いきなりですが、たま〜に自分の出身大学のことを調べてみたくなる時ってありません?(笑)

 

僕は東京理科大学(通称理科大)出身。看板学部でもある理学部応用物理学科で理論物理学を学んでいました。

 

ただ、応用物理学科、もう無いんですよ。最近学部学科を改変しちゃったんです。

それで、「何学部になったんだっけ?」と気になって、理科大のことをネットで調べたんです。

 

 

そしたら、関連する質問で

 

東京理科大学に合格するにはいつから勉強すればいいですか?

 

ってのが出てきたんです。ちょっと気になってポチッと。

 

すると出てきたのが、これ。

 

 

 

東京理科大学に合格するために必要な勉強時間は、3000時間が目安です。

 

 

 

ん?3000時間!?

 

 

 

…ピンと来ねぇ(笑)

これ、多いの?少ないの?

仮に1日3時間毎日勉強したとして、1000日、3年か。

 

1日3時間の勉強を3年間毎日続ける必要があるのか。

 

と、ここまで考えて、自分の高校時代を振り返ってみました。

 


高3になるまでは、授業の予習と復習はほぼ毎日やっていた。(大体2-3時間くらい?)

 

土日はそんなにやってない。でも、試験前は結構勉強してた。

 

夏休みや冬休みもそこまでやってない。アルバイトもしてたけど、途中から掛け持ちもしてた。

 

高3になってからは使える時間のほぼ全てを勉強に充てていた。


 

 

んー、計算難しい。平均1日何時間勉強してたか、全然わからん!(笑)

それなりに勉強時間は確保していたかもしれません。

 

 

 

ただ1つ言えるのは、量が多いって感じたことが1度もないんですよね。

 

 

客観的に見れば、今振り返れば、時間だけみるとめちゃくちゃ多いかもしれない。

 

でも当時は全くそんなこと思ってません(笑)

 

 

なんでそう感じられたか。

 

 

自分が「この大学に通いたい!」と強く願っていて、「そのためにはこれをやる必要があるな」と自分で考えてやるべき事を決めていた。つまり、やるべき事の目的と意図がハッキリしていたからなんですよね。

 

 

行きたい学校が明確なので、そこから逆算しています。逆算しているから、今やっている課題がどう繋がって目的が達成されるのかイメージができている。

 

 

自分で考えているので、意図を忘れることなんてないし、目的を見失うこともないんですよ。

当然、"やらされてる感"なんてものも一ミリもありません。自分で考えてますからね。

だから、嫌にもなりませんでした。

 

 

 

目的を見失わずに、何のためにやっているか、何に繋がっていくかがわかっていれば、やる気は失いません。

 

 

逆に目的や意図がわかっていないと、"やらされてる感"が出て、"量が多い"と感じると思います。

効率も下がって、時間も余計にかかります。下手したら、倍、いやそれ以上の時間がかかるかもしれません。大抵の場合、量が多いのは、せっかく覚えたものを忘れてしまって何度もやることになっていることが原因ですからね。

 

そうなったら当然、やる気が一気に削がれます。(そもそもやる気にすらならないかも)

 

 


 

 

「やることが多いな」

「時間が足りない」

「こんなに勉強しなきゃいけないの」

 

 

もしこんな風に感じている人がいたら一旦立ち止まって。

目的と意図(何のために、どこに繋がるのか)を再確認して。

 

そうすれば、効率も良くなって、量が減る。時間的余裕もできるし、やる気が持続する。

 

 

たった1つの確認で、勉強への感じ方がきっと変わるよ。

 

 

 

 

ちなみに僕もたった1つの確認で、理科大の理学部応用物理学科が先進工学部物理工学科に変わったと知れました。