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むらのブログ

スキー、バイク、釣り、ときどきダーツ・・・
趣味の記録です。

ども。

ご無沙汰ですはぐれメタル

 

全然手を付けられないまま7月になっちゃいました汗

 

 

ZZR400 始動トラブル

ZZR400 始動トラブル (2)

 

 

なんとか、時間取れたので改めて考えてみる。

 

● 始動スイッチを押した際に、スターターサーキットリレーが「カチッ」と音を出している。

● ニュートラルに入れて、サイドスタンドを降ろした状態でも状態は変わらず。

● ジャンクションボックスを変えても状態は変わらず。

● バッテリーを交換しても状態は変わらず。

 

 

 

 

 

で、キルスイッチをバイパスしたらどうかなんて考えていました。

 

でも、よく考えたら ON の状態でスターターサーキットリレーが鳴っているのでキルスイッチは関係ないっすね。

念のため、 OFF の状態で試してみたらスターターサーキットリレー鳴らなかったので、やはりキルスイッチの問題ではなさそうでした。(キルスイッチ作動しているということです)

 

 

 

 

 

さて。

困った。

 

次の手が全く思い当たらない。

 

 

 

あるとしたら、セルモーターの故障か。

 

 

 

 

というわけでフレームの隙間からセルモーターを覗いてみました。

 

 

よく、セルモーター故障はプラハンで叩くと復活することがあるなんていいますが、ZZR400 は試しに叩いてみようにも、キャブ降ろさないと叩けないので不便ですよね。

 

・・・キョロキョロ ん?

 

 

 

 

 

 

おや?

濡れてるような・・・

(写真わかりにくくてすみません)

 

 

 

やっぱり、濡れてるよな。

(写真わかりにくくてすみません2)

 

 

 

としたら。

直感的に下を見ると、

 

 

 

 

 

あーーー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次に、アンダーカウルの下部(内側)を覗いてみる。

 

 

 

あらーーーーーーー。

これは間違いなく、漏れてますね。

 

 

 

 

 

キャブ側を覗いてみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

あちゃーー↓↓

2番のインテークマニホールドが濡れてます。

 

これは、2番のどこかから漏れている証拠。

構造的にはキャブしか考えられない(真上はエアクリーナーボックス)けど、ここに漏れるということはオーバーフローの可能性もあるか。

※液体はオイルにも見えるけど漏れる経路がイメージできていません。

 

 

まあ、どっちにしても開けてみるしかないか。

オーバーフローが直接の原因でセルが回らないとしたら、オーバーフローしたガソリンが燃焼室を満たしている可能性があります。(その圧力でセルが回らないということ)

 

セルモーター故障の可能性は開けてみてから判断かな。

 

 

 

 

面倒なことになってきたな どーん

 

なかなか長期戦になりそうなので、今日はここで断念です。

続きは7月の三連休かな。。。

 

 

つづく

続きです メタルスライム2

 

 

パーツ注文から 2日。

GWと被っていたので諦めていましたが、なんと届きました。

 

最近は運送業者さん大変みたいですが、相変わらずの爆速配送で感謝ですm(__)m

 

 

では早速。

今回、購入したのは新品ではなく1991年式のZXR750のジャンクションボックス(中古)。

パーツ番号同じだったので同じ品だと思いますが、念のためテスター当ててチェックします。

 

 

 

左が取り外したやつで、右が注文したやつです。

 

 

テスター当てた結果も良好だったので、早速取り付け。

 

 

 

これであっさり治りますようにっ!

(今までのパターンだと「症状変わらず」が多かったので、本当に祈る気持ちで)

 

 

結果は。

 

 

 

 

症状変わらず どーん

 

 

いつも通りの展開ですね。

 

 

 

さて。

 

ジャンクションボックスが違うとなると、ちょっと検討つきません。

接点の接触不良は可能性あるとしても、全く作動しないというのはちょっと。。。

 

 

とりあえず、腰を据えて悩むかと座って珈琲飲みながら配線図と格闘してたところ。

 

 

 

友人のH氏登場えへ

いやー、本当に良いところで来てくれました。

 

「ちょっとバッテリー貸して」

 


 

 

というわけで、バッテリーを変えて試してみました。

 

 

うーん。

症状変わらず。

 

これで、バッテリーとジャンクションボックスは疑い晴れました。

もしや電装系・・・じゃない?

 

 

 

 

とはいえ念のため、レギュレータ/レクチファイアも確認。

以前、焼いたこともあるレクチファイア。(ハーネスのカバーに焼けた痕跡がw)

 

元気そうで何よりです 双葉

 

 

 

あとメインヒューズも確認。

(写真中央のピンクのカバー部分)

 

が、こちらも異常はなさそう。

そもそも、メインヒューズやスターターリレーに異常があったらスターターサーキットリレーも動かないし、ウィンカーとかも点灯しないので、ここは正常に作動していると考えるべきでしょうね。

<2017/7/23追記>

スターターリレーが故障していても、ジャンクションボックス内のスターターサーキットリレーは動いてました。m(_ _)m

配線図的にはスターターサーキットリレーの+側はメインヒューズ(スターターリレー)に入っているように見えたので、無関係と考えました。やっぱり配線図は難しい。。。

 

 

手詰まり感が出てきたので、新たなヒントを獲得するために押しがけすることに。

これも、2人いればこそですね。

 

感謝 歩くマリオルイージ

 

 

 

押しがけは、1速・2速の両方で確認しました。

 

結果は・・・

 

 

なんと、点火どころかクランキングすらせず。

クラッチ繋いだ瞬間にタイヤロックで全く始動せずでした タイヤ

 

 

これは思っていた以上に重症かも うっ・・・

 

 

 

これ以上はタンクとエアクリーナーボックス降ろさないと確認できない箇所ばかりなので、今日のところはこれで終了。

とりあえず、ここまでに判明していることをまとめます。

 

<バッテリー充電前> 

・半年間休眠状態だったのを先日起こした。

 (屋根付き駐車場内にカバーかけて停めるので雨ざらしではないです)

・バッテリー充電前にチョークがけでエンジン始動した。

・チョーク戻したところでエンジン停止し、その後はバッテリー終了で始動せず)

 

<バッテリー充電後に戻した後>

・セル回らず。

・ヘッドライト点灯せず。

・バッテリー外す前はヘッドライトは点灯していた。(と思う)

・セルスイッチを押すとジャンクションボックス内から「カチッ」と音がする。

・ウィンカー、ハザード、メーターパネルのLED、ブレーキランプ、ホーンは正常に稼動

・キルスイッチのOFF/ONは効果なし。

・ギアはニュートラルでもセル回らず

・クラッチ握っていてもセル回らず

・サイドスタンド出してもセル回らず

・押しがけしてもタイヤロックした状態(クランキングしていない)

 

 

こんなところかな。

 

 

 

スターター系の配線図を見る限りでは、メインヒューズやジャンクションボックスに異常がないとしたら、あとはスターターモーターの作動不良くらいしか考え付かないです。

スターターサーキットリレーは正常に作動しているように見えるし、メインヒューズやイグニッションスイッチに異常があればそもそもその他の電装系も動かないし。

<2017/7/23追記>

メインヒューズに異常があったら他の伝送系も動かなくなりますが、スターターリレーの作動不良だけなら動く場合もあります。(ありました)

 


スターターロックアウトスイッチが故障していたとしても、ニュートラルに入っていればセルは回るはずだから、これまた違うし。

ニュートラルで始動しないならサイドスタンドセンサーも関係なさそうだし。

 

あと可能性あるとしたらエンジンストップスイッチ(キルスイッチ)かな?

でもこれは先に正常時の状態を確認しないとな。

 

次に確認するとしたら、

 

(a) スパークプラグの点検(火花散っているか)

(b) スターターモーターの点検

(c) スタータークラッチの点検

 

 

こんなところか。

 

(a) はエアクリーナー降ろさないとアクセスできないし、(b) はキャブ降ろさないとアクセスできない。

(c) はエンジンオイル抜いてやらないと点検できない。

 

とすると、自動的に

 

 ・キャブOH

 ・ガスケット交換(オルタネーターカバー、キャブ内の各部)

 ・オイル交換

 

までは一緒にやることになるのか。

(低回転域で咳き込む件が棚上げになってるし汗

 

 

ううう。

久々の重整備だどーんどーん

 

 

 

ひとまず、ガスケット類は注文するとして、スターターモーターどうしようかな。

これ注文してハズレだったら痛いしなぁ。(新品で4.5万くらい)

 

 

 

最後に、この記事を読んで頂いたZZR400乗りの皆様にお願いがあります。

イグニッションスイッチをONにした状態でキルスイッチをOFFにすると各部の状態がどうなるか、コメント頂けるととっても嬉しいです。m(_ _)m

 

・ヘッドライト (点灯/消灯)

・メーターランプ (点灯/消灯)

・車幅灯 (点灯/消灯)

・ウィンカー、ハザード (作動の有無)

・ブレーキランプ (作動の有無)

・ホーン (作動の有無)

 

 

 

図々しいお願いで恐縮です。

 

よろしければ、お暇な時にでもコメント頂けますと幸いでございます。。。

 

つづく

 

ども、ご無沙汰してますメタルスライム2

  

すっかり暖かくなりましたね。

バイク乗りたいと思いつつ出張などで不在にすることも多く、なかなか乗れていませんでした。

 

そして、昨年の山形蔵王ツーリングで出た「低回転域で咳込む症状」を放置したまま冬の間寝かせてしまっていたZZRくんを、約半年ぶりに起こしてみました。

放置気味だったことを反省しつつ、まずは始動チェックから。

  

バッテリーは案の定、虫の息でしたが、なんとかチョークで 1回だけは始動しました。

   

とりあえずエンジン停止してバッテリー充電から。

そして更に 1週間後の週末、バッテリーの充電も終わっていたので改めてチェックに入ります。

  

 

咳込み問題は症状からみてスロージェットへの沈殿物の詰まりで間違いなさそうなので、まずはケミカルに頼ってみて、それでもNGならキャブを降ろそうと思います。

というわけでバッテリー接続してキーをONに回して。

  

  

 

 

 

 

ヘッドライトが灯きません。

  

そして、セル回らず。

  

 

 

出たか、恒例のトラブルどーん

しかもGW初日でこれとは。。。

 

やはり、普段から少しでも乗ってないと罰があたりますね。

反省ううっ・・・

 

 

さて、気を取り直して切り分けします。

まずはバッテリーを疑ってテスターを当ててみるも、12.6Vと正常。

そもそも、充電直後でヘッドライト消灯は明らかにおかしいから、バッテリーの線はないかな。

 

ウィンカー、ハザード、ホーンは正常に動作。

 

セルスイッチ押すとジャンクションボックスのあたりから「カチッ」と音がするだけで何も起こらず。

セルモーターも回っていなさそう。

 

セル動作不良とヘッドライト点灯不良が同時発生・・・としたら。

ヘッドライトリレーとスターターサーキットリレーが集まっている箇所。

  

それは!

  

ジャンクションボックスうーーード●モ風①

 

 

電装系のトラブルか・・・

何気に、めっちゃ苦手分野なんですよね↓↓↓

  

とか言ってても仕方ないのでジャンクションボックス外して家に戻り、サービスマニュアルとにらめっこ。

 

 

 

配線図を確認。

ヘッドライトリレー(左側G)、スターターサーキットリレー(右側J)と、各端子のチェックをします。

通電してのチェックは機材が無いので省略し、取り急ぎ無通電状態での抵抗チェックを行います。

 

 

こんな。

 

 

 

 

それぞれに、テスターを当てていきます。

 

 

 

抵抗が取れる場所と、∞(絶縁部)を確認し、ダイオードが入っている箇所は+-を逆転させてどちらかで抵抗を取れることを確認します。

あと、配線図をみて繋がっているところをチェック、と。

 

結果は、7番の端子が汚れていて抵抗が取れたり取れなかったりと不安定。

同じ端子で+-を接続しても、テスター当てる場所によって抵抗が取れたり取れなかったり。

 

というわけで接点の汚れを削り落として(洗浄剤が無かったので)、とりあえず抵抗が安定して取れることを確認してからリトライ。

 

 

結果は、NGでした。

ヘッドライトから点灯せず。

 

7番の端子の接触不良だけで両方死ぬってこともあるのかな?

(一応、繋がってはいるみたいだけど)

 

結局、よくわからないので ぶー

切り分けのためにジャンクションボックス(中古)を注文しました。

 

ジャンクションボックス:Parts No.26021-1077

 

 

これで交換してもNGなら。

電装系は全く検討がつかない・・・困ったなあ。

 

 

 

つづく

ども、ご無沙汰してます雪だるま
   
バイクネタもスキーネタもすっかりご無沙汰になってます。
最近は例年以上に出張が多いのが原因・・・というわけでもないか。
  
毎年冬はバイクに乗る機会も激減するので、まぁ仕方ないですね。
  
  
ところで。
   
最近、あることから友人の板を預かることになりました。
長い板ではなく、ファンスキー。
 
 
今回は、それに乗ってみた・・・
という話ではなく。
 
せっかくなので、「チューンナップとか定期的に出してなくて、ソールが荒れている状態」というよくある状態からソールを綺麗にするまでの工程を残しておこうというお話です。
 
ちなみに、基本的な手順はホットワックス手順の記事を参照ください。
※アマチュアスキーヤーのセルフメンテナンスによる記事なので、板のメンテナンス情報を探してここに辿り着いた方は、その技術水準を前提として参考にして頂けるとうれしいです。
 
 
前置き長くなりましたが、ではさっそく。
 
 
まずは、着手前の全景。
これだけ見ても、ちょっとわかりにくいですね。
 
では拡大。
 
 
ソール、だいぶ荒れてます。
お肌に例えると、カッサカサ荒れ荒れの乾燥肌。
 
スキーやスノボをやる人にはお馴染み、ソールの白い痕は雪面との摩擦によってできたソールの「ケバ」です。
板のベースメイクでは、このケバを取る作業が重要になります。
 
 
 
これはテール側のソール。
ツインチップの板では、こんな位置にケバが出やすいですよね。
  
また、ケバは主にトラクションかかる場所に多く出ますので、スキーの場合は内側のエッジ付近が白くなりやすいです。
つまり、上の写真の場合は手前側の板が主に左足で履かれているということですね。
(だから何だという話ですが笑)
 
 
では、このいかにも手強そうなケバを取るわけですが。
まずは汚れと古いワックスを一緒に落としていきます。
そしてついでにケバも立たせちゃう。
 
 
 
いきなり、秘密兵器。
コスラボのスチールワックス。
 
ナイロンブラシでは弱すぎるし、ブロンズやブロンズ/馬毛のミックスでは強すぎる。
このブラシは文字通りスチール毛のブラシで、毛の細さ馬毛ブラシ並みで、強さはナイロンとミックスの間くらい。
 
なので、細かい汚れがおっそろしく簡単に掻き出せます。
使い方はミックスブラシと同様で、優しく撫でるように使います。
 
 
軽く撫でただけで、こんなに汚れが取れます。
というか、だいぶ汚れ溜まってたんだな~。
 
スチールブラシをかけるとケバも浮く(立つ)ので、それをスクレーパーでカットしていきます。
 
 
スクレーパー汚いとか言わないで笑
使う前にはシャープナーとかヤスリとか使って研いでやります。
 
 
スチールブラシはミックスより柔らかいといっても、やはりソールを傷つけることには変わりはないので、スチールブラシは1回だけにしておきます。
 
なので、
 
 
スチールのあとはセオリー通りナイロンブラシでブラッシングしてやります。
ホットワックスの手順では、
 
 (1) アイロンでワックスぬりぬり
 (2) スクレーピング
 (3) ナイロンブラシ+スクレーピング
 (4) 馬毛ブラシ
 
が一般的ですが、ワックス入れる前に (3) をやって大きなケバを取ってやります。
そして、ベースメイクなのでワックス投入後のブラッシング+スクレーピングは 2回以上繰り返してケバ取りしていきます。
 
具体的には、今回のベースメイク全体の工程としては以下のようになります。
 
 (1) スチールブラシ+スクレーピング * 1回
 (2) ナイロンブラシ+スクレーピング * 2回
 (3) クリーニングワックス投入(アイロン)
 (4) スクレーピング
 (5) ナイロンブラシ+スクレーピング * 2回
 (6) 馬毛ブラシ
 (7) (3)~(7)を繰り返し
 (8) ベースワックス投入(アイロン)
 (9) スクレーピング
 (10) ナイロンブラシ+スクレーピング * 2回
 (11) 馬毛ブラシ 
 
と、こんな感じ。
時間が許せば、(8)~(11)の工程は3回くらい繰り返したいです。 
 
 
 
 
まずは、スチールワックスとナイロンブラシをかけたところ。
これだけでも、いくらか綺麗になってますね。
(まだカッサカサではありますが)
 
今回はちょっと作業時間も限られていたので、このあと
 
 
 (1) クリーニングワックス(ガリウム)
 (2) スクレーピング
 (3) ナイロンブラシ
 (4) スクレーピング
 (5) 馬毛ブラシ
 
この流れを 2回繰り返しました。
結果。
 
 
 
 
ツヤツヤになりましたグラサン
 
 
 
未着手の板との比較。
まずは、カッサカサの状態からは脱しました。
 
次に、本格的にベースワックスを投入します。
 
 
ベースワックスとしてよく使っているワックス。
R≒0(アールゼロ)の「EMERALD(エメラルド)」
 
これ、すっごく硬いので入れ難いんですが、ベースメイクにはめっちゃ効果あります。
(ぶっちゃけ、これだけでも結構走ります。)
  
 
 
ワックス投入した後は少し冷やして定着を待ちます。
いつもは一晩置きますが今回は時間が無いので 1時間ほどベランダに出しておきます。
 
そして、定着後の工程は先のクリーニングワックス手順と同じです。
スクレーピング→(ナイロンブラシ→スクレーピング)*2→馬毛ブラシ
 
 
さて、気になる結果は。
 
全景。
 
トップ側
 
テール側
 
 
え?
クリーニング後から変わってない?笑
 
 
ちょっと最初から比較してみましょう。
 
 
 
ビフォー&アフター
まずは全景。
 
では個別に。
 
 
着手前のトップ&テール
 
 
スチールブラシ後
 
 
クリーニングワックス後
 
 
ベースワックス後
 
 
あー。。。
確かにクリーニングワックス後とベースワックス後は写真見比べてもわからないかも笑
 
滑ってみるとまったく違うんですけどね。
本当は、このエメラルドの工程も2~3回繰り返して、ケバを完全に除去してから滑走ワックスを入れるんですが、残念ながらここでタイムアップ。
 
まあ、これでも未着手のケバ立ってる状態に生塗りワックスするよりは遥かに走りますグッド!
 
 
ひとまず、ベースメイクはここで終了です。
板がケバ立ちまくって困っている方の参考になれば幸いです。
 
 
 
P.S.
 
 
 
こっちは俺の板です。
チューンナップ出してるのでストラクチャーも入ってます。
 
理想は、今回の記事の状態からこの状態まで近付けることなんですが、なかなか難しいです。
(維持するだけならそんなに難しくないですが)

 
やっぱり、チューンナップの効果って絶大なんだなと思います。
 
「そもそもホットワックスとかむりー」という方はチューンナップに出されることをお勧めしますが、まずはナイロンブラシ+スクレーパーだけでも揃えてやってみると色々と変わるかもしれません。(道具メンテのモチベーションとかも含め)
 
 
ではでは。
<前編からの続き>



ツーリング2日目。



改めてご紹介。


ペンション「木いちご」


お世話になりました中トトロ?
次はウィンターシーズンに訪れてみたいな。


というわけで、ゆっくり9時頃に出発。
体調不良気味のZZRくん、夜のうちに小人さんが治してくれてないかな~。
なんて期待しつつエンジンスタート。



ブボッブボボボボ...


嫌な音がサー・・・・ッ

自走できるのか?


でも、しばらく暖気してエンジン温まってきたら少し回復したので出発しました。
(症状のまとめは最後に書きますね)


【蔵王温泉 源七露天の湯】
http://www.zao-gen7.com/
(これまた撮影してないのでリンクのみ)



まずは近場の立ち寄り湯から。

立ち寄り湯としてはかなり秀逸ですね。
めっちゃ綺麗で良い温泉でした。



そして、「THE 蔵王温泉」と言って良いスタンダードな強酸性白濁硫黄泉。


ゆっくりできました。

ここは10時過ぎに出発。


目指すは、米沢市の県境付近にある秘境、滑川温泉。
国道13号から途中県道に入り、10kmほど極細の荒れた舗装路を走ります。

しかも、かなり急な上り坂や荒れた路面でのヘアピンやブラインドコーナーが連続しているくせに、やたらと交通量が多い。
これはもはや「秘境」じゃないな笑



全然気を抜けない10kmを走りきり、目的の温泉へ。




ZZRくんは空気を察してくれたか、まさかの復調!


荒れた舗装路も急な坂道もなんのその。
地元人っぽいジムニーのおっちゃんとチェイス気味に走ってに先導してもらって無事に辿りつきました。



知る人ぞ知る。
でも何気に有名な滑川温泉 福島屋


ここに来るのは2回目だったかな。


ここの自慢は渓流沿いの岩風呂です絵文字
蔵王温泉と同じく、強酸性の白濁硫黄泉。

そして、ここは混浴なのでご注意。
(俺達が入ってるときは貸切状態でしたが)


貸切状態なので写真も撮っちゃう。



温泉から観える景色。




脱衣所。

といっても誰もいなかったので外で脱ぎ、ザックとか荷物は岩の上に。
ほぼ野天風呂のノリですね。


お風呂は、




こんな雰囲気です。
めっちゃ良いお湯でしたド●モ風①


身体の芯からポカポカ。
ただ洗い場は無いし、お湯は酸性なので温泉で顔を洗わない方がよろしいかと。
汗が結構出るので、ここではタオルで拭いて後で内湯か洗面所で洗いましょう。


ちょうど、そろそろ出ようかというタイミングでご夫婦が入ってきたので退散。



時間的には昼を少しまわっていたので、米沢市まで戻って給油しつつランチにします。





せっかくの米沢だし米沢牛食べたい!!
でもステーキ100gで7,500円とかムリー笑


という我侭な要求を満たしてくれる、米沢牛の牛鍋定食。
めちゃめちゃ美味でした。(*´Д`)=з


お腹も膨れて満足したところで、この時の時間は14:30頃。
さくさく出発します。
次は、福島県は桧原湖を抜けて猪苗代湖へ向かいます。




そして給油のタイミングで15時頃。
米沢~桧原湖間は約50km。



時間的に遅れがちだったのと、天候崩れそうなこともあり、桧原湖到着時の状況で最後のルートを決めようという事になりました。


選択肢1: 猪苗代湖から南会津~日光へ抜ける峠道ルート
選択肢2: 猪苗代湖から磐越道 磐梯熱海ICに乗って帰着移動



そして出発。
桧原湖には白布峠からアクセスします。


白布峠は途中のビューポイントからの景観が素晴らしく、天候良ければ是非立ち寄りたい場所なんですが…



ガスで全然見えず↓
そして、ZZRくんは滑川温泉からの降りでまた調子が悪くなっていました↓↓



なので残念ながら、ビューポイントには立ち寄らずに走り続けます。


そして途中で雨が降ってきました。
強くなりそうな気配だったので、途中で合羽を着て再スタート。




桧原湖畔のセブンイレブン。
この時点で16時過ぎ。


この時間で雨が降ってきていることも鑑みると、ここからの長距離の峠抜けは危険という判断となり、最終判断は2の東北道を使った帰着移動となりました。



というわけで、最後はあっさり終了。





ともいかず。


相変わらず体調不良のZZRくん。
6,000rpm以下に落とすとゴホゴホ咳込みます。


風邪でも引いたか?



そして東北道では50kmの断続渋滞ゾゾゾ


だーかーらー。
6,000rpm以下にすると咳き込むんだってば!


エンジンストップしないかドキドキものでしたが、極力メインジェットを使うように低ギアで走り、何とか渋滞を抜けてる最中に今度は大雨



どひー死にマリオ


うっかりハイドロしそうな路面状態にビビりつつも、途中ちょいちょい休憩入れながら最後は流れ解散になりました。





これは那須高原SAだったかな。






流れ解散となった矢坂北PA。
この手前でかなりの大雨になって逃げ込みました。



佐野SAを越えたあたりから雨は止み、何とか無事に帰宅しましたスライム2

帰宅時間は22時。


まあ、こんなものか。

無事に帰れたから良しとしよう。






今日は俺も言ってやりたい。

Hideさんのツーリング記事の決め台詞。


お借りします m(__)m



お疲れダブズィ~!




さて。


気になるZZRくんの症状ですが、走っていて分かった点は以下の9点。


1. 6,000rpm以下でエンジン音がボコつく
2. 低回転域(3,000~5,000rpm)でアフターファイア的なスパーク音が数回あった
3. 1速だと7,000~8,000rpmまで回してもボコついていたときがあった
4. 1速4,000rpm付近でボコついていても、4発の同調が合っていないと出ないヒュルヒュル音は鳴っていた
5. 7,000~8,000rpm以上に回せば吹け上がりは概ね良好だった
6. たまに調子が良好な状態に戻ったタイミングがあった
7. 6,000rpm以上を維持するため1~2速での高回転域を多用したが燃費は落ちていない
8. アイドリング回転数は1,000rpm以下に下がっていた(通常1,200~1,500)
9. アイドリング回転数ではボコつき音はなく、回転数は低いが安定していた



総合するとスロージェット系のトラブルのように見受けられるのですが、3発で回っているという音ではなく、どちらかというとガス欠時のような燃調が狂っている時のような音でした。


だとすると、吸気系か燃料供給系か。



ただし、高回転域(メインジェット)で元気なので吸気の可能性は低く、思えば燃料コックをリザーブにしたあたりから調子が悪くなっていることを考えると、恐らくリザーブ付近に沈殿(浮遊)していたゴミが燃料供給経路のどこかに詰まったのではないかと思われます。

しかもスロージェット系に影響する経路で、キャブのフロート室1〜4番全体に影響する箇所。



どこだ?笑




そんなわけで、次回はどうやら久しぶりにメンテナンス系の記事になりそうです。
またキャブ降ろすのか(泣)




■復路データ
 走行距離 : 443.4km
 総走行距離 : 981.2km

 燃費 : 19.41km/L