大昔に作ったオリジナルのお話を
AIに作り直して貰いました
これは第二弾のかなり前のお話で
フレデリック・D・マクミランの誕生を描いたものです
この前後にも沢山のお話を作ってあるので
そのうち続きも載せるかもしれません
因みにネタバレすると発想の大元は
小学生の時に見た「スターウォーズ」と
「銀河大戦」です 苦笑
で自分がロボットアニメ好きだったので
それらの要素を全部 詰め込んだ
お話が見てみたいと思って作りました
最初に作り始めたのが
小学生の時だったので時代が進む度に
細かく修正していきましたけどね 苦笑
# 転生の代償
## 第一章:老いゆく最強者
ダミアンの指先から放たれる魔力は、
かつて艦隊を一瞬で蒸発させた。
惑星の地殻すら引き裂くその力は、
銀河のどの星間国家も恐れをなした。
だが今、その伝説の魔導師も老いには勝てなかった。
「マリア、データは」
しわがれた声が研究室に響く。
五百年の時を生きた肉体は、
もはや細胞の若返り術すら受け付けなくなっていた。
「はい、師匠。転生魔法陣の成功率は
九十七パーセントまで上昇しました」
マリアは恭しく頭を下げた。
彼女は複数の星間国家が協力して
ダミアンに対抗するために作り上げた
人造魔導師だった。
ダミアンの遺伝子から生まれた彼女は、
本来なら暗殺者となるはずだった。
だが、ダミアンの圧倒的な力と知性に触れた瞬間、
彼女は師として、父として、
そして神として彼を慕うようになった。
「フランクリン、君の見解は?」
「完璧です、師匠」
フォークストン王国の王子だった青年が答えた。
「千の術を持つ」と謳われた天才も、
ダミアンの前では永遠の学徒に過ぎなかった。
「マリアの身体こそ、
あなたの魂を受け止められる唯一の器です」
ダミアンは微笑んだ。
マリアの身体は自分の遺伝子から作られている。
この宇宙で唯一、自分の魂の重さに耐えられる肉体だ。
「では、始めよう」
## 第二章:次元の狭間で
地球。別の次元に存在する青い惑星。
「よっしゃ、S級まであと少し!」
ケンジは興奮しながらコントローラーを握りしめた。
高校を卒業してから配達業で生計を立てている
彼の唯一の楽しみは、このロボットゲームだった。
明日は休み。徹夜でランクを上げるつもりだ。
その時、世界が揺れた。
「地震!?」
激しい揺れ。
天井が崩れる。
ケンジの視界が暗転した。
死。
だが、ケンジの魂は消えなかった。
ロボットへの情熱、
生への執着、
そして何より「まだ終わりたくない」
という強烈な想いが、彼の魂を次元の狭間に留めた。
*身体が欲しい。新しい身体が*
魂は彷徨った。
そして、次元の裂け目を抜けて、
別の宇宙へと辿り着いた。
## 第三章:魂の激突
転生魔法陣が光を放つ。
ダミアンの身体が崩れ落ち、
その魂がマリアの身体へと向かう。
だが、そこに別の魂があった。
*なんだ、この身体は? 温かい...生きてる!*
ケンジの魂は
本能的にマリアの身体に飛び込もうとした。
*誰だ!*
ダミアンの魂が怒号を上げる。
五百年の叡智と、惑星を砕く力の記憶を持つ魂が、
侵入者を排除しようとする。
だがケンジは引かなかった。
死んだばかりの彼の魂は、生への渇望で満ちていた。
*渡すか!*
魂と魂がぶつかり合う。
次元を超えた戦い。
だが、ケンジには予想外の武器があった。
ロボットゲームで培った反射神経。
配達業で鍛えた諦めない心。
そして何より、「まだ何もしていない」という未練。
一方、ダミアンの魂は五百年の疲労を抱えていた。
ケンジの魂が、ダミアンの魂を飲み込んだ。
## 第四章:想定外の誕生
「師匠!」
フランクリンが魔法陣を見つめる。
マリアの身体が光に包まれている。
「成功...したのか?」
光が収まる。マリアの身体が動いた。
いや、違う。
彼女の腹部が膨らみ、そして—
産声が上がった。
だが、それは普通の赤ん坊ではなかった。
生まれた瞬間、赤ん坊は立ち上がった。
その小さな身体から放たれる魔力は、
かつてのダミアンをも凌駕していた。
ケンジとダミアン。
二つの魂が融合した存在は、
想定を遥かに超えた力を持っていた。
「ああ...」
マリアが呻いた。
彼女の身体は、この力に耐えられなかった。
設計上、ダミアン一人の魂を受け止めることしか
想定されていなかった肉体は、
融合した二つの魂の重さに耐えきれず崩壊し始めた。
「マリア!」
研究室の扉が蹴破られた。
カルタゴ王国の王子、カール・エクスワイアだった。
マリアを愛していた彼は、
異変を察知して駆けつけたのだ。
「マリア、マリア!」
カールはマリアの身体に駆け寄り、抱き上げた。
だが、彼女はもう息をしていなかった。
「貴様!」
さらに一人、研究室に乱入してきた。
宇宙海賊ブラッドウィン・マクドミラ。
彼もまたマリアに惚れていた男だった。
「カール、貴様がマリアを殺したのか!」
「違う! 私は—」
「言い訳は聞かん!」
ブラッドウィンが剣を抜く。
カールも応戦する。二人の戦闘が始まった。
フランクリンは呆然としていた。
師の転生は失敗したのか?
それとも成功したのか?
だが、この赤ん坊から放たれる力は明らかに危険だ。
「くっ...」
フランクリンは決断した。
赤ん坊を抱え、転送魔法を発動する。
次の瞬間、彼らは研究室から消えた。
## エピローグ:新たな物語の始まり
宇宙のどこか、辺境の惑星。
フランクリンは赤ん坊を抱えて立っていた。
赤ん坊—かつてケンジであり、
ダミアンの記憶も持つ存在—は、
フランクリンを見上げた。
その瞳には、二つの魂の混沌が渦巻いていた。
*俺は...誰だ?*
ケンジの記憶とダミアンの記憶が交錯する。
ロボットゲームの記憶と、
惑星を破壊した記憶が混ざり合う。
「君は...一体何者なんだ?」
フランクリンが呟いた。
赤ん坊は答えなかった。答えられなかった。
ただ、その小さな手が光を放ち、
空に浮かぶ衛星を粉々に砕いた。
世界最強の魔導師の転生は、
誰も予想しなかった形で完了した。
そして、新たな混沌の時代が幕を開けようとしていた。
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**終わり**