映画「レ・ミゼラブル」を観た。
映画館は上映後1ヶ月位経つだろうに、人が思ったより入っていた。
いろいろと考えさせられる映画だった。
今の時代の日本に生きていることが、そのこと自体が幸せなんだと思った。
今、生きていることが幸せなんだと幸せを噛み締めなければならない。
そんなことを痛感した。
この舞台のミュージカルを観たわけではないので、どんな感じか分からないけれど、スケールの大きな場面などがうまくはまり映画の良さも出ていたのではないかと思う。
座礁した船を高波の中、囚人たちが船を引く冒頭シーン。
ここでは「囚人の歌」が歌われるが、囚人の過酷な生活が映し出され、その中に主人公のジャン・バルジャンがいる。
この冒頭のシーンから心が掴まれる。
波乱万丈の人生を送るジャン・バルジャンとともに歩き出す。
ほとんどが歌で歌われるので、メロディーが気持ちの中に加味されて、悲しい時には悲しさが倍増するようだ。
「民衆の歌」が歌われるラストシーンでは心が騒ぎ、終わった時には思わず拍手をしたい気分になった。
ラスト終わって拍手をしたい気分になったのは「スウィング・ガール」以来だ。
明日がセンター試験の初日となる。
受験生の多くがこのセンター試験結果で泣いたり喜んだりすることになる。
大学受験生にとっては重要な日となる。
センター試験が終わってから受験生に感想を聞くと、国語が得意科目の生徒で国語の点数が過去の模擬テストでも取ったことがないような最低点になってしまった。
なんて言う生徒が何人かいる。
センター試験はマークシートなので選択問題になり、国語でも記述するということにならない。
そこで、2つのうちのどちらかと選択を2つに絞って、考えて結局は間違った方を選択してしまい、バツになってしまう。
自分の考えなどを述べる設問ではないので、ちょっとし読解の違いにより間違った方向へ進んでしまうわけだ。
国語は要注意ということになる。
センター試験の会場も、自分の通っている高校で実施される生徒もいれば、家から1時間かけて会場まで行って、初めての場所で受験する生徒もいる。
これはちょっと不公平じゃないのかといつも思う。
明日の天気は、今週の月曜日のような大雪ということには東京もならないようだ。
とにかく受験生は持っている力をフルに発揮してテストにのぞむことができることを祈る。
今日の天気は晴れ

10/22(木) ナイアガラの滝③
17: 30 タクシーの運転手に教わったモーテルにチェックインする。
宿泊代はtax込で35ドルだった。
部屋に入ったらツインで、とてもきれいだ。
今まで泊まった中でいちばん広くてきれいな部屋だ。
思わず、嬉しくなり顔がゆるむ。
荷物を置いてナイアガラの滝の方に行く。
公園の紅葉や、カナダ側の紅葉がとてもきれい。
紅葉が言葉にならない美しさをあたり一面に放っている。
Goat Island を一応 Horseshoe Falls の方まで行ってみる。
とにかく気分がいい。
人もあまりいない。
19: 00 スーパーでビールとサンドイッチを買って帰る。
風呂に入る。
下着などを洗濯する。
22: 40 ミルクを飲んでも喉がかわいてたまらないので、近くの自動販売機で飲み物を買ってくる。
これは今まででは考えられないことだ。
モーテルではキーは自分で管理する。
外が雨だったので、少し心配をしている。
明日雨だったら、どうしよう。
明日は写真を撮りまくろうと思っていたのに。
0: 00 テレビでは逃亡者が始まった。
ナイアガラの滝

雪が降り、それが積もると大混乱になるのが東京と言われている。
どうしてかというのは、1/14に実際に体験した。
自分がチェーンを装着して、雪の中を車で走るようになると、確かにこの雪の中をスタットレスでもなく、チェーンを巻いてもいないノーマルのタイヤで走るのは自殺行為というのが分かる。
そして、自分もそうだったのだけれども、多くの人がその自殺行為をしてしまう。
それが、事故につながり、渋滞につながる。
自分もチェーンを装着して何とか車を走らせたのはいいけれど、いつもと違うルートを走ってしまったので、目的地までも不安を抱えている。
あちらこちらで、車がスリップして動かなくて困っているのを見かけるようになる。
そのうち、前方で車が止まり始めて動かなくなる。
先を見ると、トラックが滑って動かなくなってしまっている。
そのため、後方の車からずっとトラックが動き出すのを待つしかない状態になってしまった。
右の車線にも対向車が止まっていて、にっちもさっちも行けない状態だ。
このようにして雪が積もるとあちらこちらで渋滞ができるというのが分かった。
自分だけが雪道対応にしても、だめだということが分かった。
そして、回り道になっても、大きい道路、みんなが通る道路を出来るだけ走った方が、結局は時間が短くなるということも分かった。
昨日(1/14)の東京は大雪だった。
私用で、どうしても外を車で走らなければならない状況になり、長い車運転人生の中で2回目のタイヤチェーン装着の車運転となった。
1回目のタイヤチェーン装着の時は相当昔の東名の下り線でのこと。
用賀の入る所でタイヤチェーン規制のため、チェーンを装着していなければ東名に入れないことになった。
その時、初めてチェーンをつけた。
初めてチェーンを装着しての運転が高速道路ということになった。
この時は、チェーンが切れてしまって、さんざんだった。
その経験があるので、タイヤチェーンを装着すると、車の振動がひどくなり、走りにくいという気持ちが強い。
できれば、最後の最後までチェーンはしたくない。
そんな気持ちがあるので、昨日も雪が降ってきても、チェーンなんかしなくても大丈夫だろうと、タカをくくっていた。
建物から出た時、雪がそれほど多く降っていたとは思わなかった。
駐車場から出る時に少し滑って前に進まなくなる。
そこは何とか切り抜ける。
次にあまり車が走らないような道を走っていて、脇の自転車をさけようとしたら、タイヤが滑って空回り。
アクセルを何回も強く踏んでもタイヤは空回り。
車が前に進まない。
乗っていた家人に車を押してもらって、何とか車が走り出す。
これはまずいぞ、と思いながらも車を走らせていると、またもタイヤが滑って空回り。
何とか車を走らせているけれど、もう、だめだ。
どこかでタイヤチェーンをつけなければ。
駐車場があるような所を走りながら探してみる。
左前方にセブンイレブンを見つける。
セブンイレブンへ何とか駆け込んで、駐車場でチェーンの装着の仕方の取説を見ながらチェーン装着。
チェーンを装着して、走ってみると、先程までのスリップの恐れが激減。
もっと早めにチェーンをしておくべきだったという思いが強くなる。
10/22(木) ナイアガラの滝②
16: 30 ナイアガラの滝ステーションに到着。
バスストップに入っていくとインフォメーションのおじさんが呼びかけてくる。
観光船が 17: 15 に出るので乗ったらどうだ、と言う。
その後、モーテルにも案内すると言う。
観光船は20ドルということだ。
「歩いてみたい」と言うと、「1/4マイルもあるんだよ」と言ってくる。
1/4マイルがどのくらいの距離なのか見当もつかなかったので、何と言っていいのか分からなかった。
観光船に乗る気配を見せなかったので、今度は、明朝 10: 00 に出るボートンバスを予約しろと言ってきた。
一応、この辺りを歩き回ってから、また来るよ、と言って外へ出た。
さあ、困ったぞ。
外へ出たはいいけれど、どこにナイアガラの滝があるのか分からない。
とりあえず、店を探してみる。
近くに店があったので、入って地図を買う。
外に出て、地図を見てみる。
地図が分かりにくいけれど、とにかくナイアガラの滝に近いということだけは分かる。
通りを歩いていたら、タクシーの運転手が話しかけてきた。
そこで、地図を見せて、ここはどの辺なのか聞いたら、分からないと言われた。
いろいろ話をして、結局、Rainbow Brigh に行く道順を教えてくれた。
モーテルなら最初のブロックを右に曲がった所にあるということも教えてくれた。
ナイアガラの滝


一昨年出来た図書館へ先月初めて行ってみた。
図書館の中に喫茶店などがあって、今どきの図書館はこんな感じなのかと感心した。
早速図書カードを作って本を借りることができるようにしておいた。
もう何年も図書館から本を借りるということをしていない。
前は図書館から本を抱えて自宅に持ってくる頃もあったのに、そんなことも遠い昔のことになっている。
図書館に行かなくなった原因は時間が作れなくなったことが大きい。
すぐ近くに図書館があるならよいが、車を使っても1時間は時間を作らなければならない。
そこで本は借りずに購入することになる。
すると、本を読む冊数が減ってしまうという現象があらわれた。
図書館から借りてきた本は期限があるので、返却日までに読まなくてはならないという気持ちになる。
必然的に、少々の無理はしても、本を読む時間を作って、できるだけ借りてきた本を読もうとする。
でも、購入した本はいつでも手元にある。
そこで、本を読むのに無理をする必要がない。
本を読む時間を苦労して作らなくてもよくなる。
すると、読むペースが遅くなる。
本が読み終わらないのに、新しく読みたい本が出てくる。
すると、読んでいる本を途中でやめて、新しい本を読み始めてしまう。
今も読みかけの本が、「銃・病原菌・鉄」「銀の匙」「下天は夢か」「時の人」など挙げられる。
そこで、また昔に戻って、図書館から本を借りて無理をしてでも本を読み切ろうと思っている。
ネットで予約や延長ができるので昔より、本が借りやすくなっているのも、こちらに都合が良い。
返却期限を気にして本を読む。
それも楽しみのひとつだ。
10/22(木) バッファローからナイアガラの滝へ
8: 30 ホテルを出発。
チケット売り場でタイムテーブルをもらう。
とりあえず 11: 30 発のトロント行きへ乗ろうと思う。
ハンバーガーショップ(KING)でフレンチトーストを食べる。
バッファローの街を散策。
街がオモチャみたいで面白かったので写真を撮りまくっていたらカメラのフイルムの巻具合がおかしくなってしまった。
フイルムが入っていしまって、ひとつはダメかもしれない。
急いで、スーパーに行って新しいフイルムを買ってきた。
そして、あらたに街の写真を撮りまくった。
バッファローの街は人口が少ないようだ。
通りは広くてきれいだ。
オモチャの街を歩いているようだ。
ニューヨークから来て、なんか急にほっとしたような気分になった。
紅葉もきれいで、空気も良い。
街に表示されている気温は6℃。
でも、寒くてたまらないというわけではなくて、ちょうどいい感じだ。
安そうな洋服店でTシャツ、下着を買う。
デパートの中をぶらぶら見て歩く。
雨が降ったり、止んで晴れたり、いそがしい天気だ。
グレイハントのバスでナイアガラの滝へ行くとしたら、11: 35 出発の次は15: 00 出発となる。
そちらで行くことにして、それまでデパートで時間を潰すことにした。
12: 00~ 13: 00 食堂がすごい人でびっくりしてしまう。
13: 30 食堂がすいたので昼食をとる。
soulvola というのを注文してみる。
上下のパンの中に肉が入っていて、奥にサラダが入っている。
ドレッシングがちょっときつい。
14: 30 バスストップに行く。
「グレイハントでナイアガラの滝に行きたい」と言うと、「アメリカ側か、カナダ側か」と言われた。
「アメリカ側だ」と言うと、「ここからは行けない。16番ゲートへ行け」と言われる。
16番ゲートのメトロバスへ乗れということだ。
16番ゲートへ行くと誰も人が待っていない。
メトロのインフォメーションでたずねてみると、次は15: 30 発で、バスの中で1ドル40セントを払えと言われる。
15: 30 バッファロー出発。
バッファローの街

お飾り以外にも今年減ったなと思われるのが年賀状だ。
毎年、ただ印刷されたものを出すだけの年賀状を続けている自分としても、いつかは出さなくなる時が来るだろうという思いがある。
ただの形式的な新年の慣習にすぎない。
そんなことを考えると確かになくなっても不思議ではない。
子供の頃は1枚1枚いろいろ書いて年賀状を出した。
もらっても、手書きの年賀状が当たり前で、嬉しいものだった。
今はパソコンで印刷されただけのものが配達されてくるのがほとんどだ。
自分もコメントも書かずに印刷されたものを儀礼的に送るだけだ。
だから、ひと言でもコメントが直筆で書かれている年賀状をもらうとちょっと嬉しいし、がんばってるなと相手のことを思う。
自分にはもうできない。
年賀はがきを売る郵便局も年々大変になっているようで、昨年は晦日の30日にもスパーの前で年賀はがきを売っている姿を見て驚いた。
年賀はがきが売れないで、明日は大晦日という日に年賀はがきを売っている。
年内の仕事が終わってから年賀状を書こうとする人にはちょうどいいのかもしれない。
でも、今までだったら、晦日に年賀はがきを売っているのは考えられないことだった。
若者は年賀状は書かずにメールで新年の挨拶をすることが普通になっているようだ。
そのことを考えると毎年メールで新年の挨拶をする人が増えていくことになる。
ますます、年賀状は少なくなり、年賀はがきは売れなくなる。
年賀状 2013年

2013年になりました。
新年になって気がついたことは、お飾りが少ないということです。
マンションなどでは玄関にお飾りを飾ってあるところが自分の周りでは、例年より少なかった感じがします。
地方の一軒家ではそうではないのかもしれませんが、東京の自分の周りでは、確実にお飾りは少なくなっています。
車にお飾りをつけているのを見るのはほとんどありません。
ひと昔前ならば、車にもナンバーの所などにお飾りをつけて走っているのが当たり前でした。
自分もしっかり車にお飾りをつけて走っていました。
それが今では、車にお飾りをつけるという発想自体ありません。
昔だったら、車のお飾りはどうしようかと年末に考えていたのですが、頭の中に車のお飾りのことなど全くありません。
お飾りだけで考えると、昔の方が新年を迎えるという気持ちになったのではないかと思われます。
各家庭の玄関にはお飾りが飾ってあって、走る車の前のもお飾りがあって、紅白の色があちこちから入ってくる。
町全体が新年を祝っている感じがします。
お飾りが飾ってあることによって、賑やかになるものです。
気分も新年を迎えた気持ちになります。
そのことを考えると、お飾りは飾ってあった方が良いのではと新年を迎えてよりいっそう思います。
ただ、車のお飾りと同様、いつの間にかお飾りも玄関から消えていく運命なのかもしれません。
お飾りを玄関に飾る家庭が珍しくなってしまうお時代が来るでしょう。
それは、新年を迎えることが賑やかなことではなくなってしまったあらわれなのかもしれません。
そうならないようにするためにも新年にお飾りは飾って賑やかにしたいものです。
お飾り 2013 年









