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無知すぎた・・・


元上司からもらった長野の『花豆あん』を
ここのパンで中身空洞の塩バターフランスに詰めて食べるとウマイ。

LINE専用機だったはずのAndroidタブレット
にamazonのKindle(電子書籍)の無料サンプルをダウンロードし
読みたいと思ったら購入しています。

偏見が多い私ですから
本はやっぱり紙の本じゃなきゃ!物体がないのに高いんじゃないのー
と思っていましたが
気になるページにシオリをはさみ、気になる箇所をマーキングすると
一覧の覚書ができて今更ながらに便利だと気がついたので
ちょっと右によっている、日本史の本を昨晩から読んでます。


花豆あんと塩バターフランス


次回サンプルの件で
連休明けにお見えになった歴史にくわしい元上司に歴史というか時代について訊いてみたら
己の無知さに我ながら呆れかえりました。

なんと私、元号ってのは天皇のご崩御の時に変るものだと思っていたんです。
無知もはなはだしい・・・
天変地異や疫病やらがあると縁起でもないので占い師か誰かが改元していたらしい。
元号一覧

なおかつ、石器時代とか縄文時代とか弥生時代は史学ではなく考古学に近く
元上司に言わせると
文字ができてからが史学ってことになるらしい。
そして、時代というのは継続性の変わり目や区切りのことらしい。
んじゃ、時代の変わり目って言い回しはなんなんだ・・・

「あくまでも、オレの考えだけどネ!」
ってことです。
真実かどうかなんてのは本なりドラマなりの脚本を書く人の解釈によるらしい。

元上司はワザワザ神保町の本屋にでかけ、無知な私にもわかるであろう
日本史の本を2冊買ってきて、記述の間違いを検閲してから渡してくれるらしい。

来週はサンプル案提出があるんだけど
読まないわけにはいかないな・・・

何でそんなに歴史にくわしいの?と訊いたら
中学校の先生がイイカゲンで壊れかけの古い墓を見るのがスキだったからだそうだ。
壊れかけの墓石からポワーンとしたイメージが浮かんだんだろうと思うと
妙にナットクしてしまった。




財閥の邸宅

岩崎邸 洋館
岩崎邸 洋館
岩崎邸 ビリヤード室
岩崎邸 ビリヤード室
岩崎邸 和室



空白

今日が連休最後の日と思い、比較的近場の
上野不忍池近く旧岩崎邸庭園
にプラッと出かけました。

三菱財閥(三菱商会)を創立した岩崎彌太郎氏の長男
3代目社長の岩崎久彌氏がイギリス人のお雇い外国人建築家ジョサイア・コンドル氏
に設計してもらった邸宅にあがりこんできました。

ジョサイア・コンドル(Josiah Conder)氏は
鹿鳴館や神田ニコライ堂等といった洋風建築を設計された方です。
彼もまた日本の浮世絵師(河鍋暁斎氏)に興味をもち弟子入りされたようです。

日本の学校で建築教授をしていた氏の生徒には
上から見ると円の字の日本銀行や赤レンガの東京駅を手がけられた
辰野金吾氏らがいます。


英国ジャコビアン様式の装飾に囲まれた暮らしの居心地はどうだったんだろう?
現在では和館は3部屋ほどしかありませんでしたが
たぶん住まいとして使用していたのは和館だったのだろうな。

私が財閥のオジョウだったら山小屋風のビリヤード小屋で過ごしたい!
なんてことを思いながら、マァマァ楽しい連休だったなと思う。


連休中もメールやら依頼の電話やらがかかってきていたので
明日から当工場は仕事にはいります。




江戸時代の時代って?


前回・前々回と江戸続きでしたが
けっきょく、江戸というか江戸時代というか
そもそも時代というのが、歴史がニガテな私にはわからない。

学校では石器時代とか縄文時代とか奈良時代とか習ったけど
時代の概念そのものがわからない。

それに加えて寛永やら­正保やら­慶安などという元号が入り
西暦が組み合わさると歴史の流れがまったくわからなくなってしまう。
暗記が多いってのもニガテ意識を助長させているんだろう。

江戸時代は江戸城が明治政府軍に明け渡されるまでの265年間のことをいうらしい。
秀吉公から、いかにも粗相で何もない湿地帯の江戸を与えると言われたらしい家康公。

もしも家康公が小田原や鎌倉を拠点に選んでいたら
私は東京に住んでいたのだろうか? 今の東京はなかったのか?
なんてことを思う。


徳川家康公
江戸の変遷1
江戸の変遷2
江戸の町
寿し屋台



休みがおわったら
歴史にくわしい元上司と寿しでも食べながらご教授お願いをしよう。




江戸の印刷



江戸東京博物館で観た
歌川広重さんの名所江戸百景のうちの一つの錦絵(浮世絵版画)
亀戸梅屋舗の複製です。


名所江戸百景 亀戸梅屋舗 複製
名所江戸百景 亀戸梅屋舗
名所江戸百景 亀戸梅屋舗
江戸の本屋



桜や樫や栗の木の硬い材質の版木が七枚で一枚の錦絵。



絵師さんが、版元から依頼された墨一色の版下絵を描く。

彫師さんが、版下絵を裏返して版木に貼りつけ小刀で彫っていく。

摺師さんが、その輪郭線を墨色でバレンを使って摺る。

その墨一色で摺られたものをまた
絵師さんが、どこの部分に色付けをするか決めて色の指示をする。

彫師さんが、絵師の色指示にしたがって数枚の色版をノミなどを使って彫っていく。

摺師さんが、色版にさきの墨の輪郭線の紙を合わせボカシなどをいれ重ねて摺る。

版元さんが、出来上がった錦絵を販売する。


版元・絵師・彫師・摺師
の分業でその間の行ったり来たりがスゴイ!

歌川広重氏の大胆な構図もスゴイけど細かい版木を彫る人の技術もスゴイ!
微妙な陰影をつける摺師さんもスゴイ!
感心してしまったんです。


重ねて摺ったものでなくてもイイ
梅の枝ぶりの一枚だけでも買いたかった!







江戸のベストセラー買いました


広重 名所江戸百景
広重 名所江戸百景
広重 名所江戸百景

ボウマン感ってヤツですかァ
昨日もオナカの具合がよろしくなかったので
近場のコンビニエンスストアに行って
『大江戸古地図大全』
1300円なりの本を買って、ゴロゴロしながらながめていました。

歴史や地理はニガテですが地図を見るのは楽しい。

んで、その古い地図をながめていたら
ページの片隅に描かれている5cm四方程の小さな絵が気になってきたもんで
ヨクヨク見ると
名所江戸百景/歌川広重
と記載されていて
急遽amazonのKindle版を
146円なりでダウンロードしてみました。

あまりにもスバラシク・大胆な構図でマジマジと見入ってしまう。
丸窓から見る景色から窺い知れるの中の様子
格子戸の中に居る人の暮らしぶり
描かれていない部分が感じられてオミゴトと思ってしまった。
江戸時代のベストセラーらしい。
どの絵も1万から1万5千部の後摺りをしたらしい。

当時の出版の流れを知りたくなって本日、ボウマンした腹で
江戸東京博物館
に行き版木を見てきてエラク感心しちまったのですが
後日書きます。
ホレ、ボウマンしてるしサ