(一社)WLB東海 代表理事の梶川です。
私は、株式会社梶川土木コンサルタントの代表取締役として
経営者の立場で2011年より自社のWLBに取り組んできました。
今では「WLBは経営戦略である」と確信していますが、
当初はそんなことは考えずに始めました。
それから約6年。これまで考えたこと、気付いたことがありますので、
それらをここで少しずつ披露していきたいと思います。
名付けて『経営者の視点でのWLB よもやま話』シリーズです。
#1の今日は、「なぜ私がWLBに取り組んだのか その1」についてです。
弊社は、公共事業における建設コンサルタント業、
平たくいうと測量設計業を生業としています。
社員数は30人弱で、平均年齢は36歳(現時点)。
公共事業の特徴は、年度末に業務負荷が集中することです。
4~9月の業務負荷に対し10~3月の業務負荷は1.5~2倍くらいです。
それを通年同じ人数で対応しますので、当然のように年度末は一人当たりの
業務負荷が高まります。
WLBに取り組む前の当社のその時期は深夜残業は当たり前、
土日出勤もあたり前でした。徹夜で泊まり込む者も結構いました。
さらに、マネージャーもプレーヤーを兼ねているので、部下の業務の
交通整理をする余裕もなく、新人からほぼ一人で責任をもって
業務に当たらざるを得ない状況でした。
その結果、技術力の低い若い職員は困っても相談することもできず、
時間ばかりが過ぎ、時間が足りなくなると自ら休日出勤を繰り返し、
挙句の果てに成果にミスがあると責任追及されるという悪循環に陥っていました。
社長である私自身はこの状況を把握していたかというと、把握していました。しかし、、、
今回はここまで。次回は、この状況で起きたこと、それをきっかけに考えたことを書きます。
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梶川 洋(かじかわひろし)
株式会社梶川土木コンサルタント 代表取締役/中小企業診断士
社員の幸せを望む経営者として、世の中の社員の幸せを実現するために、世の中の経営者の意識改革をすすめたい。
今回はここまで。次回は、この状況で起きたこと、それをきっかけに考えたことを書きます。
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梶川 洋(かじかわひろし)
株式会社梶川土木コンサルタント 代表取締役/中小企業診断士
社員の幸せを望む経営者として、世の中の社員の幸せを実現するために、世の中の経営者の意識改革をすすめたい。