『源氏物語』の世界的な研究者に今年の初めに完成した「建築史学シリーズ」全4冊を謹呈しようと以下のような確認の手紙を書きました。
10年以上前、米田良三という建築研究家が『長谷寺考』という手作り本をお届けしましたが、あの冊子を編集したのは小生です。
その後、米田氏とは二人三脚で改善を重ね、他の3冊も加え全集の体裁としました。
現在の段階でベストな仕上がりと自負しておりますが、米田氏は既に亡く、自分の年齢も考えると、これ以上 手を加えることはもう無いと考えています。
この機会に改めて全4冊を差し上げたいのですが、受け取っていただけますでしょうか。ご返事お待ちします。
先生の御名前は『長谷寺考』の本文にあり、知りました。
「源氏物語画帖」に就いてのNHKの番組も観ました。
米田氏の説は「法隆寺移築説」に始まり、学校教育では全く取り上げられない九州にあった(近畿地方を中心とする飛鳥時代と同時進行の)王朝の全容を解明しています。
今まで複数の方々に献本したのですが、返事があった(米田氏の発送に対して)のは先生のみで、このマル20年間続けてきたライフワークの中で一番嬉しい出来事です。
お贈りする「建築史学シリーズ」は数十セット制作するのみで、書店に出す予定はありません。
「米田建築史学」と『源氏物語』の主な接点は以下です。
オリジナル『源氏物語』は平安時代の作より350年古い。
「紅葉賀」は九州大宰府に於ける観世音寺落成式であり、その後 移築されて現在の法隆寺がある。
移築前の長谷寺の所在地は佐賀県三瀬。
門前町である「椿市」のメインストリートは現在もその雰囲気を遺している。
桂離宮も江戸時代初期に大宰府水城跡の南から現在地の京都に移築された。
等々
その他諸々、4冊の内容が総て矛盾無く繋がることに驚かれることと思います。
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米田良三氏の原稿を書籍化しながら、本題以外にも色々学ぶことが沢山ありました。
一段落した頃にコロナ騒ぎが始まり約3年経過し、国民の大半は“何にも考えていないんだ”と確信しました。
異物を体内に注入してもらって喜んでいるなんて・・・・
小学校の社会科で教師が「日本で一番古い本は?」 生徒達「古事記~ッ」・・・
「乞食」を連想し生徒達は大はしゃぎ。
そして確実にフェイク・ヒストリーは脳裏に刻まれます。
最近では米田氏の提示するテーマに反応する人が頭打ちの感があります。
ワクチン同様20%の壁か!
あと在庫は約20セットですが、最近 九州からの申し込みが続き 嬉しい限りです。
Again
オリジナル『源氏物語』は平安時代の作より350年古い。