2013年になりました。
新年になって気がついたことは、お飾りが少ないということです。
マンションなどでは玄関にお飾りを飾ってあるところが自分の周りでは、例年より少なかった感じがします。
地方の一軒家ではそうではないのかもしれませんが、東京の自分の周りでは、確実にお飾りは少なくなっています。
車にお飾りをつけているのを見るのはほとんどありません。
ひと昔前ならば、車にもナンバーの所などにお飾りをつけて走っているのが当たり前でした。
自分もしっかり車にお飾りをつけて走っていました。
それが今では、車にお飾りをつけるという発想自体ありません。
昔だったら、車のお飾りはどうしようかと年末に考えていたのですが、頭の中に車のお飾りのことなど全くありません。
お飾りだけで考えると、昔の方が新年を迎えるという気持ちになったのではないかと思われます。
各家庭の玄関にはお飾りが飾ってあって、走る車の前のもお飾りがあって、紅白の色があちこちから入ってくる。
町全体が新年を祝っている感じがします。
お飾りが飾ってあることによって、賑やかになるものです。
気分も新年を迎えた気持ちになります。
そのことを考えると、お飾りは飾ってあった方が良いのではと新年を迎えてよりいっそう思います。
ただ、車のお飾りと同様、いつの間にかお飾りも玄関から消えていく運命なのかもしれません。
お飾りを玄関に飾る家庭が珍しくなってしまうお時代が来るでしょう。
それは、新年を迎えることが賑やかなことではなくなってしまったあらわれなのかもしれません。
そうならないようにするためにも新年にお飾りは飾って賑やかにしたいものです。
お飾り 2013 年
