【お金の話】<前編>私の過去のお金の捉え方 | ステップファミリー×組織開発

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どん底だったシングルマザーの時代から幸せなステップファミリーを築いた軌跡。現在はパーソナルのコーチング(1on1)と組織開発や関係性のシステムコーチとして、あらゆる組織や家族・カップルの応援をしています。

こんにちは。Work & Life Coaching★SHIHOです。

 

職業柄、「志帆さんのケースを聴きたい」というご質問をよく頂きます。コーチは基本的に聴き屋。セッションでは自分の話はしません。でそこに全ての答えがある訳ではないのを知りながらも、同時にうまくいっている人のケースをまずは真似るという方法も1つだったりしますしね。(私がうまくいっているかどうかは主観なのでわかりません笑)

 

今回とってもいい「問い」を頂きましたので、そういうケースは、ブログやFacebookなどで私のケースをお伝えしていきます。(これからも是非、聞いてみたい問いがあればください♡私もそこから思考を深められます。)

 

テーマは、「お金について」です。

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まずは<前編>

:私の過去のお金の捉え方について

 

■会社員時代のお金の捉え方

 

学生の頃から初任給についてはかなりシビアに見ていました。

平均はこのくらいなんだな。少し初任給が高い会社の場合には、どんな理由があるんだろう?そのレベル感のある学生が実際に入社しているのか。(お金=人の価値=仕事の価値)とも見ていたかもしれません。

幸いにも、私が新卒で入社した会社は初任給の高い会社でした。

初任給でも30万くらいはありました。そうなると、それがデフォルトになります。

30万よりもお給料が上がればGood!

30万よりもお給料が下がればダメ、自己否定。

そんな感じでした。単純に。でもmin30万あることは安心感になっていました。

 

チーフやマネージャーなど「ランク」が上がれば必然的にお給与も上がります。(査定は業績により変化しますが)だから、同期の中で誰が一番早くチーフになるか、マネージャーになるか、みんなウォッチしていますよね(言わないけれど)。

 

そんな中で私のキャラは、「そんなにガツガツしたくない」というポジションをとっていました。

負け組という見方もあるでしょうし、実際にそこまで成果を上げていなかったので、結果に対する自己正当化であるかもしれません。

 

今となって感じる違和感は入社4年目の時にまず1回ありました。

私はいきなり営業メンバーを10人程度率いるリーダー的なポジションになりました。

その時は、マネージメントのマの字も知らずに、メンバーと心が通わせられなかったりと四苦八苦の新米リーダーだったのですが、優秀なメンバーが沢山いて、なんと全社のTOPになったり、優秀チーム賞を受賞したりと、自分の価値が上がっている実感がないのにも関わらず、お給料やインセンティブがどんどんUPした時期がありました。嬉しいようで、実は内実が伴わず、とても驚いていました。(お給料に見合う自分になれていない、ということは自分がよく分かっていたから。)

その後絶頂の後に私は妊娠をしました。一時営業部を離れていた時期がありました。でもその時は、過去の栄光が査定実績となり、内勤で負荷を非常に減らしてもらったにも関わらず、とても優遇されたお給料を頂いていました。(大きな企業でリーマンショック前だった奇跡でしょうけれど)

 

そして、なんと離婚をすることになって、6か月後に職場復帰した時が、2回目の違和感でした。

0歳児の子供がいて、職場復帰をするには、今までのような時間の使い方はできません。

離婚して一人で子供を食べさせていかなければ!という焦りもある中で、子供との時間もなおざりにはできない!と息巻いていました。

フルタイムで復帰しても残業はせず、今までと大きく変わることのない成果を出すために、必死になりました。

 

でも、お給与は下がりました。

 

理由は、産休育休をとる前と後の間にリーマンショックがあり会社の状況が全く違うとのことで。会社の状態が急激に悪くなり、契約社員の早期退職という名のリストラもしていました。

 

更には、私には半年間のブランクがあり、査定すべき前の半年間がないため、新卒初任給がベースとなるという理由でした。

 

正直に言うと、ボー然となりました。

はぁ?と思いました。

短い時間で成果出しているなら、評価されるべきで当然だろう!とも思い会社に文句を言ったこともあったし、働き方についてのナレッジコンテストに提出したこともありました。

 

でもそこで言われた上司のボヤキが今でも、まぁ忘れないですね。

 

「結局、何を言うか、じゃなくて、誰が言うかなんだよね。」

(つまり、お前がワーワー言っても意味ないよ)

 

正しかろうことを言っても、会社にとって影響力のある人が言わないと事は変わらない。

 

その時くらいからでしょうか。

あ、自分でお金についてコントロールしていないな、と気が付きました。

 

私には、道が2つあったと思います。

1つ目は、社内で影響力のある人になる。(会社という大きな仕組を変えにいく→そのために、更に仕事で成果を上げ昇格していく)

2つ目は、変えられる事に目を向ける。(自分を変えにいく)

 

私は、1つ目には全く響かず、2つ目については好奇心いっぱいだったので、

迷わず2つ目を選びました。


<後編>につづく


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