勉強の質を高めるには
勉強は、量と質どっちが先か、どっちが大事か。僕は、“質は、量をこなした先にある”と思っています。何回か出てきてる気がするのになんか忘れちゃうな。色んなパターンをやったけど、毎回初めてみる問題は解けない・・・。しょっちゅうスペルミスや計算ミスするなぁ。「これ、どうにかなんないかな?」となってはじめて、勉強の仕方のアドバイスを素直に受け入れられるようになるし、工夫したり試行錯誤したりして自分に合った学習法がつくれるようになります。なんとかしよう!と思えていないと、こちらのアドバイスは無意味になります。量をやっていない(経験が少ない)人が、「もっとラクにできる方法ないか」って考えても大したアイデアはでないし、そんな人にアドバイスしたところで、それすらやれないですよ。質は、”その人自身の経験”による内発的動機づけによってでしか本当の意味では高まらないです。実は表情を見れば、一発で分かります。アドバイスをしてるのに、全然改善されないのは、ほぼこのパターン。勉強の質を高められる人は、量をやっている。経験している。かつ、「このままじゃだめだから改善しないと」とか「もっと良くなりたい」など、内面から湧き上がる向上心を持っている。こんな人。量もやっていない、向上心もない人が、勉強の質を高めてラクにできるようになる方法なんて、この世にはありませんよ。ただ、そもそも向上心が無いと、量をこなすことすらできない気もします。やっぱり向上心・やる気・内発的動機付けが大切そうですね。これらは勝手には降ってきません。生徒たちは他人任せにせず、自分でこの気持ちをコントロールできるようになりましょうね。先生たちはキッカケをいっぱい浴びせて、サポートや後押しをしてあげてください!