表紙の取れた古いファイルが出てきました。息子の小学校時代の料理ファイルなんですが、
もう古いし捨てようかなと思って何気なく開いたところ。
「やきそばのかんせい!!!(あたたかい内におきゃくさんにもっていきましょう)
焼きそばの作り方は提供までで53枚の写真(先生たちがモデルと撮影をやってくれています)に
息子独特の文章が添えられています。
写真のついた用紙は各自に配られるのですが、文章は生徒ひとりひとりが
書くのだと思います。
息子が小学校時代は私も余裕がなくて、PTAで呼び出されるのもいい迷惑、
お迎えもめんどい、という感覚でした。今思ってもヒドイ笑。
しかし息子はいいところしか覚えていないらしく、お母さんが学校に来ているとうれしかった、
と語っていた(こともある)。そんなわけでこの料理レシピもちゃんと見たことはなくて、
てっきり先生のお手本を書き写しているだけだろうと思っていました。
めんを30~40びょうかんゆでる。
(ゆでなさすぎだったり、ゆですぎだったりしてはダメです。)(そうならないためにも、
じかんをかぞえましょう)。ちなみに何びょうかはじ由です。)
…自由をじ由と書くところが息子オリジナル。たぶん、自の上の「ノ」部分が厭なんだと思います。
「由」はまっすぐ突き刺すだけなので覚えやすいし書きやすかった、そんな気がします。
このレシピで学年が下の子たちと一緒に調理をするので、教えるようなやさしいいいまわしを
しているのかな。
一方、先生方の工程を細かく刻む労力にもいまさらながら、頭が下がります。
こういう先生方の熱心な取り組みがあって、息子の今があるわけです。
(食べるのはもともと好きだと思うけど、
スマホを見ながらなにか作ったり、こういう材料や道具があるといいんだけど、と言うのは
やっぱり学校のおかげです)
こちらは焼きそば調理でした。
肉を炒めるのではなく、あらかじめ茹でておいて火を通しておくようです。
にくは火がとおりやすいので、多少まちがってもかまいません。
のフレーズが笑わせてくれます。真面目に書いているのか、先生を笑わせようとしているのか微妙です。
漢字の例文を書く宿題や課題ではあきらかに笑いを取りにいっていたことを思い出しました。
こちらはカレーライス調理です。
(じゃがいもは)ペットボトルのキャップほどの大きさに分けます。
たしかにそんな大きさです。
カレーライスは完成写真はないのですが、ルーを入れる際の注意が
やはり思わず笑ってしまいます。
「カレールーをとかすときにあせってすぐやめると、あじないカレーになるので、
あせらずゆっくりやりましょう」
目に浮かぶようです(笑)。
小学校時代の息子については、入学当時は体が大きい方だったのに、4年生では前から数えたほうが早いくらいに。
支援学級と所属の普通学級があり、普通学級の子たちの列に並んだ時けっこう前の方だったので驚きました。
私は生まれてからずっと背が高い方だったので、息子も平均より大きいのが当たり前だと思っていました。
特になにもしなかったのですが、5年生になったら肩幅がまずぐいぐい広くなり(肩幅だけ大きくなる状態は想像もつかないと思いますが、
けっこう変でした)、6年生になったらやっと背が伸び始め、中1で20㎝伸び、その後は横幅が拡がるばかりで、それはそれで悩みの種です。
たまたまかもしれませんが、息子が小3になるタイミングでいまの中古住宅に入りました。正確には小2の3学期からですが、そこから勝手に家を出て戻ってこないということがなくなりました。
そんなことも思い出しました。
親子といっても、相手がなにをしているのか、何を考えているのか、全然わからないものです。息子がADHDだからではなく、私とは違う他人だからです。
いつかは捨てるものですが、料理ファイルもしばらくは取っておこうかなと思います。
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