江戸の印刷
江戸東京博物館で観た
歌川広重さんの名所江戸百景のうちの一つの錦絵(浮世絵版画)
亀戸梅屋舗の複製です。




桜や樫や栗の木の硬い材質の版木が七枚で一枚の錦絵。
絵師さんが、版元から依頼された墨一色の版下絵を描く。
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彫師さんが、版下絵を裏返して版木に貼りつけ小刀で彫っていく。
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摺師さんが、その輪郭線を墨色でバレンを使って摺る。
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その墨一色で摺られたものをまた
絵師さんが、どこの部分に色付けをするか決めて色の指示をする。
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彫師さんが、絵師の色指示にしたがって数枚の色版をノミなどを使って彫っていく。
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摺師さんが、色版にさきの墨の輪郭線の紙を合わせボカシなどをいれ重ねて摺る。
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版元さんが、出来上がった錦絵を販売する。
版元・絵師・彫師・摺師
の分業でその間の行ったり来たりがスゴイ!
歌川広重氏の大胆な構図もスゴイけど細かい版木を彫る人の技術もスゴイ!
微妙な陰影をつける摺師さんもスゴイ!
と感心してしまったんです。
重ねて摺ったものでなくてもイイ
梅の枝ぶりの一枚だけでも買いたかった!