<前編からの続き>
ツーリング2日目。


改めてご紹介。
ペンション「木いちご」
お世話になりました
次はウィンターシーズンに訪れてみたいな。
というわけで、ゆっくり9時頃に出発。
体調不良気味のZZRくん、夜のうちに小人さんが治してくれてないかな~。
なんて期待しつつエンジンスタート。
ブボッブボボボボ...
嫌な音が
自走できるのか?
でも、しばらく暖気してエンジン温まってきたら少し回復したので出発しました。
(症状のまとめは最後に書きますね)
【蔵王温泉 源七露天の湯】
http://www.zao-gen7.com/
(これまた撮影してないのでリンクのみ)
まずは近場の立ち寄り湯から。
立ち寄り湯としてはかなり秀逸ですね。
めっちゃ綺麗で良い温泉でした。
そして、「THE 蔵王温泉」と言って良いスタンダードな強酸性白濁硫黄泉。
ゆっくりできました。
ここは10時過ぎに出発。
目指すは、米沢市の県境付近にある秘境、滑川温泉。
国道13号から途中県道に入り、10kmほど極細の荒れた舗装路を走ります。
しかも、かなり急な上り坂や荒れた路面でのヘアピンやブラインドコーナーが連続しているくせに、やたらと交通量が多い。
これはもはや「秘境」じゃないな笑
全然気を抜けない10kmを走りきり、目的の温泉へ。

ZZRくんは空気を察してくれたか、まさかの復調!
荒れた舗装路も急な坂道もなんのその。
地元人っぽいジムニーのおっちゃんとチェイス気味に走ってに先導してもらって無事に辿りつきました。

知る人ぞ知る。
でも何気に有名な滑川温泉 福島屋
ここに来るのは2回目だったかな。
ここの自慢は渓流沿いの岩風呂です
蔵王温泉と同じく、強酸性の白濁硫黄泉。
そして、ここは混浴なのでご注意。
(俺達が入ってるときは貸切状態でしたが)
貸切状態なので写真も撮っちゃう。

温泉から観える景色。

脱衣所。
といっても誰もいなかったので外で脱ぎ、ザックとか荷物は岩の上に。
ほぼ野天風呂のノリですね。
お風呂は、


こんな雰囲気です。
めっちゃ良いお湯でした
身体の芯からポカポカ。
ただ洗い場は無いし、お湯は酸性なので温泉で顔を洗わない方がよろしいかと。
汗が結構出るので、ここではタオルで拭いて後で内湯か洗面所で洗いましょう。
ちょうど、そろそろ出ようかというタイミングでご夫婦が入ってきたので退散。
時間的には昼を少しまわっていたので、米沢市まで戻って給油しつつランチにします。



せっかくの米沢だし米沢牛食べたい!!
でもステーキ100gで7,500円とかムリー笑
という我侭な要求を満たしてくれる、米沢牛の牛鍋定食。
めちゃめちゃ美味でした。(*´Д`)=з
お腹も膨れて満足したところで、この時の時間は14:30頃。
さくさく出発します。
次は、福島県は桧原湖を抜けて猪苗代湖へ向かいます。
そして給油のタイミングで15時頃。
米沢~桧原湖間は約50km。
時間的に遅れがちだったのと、天候崩れそうなこともあり、桧原湖到着時の状況で最後のルートを決めようという事になりました。
選択肢1: 猪苗代湖から南会津~日光へ抜ける峠道ルート
選択肢2: 猪苗代湖から磐越道 磐梯熱海ICに乗って帰着移動
そして出発。
桧原湖には白布峠からアクセスします。
白布峠は途中のビューポイントからの景観が素晴らしく、天候良ければ是非立ち寄りたい場所なんですが…
ガスで全然見えず
そして、ZZRくんは滑川温泉からの降りでまた調子が悪くなっていました

なので残念ながら、ビューポイントには立ち寄らずに走り続けます。
そして途中で雨が降ってきました。
強くなりそうな気配だったので、途中で合羽を着て再スタート。

桧原湖畔のセブンイレブン。
この時点で16時過ぎ。
この時間で雨が降ってきていることも鑑みると、ここからの長距離の峠抜けは危険という判断となり、最終判断は2の東北道を使った帰着移動となりました。
というわけで、最後はあっさり終了。
ともいかず。
相変わらず体調不良のZZRくん。
6,000rpm以下に落とすとゴホゴホ咳込みます。
風邪でも引いたか?
そして東北道では50kmの断続渋滞
だーかーらー。
6,000rpm以下にすると咳き込むんだってば!
エンジンストップしないかドキドキものでしたが、極力メインジェットを使うように低ギアで走り、何とか渋滞を抜けてる最中に今度は大雨
どひー
うっかりハイドロしそうな路面状態にビビりつつも、途中ちょいちょい休憩入れながら最後は流れ解散になりました。

これは那須高原SAだったかな。


流れ解散となった矢坂北PA。
この手前でかなりの大雨になって逃げ込みました。
佐野SAを越えたあたりから雨は止み、何とか無事に帰宅しました
帰宅時間は22時。
まあ、こんなものか。
無事に帰れたから良しとしよう。

今日は俺も言ってやりたい。
Hideさんのツーリング記事の決め台詞。
お借りします m(__)m
お疲れダブズィ~!
さて。
気になるZZRくんの症状ですが、走っていて分かった点は以下の9点。
1. 6,000rpm以下でエンジン音がボコつく
2. 低回転域(3,000~5,000rpm)でアフターファイア的なスパーク音が数回あった
3. 1速だと7,000~8,000rpmまで回してもボコついていたときがあった
4. 1速4,000rpm付近でボコついていても、4発の同調が合っていないと出ないヒュルヒュル音は鳴っていた
5. 7,000~8,000rpm以上に回せば吹け上がりは概ね良好だった
6. たまに調子が良好な状態に戻ったタイミングがあった
7. 6,000rpm以上を維持するため1~2速での高回転域を多用したが燃費は落ちていない
8. アイドリング回転数は1,000rpm以下に下がっていた(通常1,200~1,500)
9. アイドリング回転数ではボコつき音はなく、回転数は低いが安定していた
総合するとスロージェット系のトラブルのように見受けられるのですが、3発で回っているという音ではなく、どちらかというとガス欠時のような燃調が狂っている時のような音でした。
だとすると、吸気系か燃料供給系か。
ただし、高回転域(メインジェット)で元気なので吸気の可能性は低く、思えば燃料コックをリザーブにしたあたりから調子が悪くなっていることを考えると、恐らくリザーブ付近に沈殿(浮遊)していたゴミが燃料供給経路のどこかに詰まったのではないかと思われます。
しかもスロージェット系に影響する経路で、キャブのフロート室1〜4番全体に影響する箇所。
どこだ?笑
そんなわけで、次回はどうやら久しぶりにメンテナンス系の記事になりそうです。
またキャブ降ろすのか(泣)
■復路データ
走行距離 : 443.4km
総走行距離 : 981.2km
燃費 : 19.41km/L