牝馬と配合されることが多くなりそう。本馬も本領発揮は繁殖に上がってからでしょう。

 

 

 シルク33 ウインミーティアの20

 牝 父リオンディーズ
 予想馬体重464kg 管囲19.6cm(-0.1)
 2000万円(一口4万円) 期待値C+

【馬格】標準よりやや小さいが許容範囲内。

【母能力】母は芝ダート兼用馬で1800mで3勝。なかなかの競争能力。

【血統・牝系】4代母がディープインパクトの祖母だが、さすがにそれは遠すぎる。母母は、重賞馬こそ出さなかったが、クズは出さず、ぼちぼちの繁殖牝馬で、母はその中でも勝ち頭の3勝馬。そこそこ。

【繁殖成績】第4仔、ここまで1勝、未出走、1勝とぼちぼち。18年産のルーラーシップ産駒は、もう少し勝ちそう。

【総評】リオンディーズは本当に可もなく不可もなくという種牡馬成績で、ここ2年は与えられた繁殖牝馬なりの結果を出した。活躍馬にもまだ傾向らしい傾向はなく、アグネスタキオンがいいのかはよくわからない。母の競争能力はそれなりに高く、繁殖成績も今のところ悪くない。馬格は少し不満だが、2000万円なら買える。

 

 

 シルク34 ヒルダの20

 牝 父リオンディーズ
 予想馬体重456kg 管囲19.5cm(-0.01)
 1800万円(一口3.6万円) 期待値D+

【馬格】小さい。

【母能力】ダイワメジャー産駒の芝ダート兼用の短距離馬。函館2歳Sを3着。最終的には降級後の1勝クラスで頭打ち。可もなく不可もなく。

【血統・牝系】祖母は米国ダート1700mのG3勝馬で、社台が輸入するものの、1勝馬量産の何とも言えない繁殖成績。牝系を遡ってもブラックタイプは少なく、ぼちぼちの牝系。

【繁殖成績】初仔

【総評】馬格は大きいとはいえず、他にセールスポイントらしきところもなく、白老ファームということで見送り妥当。

 

 

 シルク35 オーロラエンブレムの20

 牡 父サトノクラウン
 予想馬体重476kg 管囲20.5cm(+0.52)
 2000万円(一口4万円) 期待値E+

【馬格】標準的な馬格、安心な管囲。

【母能力】母は馬格が足りず、3着2回とおしいところはあったが、未勝利を脱出できず。特に大きなけががあったわけではないので、競争能力は低いと判断せざるを得ない。

【血統・牝系】母母は秋華賞馬ブラックエンブレム。ブライトエンブレム、ウィクトーリアの2頭の重賞馬の他にも全くクズを出さない超優秀な繁殖牝馬だが、唯一出した未勝利馬がオーロラエンブレム。血統に文句はないが、母に不安がある。

【父】父マルジュという10年前からタイムスリップしてきたようなノーザンダンサー傍流の欧州芝血統。マルジュ自体はマルセリーナ、グランデッツァの母父で、日本芝に適性があるが、父系で入ってくるとは思いもよらなかったので、サトノクラウンが東京2歳Sを勝った時は本当に驚いた。

サトノクラウンは欧州芝血統らしく、やや重以上の荒馬場で4-1-0-2の荒馬場でこその馬(天皇賞秋のvsキタサンブラックは名レース)。仔にもその傾向は受け継がれるでしょう。

日本の馬場にマッチする馬がたくさん生まれるかというと疑問ではある。

【繁殖成績】初仔。

【総評】ブラックエンブレムの孫という血統的な魅力はあり、2000万円という手ごろな値段から、人気になるのはよくわかる。サトノクラウン成功すれば面白いと思うが、個人的には懐疑的

 

 

 シルク36 シンシアズブレスの20

 牝 父サトノクラウン
 予想馬体重454kg 管囲19.8cm(+0.33)
 1500万円(一口3万円) 期待値D

【馬格】やや小さい。

【母能力】未勝利を脱出するも、1勝クラスで頭打ち。能力の裏付けは薄い。

【血統・牝系】近親にリーチザクラウン、クラウンプリンセス。3代母からもブラックタイプが出ており、かなり活力のある牝系。

【繁殖成績】初仔。

【総評】牝系に魅力はあるが、馬格は物足りず、母の競争能力の裏付けもなく、初仔。最安値ではあるが、厳しい条件が揃う。

 

 

 シルク37 カルディーンの20

 牝 父レッドファルクス
 予想馬体重490kg 管囲19cm(-1.31)
 1400万円(一口2.8万円) 期待値E+

【馬格】馬格ベスト、管囲細くて故障リスク高い

【母能力】アルゼンチンの2歳・3歳牝馬チャンピオンで、日本でいうところの阪神JFとオークス勝馬(ただし両方ダート)。アルゼンチンはパートⅠ国で、生産頭数は日本よりも多く、レベルは決して低くないにもかかわらず、極めて安価で一流の成績の牝馬を仕入れることができるので、少し前から輸入ブーム。アルゼンチン牝馬の産駒の活躍馬は、サトノダイヤモンド、ダノンファンタジー、レシステンシア、サトノレイナスと一流馬ずらり。母数を考えると驚異的です。アルゼンチン系の牝馬については、以下の良記事があるので、興味のある方はどうぞ。

 

https://www.keiba-latinamerica.com/yeguamadre

 

https://note.com/koya_kinoshita/n/ncb8d443aade8

 

https://tihoukeibasuki1998.blog.fc2.com/blog-entry-779.html?sp

【血統・牝系】牝系はブラックタイプが多くアルゼンチン名門牝系(だと思う)。母父ローマンルーラはフサイチペガサスの直仔で、アルゼンチンの2018,2019のリーディングサイアー。

【繁殖成績】悲惨。ここまで5頭が出走して20戦、0-0-1-19。

【総評】産駒を見るに、スピードが足りていない感じがあるので、レッドファルクスとの配合は悪くない。母の競争成績も牝系もかなりいいのに、この繁殖成績とは。繁殖牝馬の力をまだ信じるなら買えるが…

 

 

 シルク38 ヴィアフィレンツェの20

 牝 父Almanzor
 予想馬体重456kg 管囲18.9cm(-0.61)
 2500万円(一口5万円) 期待値C

【馬格】やや小さく、管囲はめちゃくちゃ細い。

【母能力】フランスのリステッド勝馬。そこそこ。

【血統・牝系】母母の仔にアドマイヤマーズ。母は中央4勝のフレッチアと同血。

父アルマンゾルは、仏ダービー、愛チャンピオンステークス、英チャンピオンステークスの勝馬でザフォニックからのゴーンウェスト系の中では珍しい欧州芝血統。それに母父ダンシリという欧州芝マイル血統の組み合わせで、いかにも重い。

【繁殖成績】初仔。

【総評】重たい欧州芝血統、細い管囲とリスク高めでちょっと手が出にくいか。

 

 

 シルク39 セラドンの20

 牝 父Mendelssohn
 予想馬体重468kg 管囲19cm(-0.79)
 2500万円(一口5万円) 期待値E+

【馬格】やや小さく、管囲もかなり細い。

【母能力】母は北米3勝でダート短距離馬。可もなく不可もなく。

【血統・牝系】父はUAEダービーで大差勝ち、姉にG1を11勝した名牝ビホルダー。

牝系はちょこちょこと日本に輸入されているが、特段結果は残していない。比較的地味な血統。

【繁殖成績】第2仔がコパノキッキング。他はよくわからん。インド1勝ってなんだ。

【総評】よくわからん。ダート血統だとは思うので、この馬格で牝馬というのはプラスとは言い難く、手は出ない。

 

 

 

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  まとめ記事

 シルク61~74

 
 

 

 あとがき

 関東馬終了。なんと1万5000文字越えと、気合を入れすぎた感。関西馬もがんばりまーす。

 

 

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