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兵士:ホ……ホメロスさま!
あれを ご覧くださいっ!!

シルビア:みんな おっまたせ~!!
シルビア号の お迎えよん

シルビア:アリスちゃん! あれが アタシの仲間たちよ!
あの波止場 スレスレに走ってちょうだいっ!

アリス:がってんっ!!

シルビア:さあ みんな 飛び乗って!

シルビア:じゃーね ホメロスちゃん♪
今宵のショーは なかなか楽しかったわ。
アデュ~

兵士:どうしましょう ホメロスさま……。
このままでは ヤツらに
逃げられてしまいます……。

ホメロス:フッ…うすぎたない ドブネズミ共が。
このホメロスから 逃げられると思うなよ……。
ホメロス 台詞 DQ11



カミュ:……もう 大丈夫みたいだな。
一時は どうなることかと思ったが
おっさんのおかげで 助かったぜ。

シルビア:ウフッ。お礼は アリスちゃんに言ってあげて♪
あの子は ウチの船の整備士でね。
船の操縦も お手のモノなのよん

アリス:お礼なんて とんでもねえがす。
あっしは ただ……
……ひっ!
なんでえ ありゃあ!

クラーゴン:プギシャーーーーーッ!!

シルビア:イヤーッ! 何よ この化け物イカ!
いったい どこから わいて出たの!?

ホメロス:クックック……私に逆らったことを
海の底で 後悔するんだな!
さあ クラーゴンよ!
思う存分 その船をいたぶり
ネズミ共を 海のもくずにするがいい!


アリス:ひいいいっ! こっちに 来るでげす!
あっしは まだ
死にたくねえでがすよ~っ!

カミュ:なんだ この音は……?

ホメロス:あれは ダーハルーネの商船……?
まさか あの船は……!

ベロニカ:見て……あの でっかいイカが
大砲の音におびえて 逃げていくわ。
 



ラハディオ:よかった……ご無事なようですね。
あの魔物は この辺りの海をよく荒らすことで
有名な クラーゴンなんです。

ヤヒム:お兄ちゃん! 僕だよ ヤヒムだよ!
僕 声が出るようになったんだよ!

ラハディオ:息子から すべて聞きました。
この子の声を 取り戻してくださったのは
あなたたちだったのですね。
息子が 声を出せなくなってしまったのは
災いを呼ぶという 勇者の呪いによるものだと
すっかり カン違いしていましたが……
息子から話を聞いて すべて誤解だったと
ようやく わかりました。
失礼なことをして 申し訳ありません。

ヤヒム:僕 この間 町の外で
あの ホメロスっていう おじさんが
魔物と一緒に話してるのを 見かけてね。
びっくりして 声を上げたら
ホメロスのおじさんに 捕まって
魔法で ノドをつぶされちゃったんだ……。

ラハディオ:悪魔の子と呼ばれている勇者が 人を助け
正義で動いているはずの デルカダール王国が
魔物と つながっていた……。
それが 何を意味するのかは わかりませんが
あなたたちは 私の息子の恩人です。
どうか 無事に逃げおおせてください。

ホメロス:……主人公っ!

ホメロス:……主人公よ 聞こえているか!
貴様だけは いずれ この手で捕らえてみせる!
せいぜい その時まで おびえて過ごすがいい!

カミュ:……あんたも デルカダールに逆らったせいで
これから 商売がやりづらくなるだろうけど
うまく 立ちまわってくれよな。



シルビア:見て 主人公ちゃん キレイな朝日よ。
まるで アタシたちの船出を
祝福してくれているみたいね。
……そういえば アリスちゃん。
虹色の枝を買った商人について
何か 足取りがつかめて?

アリス:へえ。あっしの聞いた話だと その商人は
バンデルフォン地方へ 向かったそうでげす。
確かなスジの情報だから 間違いなしでがす。

カミュ:シルビアのおっさん……。あんた 一応
枝のこと 気にかけていたんだな。

シルビア:それじゃ みんな!
世界の海をまたにかけて 虹色の枝を探すわよ!まずは北東のバンデルフォンへ しゅっぱ~つ!

 

 

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