おはようございます。
 
ここのところ、朝と夜、就寝前に白湯を飲むのが日課です。
 
昔は白湯なんか、全然飲もうと思わなかったなー。そもそも液体が
苦手だったし(あまりにザックリした表現)。
 
 
↑ピックしたら当時の装丁の古本が出ていて懐かしい…。
いまは文庫本でも出ています。
 
中3の時だったと思うけど、城山三郎の『素直な戦士たち』という小説を
新聞の広告で見てこれはおもしろそう!とめずらしく新刊本で買って、
一気に読み、本好きの友人にも勧めたくらい好きだった。おおざっぱに言うと受験のはなしなので、
当時中3の私たちにはそこがポイントだったんだと思う。
 
どういう物語かといえば、独身のうちからわが子を東大に入れるという野望を持つ女性と、
一流大学を出て一流商社にいるものの、覇気がない次男坊が結婚し(女性にしたら、覇気がないタイプが御しやすいからいいわけですよ。そして男性は東大卒じゃないけどお兄さんは東大卒で、ということはもともと男性だって東大に入れる資質の持ち主!って今思えばそんな単純なもんじゃないんじゃない?といいたいところですが、とにかくこの女性の火の玉のような情熱がすごい。
 
いまだったら問題だが、チエ(漢字忘れた)は東大に入れるのは男の子と決めている。そこは女子中学生の自分には古いなあ~と思ったけど、城山三郎さんも昔のひとだし、このくらい仕方ないよねと思ってました。子どもは案外、思いやりがあるもんですよ。
ということで新婚当初から、5月生まれの男の子(チエの研究によると5月生まれが成績がいい統計があるらしい。まあ小学校の内は早生まれは損ですよね)を生むべく、というより、チエは母体が25歳で5月生まれの男の子を産むためにお見合いをセッティングしてもらっているのだ。おそるべし。だがここから先も延々つづくのである…。
 
運よく5月生まれの子どもを宿したチエはクラシック音楽を聴き、おなかの中の子に話しかける。男の子が生まれ、子ども部屋はクリーム色にし、いよいよ英才教育のはじまりである。0歳ですがなにか。
 
3歳で短歌や俳句を覚えさせ、漢字も覚えさせる。漢字は「鳩」の方が、抽象的な「鳥」や「九」より子どもにはイメージが摑みやすいから覚えやすいという理論。そこは一理あるなあと思ったけど、子どもは不器用なので、画数の多い漢字は読めても書けないんじゃ…。森茉莉の小説でも、6歳の主人公が家庭教師に「巡」という字を習うところがあるけど、主人公は森茉莉の投影なのでふつうに不器用で、くを3個もしんにゅうに収めることが難しかった。でもでも、6歳で巡ってふつう教えるかな。と当時高校生になっていた漢字が苦手な私は思った。高校生になっていても書き取りで「じゅんれい」とか出てきたら「じゅん」は書けないよ…。
 
 
閑話休題。
 
やがて勉強の甲斐あって長男英一(エリートっぽい名前をつけたかったわけですが、いまだったら英理人とかふつう)は有名私立中学に合格。小学校お受験は落ちてしまい、公立の勉強は簡単すぎて一度先生に対して暴力をふるったりする問題行動もあったのですが、チエは意に介さない。有名塾でもつねにAクラス(Dクラスまで成績順に分けられる)。
 
そんなチエにとって予想外だったのが年子の弟ケンジ。長男だけを大切に仕上げて東大に入れる予定だったのに、年子なんて邪魔でしかない。女の子だったらまだしも男の子とは…(この男女差別にいつも違和をもつわけですが、チエはそういうキャラクタなんだと思う)。
 
ほったらかしのケンジは左利きだったが、チエは左利きは頭がよくなるからそのままでいい、とここだけは肯定的。実際ケンジは勉強はしないが、友達が多く、寄り道ばっかりしているのになぜか兄と同じ名門塾、名門中学に入れてしまうのである。
(もちろんトップクラスではないが)
 
やがて高校生になった英一に対して、英一が東大に入るまではお茶は一切のまず、白湯で通す、と決意表明。
こういうのやられると子どもは負担でしかないんだが。
 
長々と書きましたが、この時白湯ってビンボくさい、宗教っぽい、やだ、というイメージが生まれてしまったもよう。
 
ちなみに当時愛飲していたのはネスカフェ黒ラベルです。ブラックで日に10杯くらい服んでた。服まないとすぐ眠くなっちゃう体質だったからです。寝ればいいじゃんと思うけど、私も当時高校受験前だったので…。
 
そこから43年の時を経て、ひょんなことから朝白湯をはじめたら、これがおいしいじゃないですか。
白湯を美味しいと思うなんて思わなかったなー。
 
代謝とかデトックスとか美容効果とか、いろいろあるけど、体温が上がって気持ちいいので続けています。
 
長々とすみませんでした。

 

きょうもいい一日を♪

 

 

 

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三宅智子さんとモンスターグリルさんのチャレンジに行ってきました。

三宅さんは肉類のチャレンジは苦手としているので、一緒にチャレンジを

やると聞いて感激しました。三宅さんのチャレンジは三宅さんのチャンネルで

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三宅智子さんと菅原のエピソードはこちらもご覧くださいませ

三宅智子さんと私 第六回

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