行ってきましたー、メトロポリタン美術館展。
やっぱりお目当てはフェルメールよりジョルジュ・ド・ラ・トゥールの「女占い師」ですね。
解説にルイ13世の国王付き画家だったという一節があり、『ベルサイユのばら』の新エピソードにオスカルの父と母の出逢いや結婚までの物語があるのですが、ラ・トゥールがオスカル母の祖父ということになっており、この絵と「ベルばら」を組みあわせて考える人も多いだろうなあと思った私です。

 

 

 
グッズショップでは図録を買って、このロゴ入りのビニール袋を買いました。
かなり大きくて意外に丈夫そうでもあるので、夏になったらこれを遣いたい。
涼しげで楽しい。

 

 

 

国立新美術館、混んでるかなと思ったのですが、火曜日で12時という時間帯だったのでいい具合に空いていました。

見たい画の前で待つということがないので助かりました。大作ぞろいですが、63点なので見終わった後の疲労もたいしたこともなかった。1時間半くらいかな。

 

 
いいなあと思って滞在時間が長かったのは最初の方ですね。
祭壇画、テンペラ画がすごくおもしろかった。
これはフラ・アンジェリコの「キリストの磔刑」。
見飽きない。

 

 

 
フラ・フィリッポ・リッピの「玉座の聖母子と二人の天使」もおもしろかった。
音声ガイドを借りたおかげで分かったことが多く、
この絵と関連して舟越桂の初期の聖母子の彫刻が思い出されました。

 

 

 

 
クラナッハはエロくて好きですが、この3人の女性の真ん中がヴィーナスらしい。
澁澤龍彦訳のマルキ・ド・サドの『悪徳の栄え』か『美徳の不幸』のカヴァーがこの羽飾りのついた帽子をかぶってヌードのヴィーナスがピンで描かれているやつでした。この絵はしみじみ見惚れました。

 

 

 
意外なことに、今回ターナーの「ヴェネツィア、サンタ・マリア
デッラ・サルーテ聖堂の前廊から望む」がよかった。ふだんターナー、
そんなに大好き!というわけでもないのですが、もしかしたらこの展覧会でいちばん好きだったかも。

 

 

 
そして大人気フェルメールである。『信仰の寓意』。
あまりピンとこなかった。うーん、なぜかな。
道具立てが多すぎるからかな。
 

 

 

 
カラヴァッジョはいつでも好き。
うちの息子があと30㎏痩せれば中央のぽちゃ美青年に似ていると思う。
眉の太くて濃くて独特の形のところとか、ぽちゃなのに手がすごくきれいなところとか。
というふうに見てしまった。
スマップ感もありますね。聖なるアイドルグループ。
 

 

 
このポーズはどこかで、いやいつも西洋絵画を見に行くと出会っている気がする。
クレオパトラの最期を描いたドラマティックな絵なのですが、
 
マグダラのマリアをテーマとした絵で、こんな雰囲気の絵があった気がするんですよ。

 

 

 

図録の中に、この「クレオパトラの死」グイド・カニャッチが出ていて、ああここに飾ってあったんだな、

と喜んでしまった。

 

メトロポリタン美術館は大貫妙子の歌とカニグスバーグの『クローディアの秘密』でしか知らない。

 

ほんとうにこんなところによく忍び込んだな、クローディア笑。

 

音声ガイドが佐々木蔵之介さんだったので喜んで借りましたよー。iPhoneにダウンロードして自分のイヤフォンで聴くことにしたのですが、よしあしでした。ナビゲーターが佐々木蔵之介さん、ナレーターは声優の玉川砂記子さん。

 

国立新美術館で5月30日までです。

 

 

 

 

 

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