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■□ 日常生活の恥ずかしい英語表現に注意しましょう!
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 【おかしな英語】
  ×× She has a good style.   ××
     (彼女は、スタイルがいい)


 【通じる英語】
  ○○ She has a good figure.   ○○(女性)
  ○○ She is well-proportioned. ○○(女性)

  ○○ He has a great build.    ○○(男性)
  ○○ He is well-built.      ○○(男性)
     (彼は体格がいい)
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 日本人は「彼女はスタイルがいい」などと言います。この表現は〝姿、格好がいい〟という意味ですが、英語の style は「(文芸の)文体、(芸術の)様式、(服装)の形」を意味しますので、アメリカ人(イギリス人)はこの英語表現を「彼女の文体は、すぐれている」と理解するのが普通です。われわれの style の概念には〝人間の体型、格好あるいは容姿〟は含まれないのです。


 話し方次第では多少いやらしくなる可能性がありますが、「She(He)has a great body」ともいうことがでいます。


 また、日本では流行の stylist についても「名文家」とか、服装、室内装飾の「デザイナー&コンサルタント」と理解されます。日本の〝スタイリスト〟という職業は、英語では、coordinator または artist といいます。服装であれば、〝wardrobe coordinator〟、メークであれば、〝makeup artist〟といいます。


(次回に続く)