幸福度NO.1 住みたい・働きたい街東海をつくる 《ワークライフバランス東海》 -5ページ目

幸福度NO.1 住みたい・働きたい街東海をつくる 《ワークライフバランス東海》

多種多様な会員の持ち味を生かして
ワークライフバランスの専門的な内容から
会員の日常まで発信していきます。

みなさん、こんにちは。
(一社)WLB東海 代表理事の梶川です。

私は、株式会社梶川土木コンサルタントの代表取締役として
経営者の立場で2011年より自社のWLBに取り組んできました。
 
今では「WLBは経営戦略である」と確信していますが、
当初はそんなことは考えずに始めました。
 
それから約6年。これまで考えたこと、気付いたことがありますので、
それらをここで少しずつ披露していきたいと思います。

名付けて『経営者の視点でのWLB よもやま話』シリーズです。
#1の今日は、「なぜ私がWLBに取り組んだのか その1」についてです。
 

弊社は、公共事業における建設コンサルタント業、
平たくいうと測量設計業を生業としています。
社員数は30人弱で、平均年齢は36歳(現時点)。
 
公共事業の特徴は、年度末に業務負荷が集中することです。
4~9月の業務負荷に対し10~3月の業務負荷は1.5~2倍くらいです。
それを通年同じ人数で対応しますので、当然のように年度末は一人当たりの
業務負荷が高まります。
 
WLBに取り組む前の当社のその時期は深夜残業は当たり前、
土日出勤もあたり前でした。徹夜で泊まり込む者も結構いました。
さらに、マネージャーもプレーヤーを兼ねているので、部下の業務の
交通整理をする余裕もなく、新人からほぼ一人で責任をもって
業務に当たらざるを得ない状況でした。
 
その結果、技術力の低い若い職員は困っても相談することもできず、
時間ばかりが過ぎ、時間が足りなくなると自ら休日出勤を繰り返し、
挙句の果てに成果にミスがあると責任追及されるという悪循環に陥っていました。
 
社長である私自身はこの状況を把握していたかというと、把握していました。しかし、、、

今回はここまで。次回は、この状況で起きたこと、それをきっかけに考えたことを書きます。


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梶川 洋(かじかわひろし)
株式会社梶川土木コンサルタント 代表取締役/中小企業診断士
社員の幸せを望む経営者として、世の中の社員の幸せを実現するために、世の中の経営者の意識改革をすすめたい。


 
ワークライフバランスコラム、今回は木本が担当させて頂きます。
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 私は数年前から家電の販売促進に関わる仕事をしています。
 研修等で色々なメーカーの方のお話を聞く機会も多いのですが、今の家電はすごいなと、いつも感心してしまいます。
 最近は共働き世帯が増えているので、家事を効率良くこなせるよう考えて作られているものが多いように思います。
 冷蔵庫は、1週間分のまとめ買いに対応出来たり調理が手間なく出来る工夫がしてあったり、
洗濯機は、衣類の汚れが簡単に落とせたり洗濯槽を清潔に保てたり、
電子レンジも、自動で美味しくてヘルシーな料理が出来たり手間なく庫内を清潔に保てたりと、
それぞれのジャンルの商品に、挙げたらきりがないほどの性能がつまっています。
家電製品は壊れてから慌ててお店に買いに行くことも多いと思いますが(私はいつもこのパターンです(^^;))、最新の家電は数年前のものと比べかなり省エネになっているし、家事の効率化にもつながるので、壊れる前に色々調べて早めに買い替えても損はないと思います。
ご自身のライフスタイルに合う家電を使って、ワークライフバランスを更に進められてはいかがでしょうか♪

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木本 真実(きもと まみ)
・株式会社ワーク・ライフバランス 認定
ワーク・ライフバランスコンサルタント、
・愛知県豊川市 男女共同参画審議会 委員
・家電の販売促進に関わる仕事をしています。
*将来の目標:
 家事の効率化に役立つ家電の知識を増やして、
家電芸人…じゃなくて家電コンシェルジュになること(^-^
ワークライフバランスコラム、今回は木本が担当させて頂きます。
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 コラムを書くのは初めてなので、今回は私がワークライフバランスに関心を持つようになった理由を書きたいと思います。
 私が就職活動をしていたのは「就職氷河期」と言われていた頃で、特に女子学生にとっては厳しく、会社案内の資料請求をしても、明らかに男子よりも送られてくる数が少なかったし、会社説明会にもなかなか参加出来ない状況でした。
それでも何とか就職をしました。その会社は女性社員が比較的活躍してはいたのですが、残業時間が多く、結婚・出産を機にほとんどの女性が辞めてしまっていました。
私自身も、結婚を機に転居する必要があった為、その後転職した会社を1年で退職しました。
その後出産をし、子育てが始まりましたが、自分自身や周りの母親たちの状況から、子育てと仕事の両立の大変さを肌で感じてきました。
「男は仕事、女は家庭」という考え方は、女性だけでなく多くの男性をも苦しめています。こういった考え方があると、男性は仕事がうまくいかない場合、女性と比べてより深く悩まなければならなくなるのです。
男性は自殺率も圧倒的に高いし(女性の約2.5倍)、結婚したくても年収が低いと難しくなったりします。
離婚した場合も、親権は母親が得ることがほとんどで(約8割)、子供に会いたくてもなかなか会えないことも多いそうです。
男性も女性も一人ひとりが性別に関わらず、能力を存分に発揮し、いきいきと生活出来る世の中にするためには、ワークライフバランスの実現が不可欠です。
ワークライフバランスの大切さを、これからも多くの人に伝えていけたらいいなと思っています。

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木本 真実(きもと まみ)
・株式会社ワーク・ライフバランス 認定
ワーク・ライフバランスコンサルタント、
・愛知県豊川市 男女共同参画審議会 委員
・家電の販売促進に関わる仕事をしています。

ワークライフバランスコラムをお届けします。今回は鈴木が担当します。是非ご一読ください。

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皆さんの睡眠時間はどれぐらいでしょうか?

私は6時間くらいです。できればもっと睡眠時間を確保し、目の下のくまをやっつけたいです。
今日はこの睡眠時間について少し考えます。


まず皆さんの通勤時間はどれぐらいですか?


最近、過重労働や健康が議論されています。
健康で100%のパフォーマンスを仕事で発揮するには、

通勤時間に関しても考えたいと思います。


過重労働のところで注目すべきが、非労働時間という考え方です。


勤務間インターバル制度が日経新聞でも大きく報じられました。


勤務間インターバルというのは、

前の日の仕事終わりから、翌日の仕事始めまでの時間です。
例えばKDDIなら8時間空けなさいというルールです。安全衛生管理規定の方には11時間、

就業規則の方にはより強制力を持たせる8時間というのを制度で導入されているようです。

EUの基準が11時間ですね。

来年度、この勤務間インターバルがキーワードになります。

助成金が創設されたんですね。


なぜ勤務間インターバルやるか。

 

答えは睡眠時間確保するためです。


過重労働の問題は、労働時間の長さです。

労働時間が長くなると非労働時間が短くなります。
非労働時間の中で一番大きな割合を占めているのが睡眠時間です。


つまり非労働時間が減ると、

睡眠時間が削られて、疲労回復が出来ず、健康障害をおこす。


だからインターバルを設けて、睡眠時間を確保しましょうということです。


そして非労働時間の中に通勤時間も入っています。

 

通勤時間が長いと、結局は睡眠時間が削られます。


社員の健康確保の観点から、近く住んでもらう方が良いかもって議論もあると思います。


その際、検討するのが近隣住宅手当です。

会社の近くなら、家賃を何割か負担します。


比較するのは、現在の通勤手当とそれに本人の通勤で浪費している体力と時間です。


人材不足の現在、企業の各種手当の見直しの参考になればと幸いです。


(私ごとですが、通勤時間の細切れの時間ほど、集中して勉強できていたような気がします)

※職場意識改善助成金に「勤務間インターバル導入コース(仮称)」を設けるもので、

平成29年度概算要求額はおよそ4億円。

助成対象は、制度導入に伴う就業規則などの作成・変更費用、研修費用、

労務管理用機器などの導入・更新費用など。

助成率は費用の4分の3で、上限は50万円としている。


●鈴木啓介(すずきけいすけ) 社会保険労務士。専門は人事制度策定支援。


今年、個人的に東海で注目していることは、J2でのグランパスの戦いです。

J2降格は非常に残念ですが、苦しい時こそ強くなるチャンスです。

5歳の息子を連れてスタジアムで観戦したいと思います!!


最近、「働き方改革」関連で新聞に人事労務の記事を目にする機会が増え、

少し戸惑いを感じています。

人事の専門家として、自分がお手伝いできる部分の仕事の領域だし、

ワークライフバランスの普及に大きく時代が動いていることはとても嬉しいのですが、

困ったことに新聞の情報は早過ぎて、

実務面の詳細がまだ決まっていないのに報道されるからです。

 

例えば“同一労働・同一賃金”についてはまだ法律でもなく、

ガイドランがやっと出たという状態です。

 

実は今回“同一労働・同一賃金”については、順番が逆なのです。

通常は法律ができ、ガイドランができ、細かいQ&Aが関係サイトにアップされ、

やっと確かなことがお答えできます。

 

今は、国も経済界もスピード感をもってどんどん人事への提言をしています。

専門家もそのスピードに乗り遅れず、

企業に対しては実務面で確かな情報をお伝えし、

時代に合った提案ができるよう対応していかなければならず、

日々、勉強の大切さを痛感しています。

これから人事面は大きく変化していきます。

時間外労働の上限、正規/非正規の処遇問題、定年後の再雇用、

評価基準の見直し等、議論が深まっていくと思います。

 

私の個人的な予想は、おおよそ企業の人件費は高騰していくでしょう。

 

そうなると、例えば評価基準の見直しだけでは片手落ちです。

経営面から見た適正な人件費管理や、賃金テーブルも多種多様な職種ごとに必要です。

それにリンクする評価制度や人材育成もセットで考えなければなりません。

そこで重要なのは会社が求める人材像がしっかりしているかです。

人材を定義する等級制度、等級ごとの評価、評価に対しての賃金。

スキームとしては簡単ですが、これからはますます複雑化していくでしょう。

ワークライフバランス東海では組織力向上グループが主導となり、

2ヶ月に1回研究会を開いていきます。

幅広い分野が学べる場になるのでどんどん活用したいと思います。


●鈴木啓介(すずきけいすけ) 社会保険労務士。専門は人事制度策定支援。


今年のライフ面の目標は、アコースティックギターを買うことです。

簡単そうですが、家族の許可と、買っても弾く時間がないという事態にならないように

仕事の改善が必要です。

何といっても、どのギターを買おうか迷っている時が幸せです。