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小川村塾ブログ

小・中学生・高校生のための学習塾 [小川村塾]
〒417-0842 静岡県富士市三新田9-20TEL 0545-32-0662   
生徒一人ひとりに合わせて「分かりやすい」を心がけて講習を行っています。

 

 

 

 
 10/15(木) ニューヨーク

 5:00 起床。bath に入る。
 8:00 ホテルを出発。

 公衆電話より日本の実家にコレクトコール。
 母親が出る。何となく目が熱くなって早く日本に帰りたい気分になる。

 昨夜のハンバーガーショップにて朝食をとる。
 セントラルパークに向かって歩く。
 今日はメトロポリタン美術館に行く予定だ。

 10:00 メトロポリタン美術館に到着。

 メトロポリタン美術館に入る。
 茶色のバッジをもらう。5ドル。
 トイレに入る。とてもきれいだ。
 喉が乾いてしょうがない。
 トイレの水を飲んでしまう。
 疲れた。でも、座る椅子があまりない。

 中国美術が特別展示になっていた。
 配置されている像がどれも高さが異常に高い。
 配置のセンスも良く、感動する。
 天井まで5mはあるだろうか。

 
 やっぱり、20世紀の絵画の方が落ち着く。
 有名な画家の本物の絵画がたくさん見ることができる。
 それだけでも感動。
 
 ルノアール、モネ、ゴッホ、ゴーギャン、レンブラント…など。

 ルノアールの「Young Girl Bathing」を見て、好みの作品と思った。
 ルノアールは、やはり好きな画家だ。
 高校生の時に静岡でルノアール展があって、一人で電車に乗って見に行った時のことを思い出した。

 その時はルノアールの「麦わらを持つ少女」という作品に衝撃を受けた。
 何度も何度もその作品の前に行って、目に焼き付けようとした。
 帰りの電車の中でもまだ興奮していた。
 それが、ルノアールに興味を持った始まりだ。

 その時ほどの興奮はないけれど(それは高校生ではないということによるかもしれない)、やっぱりルノアールはすてきだ。
 
 ギフトコーナーにて、ブラックキャットのペンダント、イヤリング一式、絵はがき等を購入する。
 頭がいたい。
 早くホテルに帰って寝たほうが良さそうだ。

 17:00 メトロポリタン美術館を出る。

 ホテルに帰ったら、Bath にも入らないで、そのままバタンキュー。

 3:00 目が覚める。頭が痛い。風邪薬を飲む。

 ちょっとハードに動き回りすぎたようだ。
 ちょっと体調がよくない。

メトロポリタン美術館
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 「信長協奏曲(のぶながコンツェルト)」を第6巻まで読んだ。

 元気だけが取りえの高校生サブローが学校帰りに戦国時代にタイムスリップしてしまう。
 そこで、体が病弱で戦国時代に嫌気をさして逃げ出した信長とぶつかる。
 するとサブローと信長が瓜二つ。

 信長はサブローに自分の代わりに信長になるよう言って地方へ逃げていってしまう。
 歴史なんか苦手で何も知らない元気だけが取りえのサブローが信長として歴史をいつの間にか作っていく。
 そんな物語。

 
 歴史物と考えると疑問がいっぱいになってしまうだろうが、表面的に歴史的史実を借りたフィクションとして読めば面白く読める。
 歴史ブームかもしれないけれど、一般的には歴史の詳細は知らないのが普通のはずだ。
 信長、秀吉、家康くらいは知ってるけれど、何をしたのかはよく知らない。
 信じられないかもしれないが、そんな人も多くいるだろう。

 歴史的史実は大筋で合っていれば良い。
 そんな気持ちで描かれていると思って読めばいいだろう。

 読んでいくうちに本当の信長はどうしたんだろう、という疑問が湧いていた。
 それが第3巻で分かって、
 「ははーん、そうきたか。それは考えなかった。すると、本能寺の変はどうなるんだ。」
 と興味がわいて、面白さが増した。

 
 「信長協奏曲」という題の意味しているのは何なのだろうか、と気になったので「協奏曲」について調べてみると
 「協奏曲」とはオーケストラと独奏楽器とが合奏する多楽章で成り立つ器楽曲の総称である。
 と、書かれている。

 この意味からすると、信長(サブロー)が歴史の渦の中に一人で飛び込み、周囲の者たちと今日知られる歴史をつくっていくことになるのか。
 なんてことを考えて読んでいくのも面白い。

 歴史に興味がない人も、こんな漫画を読んでみると、少し歴史に興味が湧いてくる。
 もっと歴史に詳しい方が楽しくなる。
 そんなことを思わせる漫画…かな?

 信長については「下天は夢か」津本陽著をもう一度読んでみようかな。
 と個人的には思った。 

 インフルエンザの予防のために昨日ワクチンをうった。
 職業柄、子ども達と接するので毎年インフルエンザ予防のためにワクチンはうっている。

 去年は11月にワクチンをうつ機会がなくて12月に入ってから、ワクチンをうとうとして病院に電話をした。
 毎年、病院にワクチンをうってもらうために電話をすると、いつでもいい、今日でもいいと言われていた。
 それが、去年はキャンセル待ちと言われて2週間後くらいにワクチンをうつことになった。
 12月に入っていたからだと思うが、今までと違っていたので、少し焦った。

 そんなことがあったので、今回は早めにという気持ちから、昨日病院に電話をかけてみると、いつでもいいという返事だった。
 そこで、電話をかけてすぐにワクチンをうちに行った。

 インフルエンザがどんなに流行していても、インフルエンザにかかるわけにはいかない。

 インフルエンザにかかってしまって、生徒の前で
 「先生はインフルエンザにかかってしまったけれど、みんなに教えなければならないので、頑張って教えるぞ。休んでなんかいられない。」
 なんて、熱血教師を演じたら、ブーイングどころか、ちょっとおかしいんじゃない、と言われるのがオチだ。
 そして、生徒はいなくなる。

 そんな笑い話のようにはできないので、インフルエンザにかかるわけにはいかない。
 そこで、毎年ワクチンをうっている。

 

  
 10/14(水) ニューヨーク

 14:30 42th streetを歩き回る。
 郵便局があったので中に入ると切手が自動販売機で売られていた。
 日本へ出す手紙のために切手を買っておこうと思ったが、日本までいくらかかるのか分からないのでやめた。

 外に出て、ウインドショッピングをしながらセントラルパークへ歩いて行く。
 セントラルパークの入り口近くに入る。
 ガサゴソと音がするので、音がする方を見るとリスだった。
 よく見ると、リスが何匹も駆け回っている。

 セントラルパークを出て歩き回り、今度はティファニーに入ってみる。
 高価なものが並んでいる。
 そこらじゅうから日本語が聞こえてくる。

 17:30 ホテルに戻る。
 疲れて眠ってしまう。

 19:40 部屋の電話が鳴って起きる。
 フロントからセフティボックスの鍵を忘れているので取りに来い、という電話だった。
 
 フロントに行くと毎日朝と晩にボックスの中身を確認するという。
 彼女が「中にはパスポートが入っているのか」と言うので、「そうだ」と言うと見せろと言う。
 そこで、パスポートを見せると、写真を見て「very ハンサム」とお世辞を言われる。
 「サンキュー」と言って笑いながら、その場を去る。

 20:00 外へ出て、ブロードウェイを散策する。
 書店に入って、白雪姫、サブウェイ・バスマップを購入する。
 
 22:00 ホテルに戻る。
 23:00 風呂に入って寝る。


 POST OFFICE(郵便局)
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 リスが走り回る
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 日曜日に夕食を食べていたら、急に何故だか「ありがたい」という気持ちが湧いてきた。
 ご飯を普通に食べることができている。
 暖かい家の中で、家族の中で。
 先のことを考えると不安のかたまりしかないけれど、今このような生活をさせてもらっていることに感謝。
 そんな気持ちになった。

 きれいごとを言っているようだけれど、本当に「ありがたい」と思った。
 そんなふうに思うなんて、年を取ったね、と言われそうだ。
 確かに年を取ったのだろう。

 若い時は、なんで自分だけが、と思うことがあった。
 常にわざわいの中心は自分のような気持ちの時もあった。
 自分の思い通りにならないことに、いきどおりを感じることもあった。

 そんな時には「ありがたい」なんて気持ちは見つけたくても見つかるはずはなかった。
 それが若さなのかもしれない。
 自分にだけ試練があって、挫折があって、自分だけが苦しんでいる。
 そんなふうに考えてしまうのも若さなのかもしれない。

 そんな若さの後に感謝の気持ちは作られる。
 今日までのすべてのことに感謝。
 「ありがたい」

 

 

 

 

 
 10/14(水) ニューヨーク

 9:00 ホテル出発

 マクドナルドで朝食をとる。
 マクドナルドではチーズバーガーをたのんだところ、Breakfast no Lunch と言われた。
 何がなんだか分からず、戸惑ってしまう。
 マクドナルドなのにチーズバーガーはないのか。

 とりあえず、Breakfast のメニューからDINSH というのをたのんでみた。
 何をたのんだのか自分では分からない。
 でも食べ物が出てくるはずなので、それを食べればよい。
 出てきたのはパイだった。
 それとミルクで$1.27。

 サークルラインに乗る。
 サークルラインはマンハッタンを船でめぐる観光クルー。
 12ドルのチケットを買って約3時間の船旅をする。

 船の左側の外の2階に座ったので寒い。
 風が冷たくて体が震えてくる。
 その上、説明も当然英語でよく分からない。
 とりあえず、ニューヨーク(マンハッタン)はハドソン川とイースト川で囲まれているんだ。
 初めて知った。

  サークルライン
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 サークルラインからマンハッタンを臨む
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 富士山に初雪が降る頃から寒い冬になる前は、富士山の頭は白くなったり青くなったりを繰り返す。
 雪が降って山頂付近が白くなったと思ったら、次の日には雪が解けて白さがなくなる。

 まだまだ雪が積もって根づくには寒さが足りない時期。
 この期間は雪が降ると、富士山の頭は定規で描いたようにスパッと真横に直線がひかれる。
 気持ちが良いくらい綺麗に上が白色、下が青色に直線で分けられる。

 子供の頃に富士山の絵を簡単に描くと富士山の頭は雪で覆われていて、その雪はギザギザの線で描いた。
 地元の多くの子供がそのように描くと思われる。

 それが、今の時期の富士山の絵ならば、真横に直線が一本ですむ。
 上が白色で下が青色で綺麗に直線で分けられる。

 空気に含まれる水蒸気が冷やせれて水滴になって、それが凍る気温の境界線が横に一直線になるから、綺麗に上下に白と青に分かれる。
 今の時期は、まだ雪が根雪になっていないので、降った雪がそのまま白い境界線を作る。
 そして次の日には解けて消えてしまう。

 降った雪が積もってだんだん解けなくなってくると一直線の帽子はなくなる。
 もう、そろそろ一直線の帽子がなくなる頃に近づいている。


富士山の直線雪

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 10/13(火)東京16:00発(日本時間)ニューヨーク16:00着 

 日本で航空券を旅行会社で購入する時に、ニューヨークに行くならば到着してから何日か分は日本で宿泊ホテルを予約をしていった方がよいといわれた。

 確かに、何が何だかわからない状態でニューヨークに着いて、泊まるホテルも探さなければならないというのは不安だ。

 そこで、ニューヨークでの4日間分の宿泊ホテルを予約しておいた。
 エジソンホテルというタイムズ・スクウェアの近くのホテルだ。

 
 東京14:30 出国手続き 16:00 離陸
 機内ではすぐに眠ってしまって食事の時に起こされる。

 2:20 Good afternoon と食事とおしぼりを渡される。
 窓の外には雲海と大陸が見える。

 ニューヨーク到着。
 入国審査では
 職業は?バケーション?滞在期間は?一人なのか?所持金は?
 税関では
 滞在期間は?だけだった。

 空港からはキャリーバスでPort Authority Bus Terminal に行くつもりだ。
 バス停で待っているとバスが止まって、運転手が8ドル取って行く。
 バスは1時間かかってBus Terminalに着く。

 そこで降りると、黒人がやってきて、「どこへ泊まるのだ」と聞いてくる。
 「エジソンホテル」と言うと、荷物を持ってここで待ってろ、と言う。
 そこで荷物を持って立っていると彼がもどって来て、もう一度「ホテルは?」と聞く。
 「エジソンホテル」と言うと、「OK!」と言って、僕を連れて歩いて行く。

 少し歩いて行くとタクシーが止まっている。
 僕が「ホテルまで歩いていくつもりだ」と言うと、彼は「ここはイーストでホテルはウェストだ。20分位かかる」と言う。

 僕が「それでも歩いて行く」と言うと、今度は「とても危ない。非常に危ない」と言う。
 「それでも歩いて行く」と言って、その場から離れる。

 少し歩いて、とりあえず通りの大きな所に出る。
 なんか、どこも危険な恐ろしい場所のように見えてくる。

 
 42nd Street 17:00
 エジソンホテルを探して歩く。
 大きい通りでまだ明るいので誰もちょっかいを出してこない。

 スーパーの人にホテルを聞いても分からないと言う。
 ハドソン側は急に人通りが少なくなって汚くなって、なんか怖そうだ。
 そんな通りを歩いているうちにホテルを見つける。

 手続きを取って部屋に入る。
 ボロい。これで1泊100ドル取るなんて高すぎる。
 シャワーを浴びて、明日の計画を考えていたら、とても眠くなってしまった。

 19:00 眠る。
 23:40 目が覚めて、また明日の計画を考える。

 マンハッタンを臨む

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「宇宙兄弟」は映画化もされた超人気コミック。
 興味はあったけれど、中身を読む機会がなかったので、そのままになっていた。

 意を決してはじめの3冊くらいを読んでみると、これが面白い。
 これを読む前に「BAKUMAN」を続けて最終巻まで読んでいたので、余計大人の漫画を読んだ感じがした。
 ジャンプ漫画はコマ割りが多くされていて自分には読みづらい。
 その点、大人の漫画はコマ割りが大きくて絵や余韻を楽しめる。
 昔からの漫画ファンには、やはりこっちかな。

「宇宙兄弟」はただ宇宙を目指す兄弟の物語と思っていた。
 ところが、それだけではなく考えさせる名セリフなどが随所に出てきて、思わずメモしておこう、と思わせてしまう。
 そんな、人生読本でもある。
 人気があるわけだ。

 個人的には日々人がパニック障害を克服したか試験をするところが感動した。
 その試験ではこちらは想像もしなかった思わぬ人物達の応援があって、「やられた」って感じ。

 読み手の想像以上に物語がいってくれるとやはり心が踊る。

 第19巻でも、こちらは想像していない展開が…。
 だって、日々人はパニック障害を克服したか調べる試験に合格したのに…。
 そんな気持ちを持たせて物語が進んでいく。

 確かに布石があった。
 うまくつないでいくんだ。
 ロシアの少女オリガを放ったらかしじゃかわいそう。
 どのように少女オルガと再開させるのか、と思っていたら、そうだったのか。

 ところどころにユーモアがあって、それが物語をより面白くしていく。
 ダメ人間の成長物語は好きだから。
 そういう意味ではツボには、はまる。
 
 次の展開が気になる。
 そんな気持ちを思わせる漫画だ。

 
 今と違って自分が子供の頃はアメリカは憧れの国だった。
 インターネットが普通にあるこの時代と違い、情報は限られていた。
 そんな時代のしかも地方の一般庶民の子供にはアメリカについてはテレビや映画が全ての情報源だった。

 「奥様は魔女」を代表とするアメリカホームドラマを観て、アメリカ家庭の生活がこのドラマのようだと思った。
 大きな冷蔵庫があって、ベッドがあって、靴を履いたまま部屋の中で生活する。
 庭には一面芝生があって、日曜日は芝刈り機で芝を刈るのが日課になっている。
 新聞は玄関前に投げられていく。
 家の前には大きな車が止まっている。
 日本の生活とはかけ離れた豊かさがあった。

 アニメ「ポパイ」ではウィンピーがいつも手にしているハンバーガーがなんだか分からなかった。
 ただ、とにかくうまそうで、得体のしれないものだった。
 ハンバーガーがアメリカだった。
 そんな時代を子供の頃に過ごした。

 だから、アメリカは憧れの地だった。
 一度はアメリカへ行ってみたいと思うのは当然のことだった。
 アメリカの空気を吸ってみたかった。
 そのためには団体でまわるツアーではだめだ。

 そこで一人で自分の好きなようにアメリカを見てまわることにした。
 アメリカに対する情報もミーハー情報しか持っていない。
 アメリカ旅行の目的もおのぼりさんが観光でまわる場所と同じになってしまう。
 仕方のないことだ。

 ①ニューヨーク ②ナイアガラの滝 ③グランドキャニオン
 ④ゴールデンゲートブリッジ ⑤美術館・博物館めぐり

 
 この5つがアメリカ旅行の大きな目的だった。
 実際にこの目で見てみたかった。

 
 自由の女神像

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