一昨年出来た図書館へ先月初めて行ってみた。
図書館の中に喫茶店などがあって、今どきの図書館はこんな感じなのかと感心した。
早速図書カードを作って本を借りることができるようにしておいた。
もう何年も図書館から本を借りるということをしていない。
前は図書館から本を抱えて自宅に持ってくる頃もあったのに、そんなことも遠い昔のことになっている。
図書館に行かなくなった原因は時間が作れなくなったことが大きい。
すぐ近くに図書館があるならよいが、車を使っても1時間は時間を作らなければならない。
そこで本は借りずに購入することになる。
すると、本を読む冊数が減ってしまうという現象があらわれた。
図書館から借りてきた本は期限があるので、返却日までに読まなくてはならないという気持ちになる。
必然的に、少々の無理はしても、本を読む時間を作って、できるだけ借りてきた本を読もうとする。
でも、購入した本はいつでも手元にある。
そこで、本を読むのに無理をする必要がない。
本を読む時間を苦労して作らなくてもよくなる。
すると、読むペースが遅くなる。
本が読み終わらないのに、新しく読みたい本が出てくる。
すると、読んでいる本を途中でやめて、新しい本を読み始めてしまう。
今も読みかけの本が、「銃・病原菌・鉄」「銀の匙」「下天は夢か」「時の人」など挙げられる。
そこで、また昔に戻って、図書館から本を借りて無理をしてでも本を読み切ろうと思っている。
ネットで予約や延長ができるので昔より、本が借りやすくなっているのも、こちらに都合が良い。
返却期限を気にして本を読む。
それも楽しみのひとつだ。