小泉首相のキャッチフレーズは「改革を止めるな」、「自民党をぶっ壊す!」であったと記憶している。
「改革」が「改悪」であったことは、その後の世の中の流れを見れば一目瞭然であるが、彼の立場では大成功を収めたことに異論はあるまい。
自民党は壊れたのである。
壊したのであれば、同じ「自民党」を名乗リ続けるのはペテンに等しい。
自民党は昔のそれとは全く異質で別物であるにも拘らず、相変わらず国民は自民党に投票することに何の疑問も持たない。
これと同じことがこの国の始まりでも起こり、現在もその渦中にある。
国名「日本」のことである。
歴史の教科書や一般向けの歴史書総てがこのテーマを避けているのであって、載っていないという言い訳は通用しない。
倭国九州王朝の属州である東北王朝が「日本(日の本)」を名乗っていたのを倭京(大宰府)を首都とする政府が譲り受け、全土をまとめて「日本」と呼ぶことにしたのだ。
その後、唐のバックアップを受けた半島系大和平野勢力が主導権を握り国名を「日本」とした。
その「日本」が現在の我が国である。
まるで別物なのに同じ名を語るなんて小泉改革の流れと瓜二つ、登場人物の血統と背後に控える大国との組み合わせも全く同じではないか!
日本の初期をテーマにした過去ブログです。