お飾り以外にも今年減ったなと思われるのが年賀状だ。
毎年、ただ印刷されたものを出すだけの年賀状を続けている自分としても、いつかは出さなくなる時が来るだろうという思いがある。
ただの形式的な新年の慣習にすぎない。
そんなことを考えると確かになくなっても不思議ではない。
子供の頃は1枚1枚いろいろ書いて年賀状を出した。
もらっても、手書きの年賀状が当たり前で、嬉しいものだった。
今はパソコンで印刷されただけのものが配達されてくるのがほとんどだ。
自分もコメントも書かずに印刷されたものを儀礼的に送るだけだ。
だから、ひと言でもコメントが直筆で書かれている年賀状をもらうとちょっと嬉しいし、がんばってるなと相手のことを思う。
自分にはもうできない。
年賀はがきを売る郵便局も年々大変になっているようで、昨年は晦日の30日にもスパーの前で年賀はがきを売っている姿を見て驚いた。
年賀はがきが売れないで、明日は大晦日という日に年賀はがきを売っている。
年内の仕事が終わってから年賀状を書こうとする人にはちょうどいいのかもしれない。
でも、今までだったら、晦日に年賀はがきを売っているのは考えられないことだった。
若者は年賀状は書かずにメールで新年の挨拶をすることが普通になっているようだ。
そのことを考えると毎年メールで新年の挨拶をする人が増えていくことになる。
ますます、年賀状は少なくなり、年賀はがきは売れなくなる。
年賀状 2013年
