「家事は女性がやるものだと
思っているんでしょう」と
何度も奥さんが言うものだから
 
別にそんなことは思っていないと
言う代わりに家事を手伝う。
(あ、何度か言ったが)
 
ゴミ出し、お風呂掃除、洗い物。
(掃除洗濯はそれほど苦じゃない様子)
 
奥さんについて分かったのは、

ゴミ出しの時に女性は身支度が負担であること。

お風呂は毎日磨きたいけど出来ない時があること。

洗い物というより、食器とペットボトルと
お惣菜パックみたいに始末しなきゃいけない
違う種類のものがあると気が重くなるということ。

入手した道具など
使いやすい、そうでもない、って
話したいのだということ。
 
 
僕はそれくらい負担じゃないし、
しんどいところは
言ってくれればいいのにと思うけれど、
責任感がある人ほどいいにくいよね。
 
言っている事は納得できなくても
譲ってみて分かること。

第二回目の

ストレスマネジメント講義は

『言語の書き換え』というワークをやった。


 
 

自分を苦しめるような
“価値観”を発掘して
それを望むなら、書き換える。
 
中にどうしても書き換えられなくて
「?」って書いてる欄がある方がいた。
 
僕は、前に白梅学園の
長谷川先生から聞いた話を思い出した。
 
その少年は
何年も引きこもりの状態が続いていて
ずっと先生とメールでやり取りしていた。
 
先生も音楽を送ったり、
返事をしたり
ずっとやり取りしていた。
 
ある日その青年は、
明日こそ外に出ようと心に決め
早起きをした。
 
そうしたらその日は、
あいにく朝から
土砂降りの雨だった。
 
彼は、
「俺はやっぱりこうなんだ」って
すごくがっかりして、
外に出る気力を失った。
 
そしてそのまま
リビングのソファで
寝てしまった。
 
昼過ぎになって
目を覚ました。
 
すると、雨が止んで
空から雨上がりの光が
リビングに射しこんでいた。
 
書き換えられなかったその方、
僕が三つ挙げた書き換えのうち
二つは口にすることも出来なかった。
 
だけど一つだけ、
口にできた。
 
そして皆に、
それでいいのよって、
言ってもらったね。
 
今僕の前で、講座で
光が射さなくてもいいんだ。
でも、
あなたに光が射すときは
きっと来る。
 
 
NPO法人
日本メンタルヘルスケアサポート協会
http://www.mental-healthcare.org/
 
「セラピストのための読書会」
https://www.facebook.com/events/290838871645982/
 
「ココロの学校」10月から。

(毎月第二土曜15時〜)
coming soon!

千葉に講義に行く道すがら
思い出したのは、

むかし講座で
アシスタントに入った時
奥江代表から言われたことだった。
 
「高野君、
受講者さんにマイク持ってく時、
なにを考えて持って行ってる?」
 
僕は一瞬きょとんとして、

「えと、答えたそうかとか、
目が合うかどうか、かな?」

とか答えたと思う。
 
奥江代表は
 
「どういう順でもいいから、
何も考えないで端から持って行って。
始まる前に順番決めておいて。
 
それね、人を指すのに
ジャッジしてることになるから。
ノン・ジャッジで
マイク持って行って」
 
と僕に言った。
 
当時は、
答えがありそうな人を優先するのが
どうしていけないのか
そこまでピンと来ていなかったと思う。

ふーん、そういうものなのか?
くらいにね。
 
でも今は、
会場の空気が一つになるために
人を選ぶマイク運びが
邪魔になるのがよく分かる。
 
反対意見も、
答えが思いつきません、も
全部包み込めば学びに変わる。
 
それが、
安心して何でも言えるってことだ。
 
 
さて、これは
カウンセリングと同じなのである。
 
教師をやっていた友達に話したら
びっくりしていた。
小学校は、誰から指すかって
重要だって考えることが多いそう。
そうだよねぇ。
 
次回は二日目。
さらに深い、心の旅になるだろう。


 
 
「セラピストのための読書会」
https://www.facebook.com/events/290838871645982/
 
「ココロの学校」10月から。
coming soon!
(案内ページが70%くらい、、お楽しみに^^)

今日は、千葉男女共同参画センターの
「ココロを整えるストレスマネジメント」
第二回目。
 
季刊の「KOUZA NEWS」のtopページで
特集して頂いたそう。
 
「勝手ながらお写真掲載させて頂きました。
お陰様で、新しい方からたくさん
お申し込み頂きました〜」
 
と担当さんがニコニコ見せてくれました♪
 
お陰様で?女性比率が随分高いような。。
 
 
「セラピストのための読書会」
https://www.facebook.com/events/290838871645982/
 
「ココロの学校」10月から。
coming soon!
(案内ページが70%くらい、、お楽しみに^^)

千葉市男女共同参画センターさんの
「働く人のためのメンタルヘルス講座」の
講義をしてきました。
 

 

毎年ご指名頂いていて、
もう三年目になるんだなぁ。

第一回では義務化された
ストレスチェックにトライ。
 
ほとんどが、
ストレスチェック初体験だったそう。
 
・わかりやすく、聞き易い講座でした。
ストレスチェックをやってみて、とても良かったです。

・改めてストレスとどう向き合っていくか、
大変勉強になりました。
また機会があれば是非参加させて頂きたいと考えています。
自分がストレスチェックを実際にやってみて
自分の仕事での負担がはっきりして良かったです。
大変有意義でした。後2回が楽しみです。

・2年ほど前に、同じ講座を受けました。
もう一度学びたいと思って再受講させて頂きました。
今回も、分りやすい説明のおかげで、
内容がスッと入ってきました。
皆さんのいろいろな意見を聞けたのもとても有意義で良かったです。

・1回目にして、充実した内容でとても良かったです。
2.3回目もとても楽しみです。有難うございました。
 

今回から新しい担当さんで
ストレスチェックをやりたいのと、
ディスカッションを多めにというお話しで、
とても反響がある第一回でした。
 
次も楽しみですね〜^^

ウィリアム・ミラーの

「動機づけ面接法―基礎・実践編」

を読んだ。面白かった。

 

友だちが教えてくれたのだが、

少年院で傾聴だけでは難しくて

この「動機づけ面接法」が一番

よいと教えてくれた友達がいる、

ということだった。

 

そう思って読んでいくと

でもこの「動機付け面接法」

傾聴的というか、

カール・ロジャーズの

「来談者中心療法」的なのである。

 

 

まず、基本的に人を

無理矢理変えることはできない。

これは当然である。

 

特にミラーは、

自分のクライエントは皆、

とても苦しんできたと語っている。

 

だから、屈辱・恥・罪悪感・不安

そういったものが変化の原動力と

なるわけではない。

 

では何が原動力となるか。

それはその人が大切にしていること、

「内的価値」なのである。

それに触れることが出来た時に、

人は変化する。

 

だから例えば、

いくら肺がんになる危険を言われても

タバコをやめなかった男性が、

ちょっと娘を待たせて隣町に寄れば

タバコのカートンを買っておけると

思った時に、ふと

「俺は一体いつから

娘とタバコを選択の天秤にかけて

平気でいたんだろうか」

と思って

タバコをやめようと“思う”のである。

 

その上で、本来選択肢というのは

「両価的」である。

つまり、いい面と悪い面が含まれて

ごっちゃになっている。

 

複雑になると、

Aさんのここが好きだがここが嫌い

Bさんのここはいいがここが問題

というように、二つの選択肢の

両方に良し悪しが含まれる。

 

だから動機付け面接法では、

まずその人の「内的価値」を

引き出しながら、

それに添う変化を望む言葉である

「チェンジ・トーク」を

繰り返しと要約によって強化していく。

 

ここで面白かったのは、

「質問」を極力抑えるようにと

書かれていること。

 

僕は質問を大事に、

また工夫もしているけれど

(そういえば一緒に「質問」の

ワークショップやった友達も

この「動機付け面接法」を

習得していた)

 

相手の言葉を深めることの方を

多用している気がする。

そもそも、相手が語ることを

最初から理解できるわけもないし。

 

ミラーが言うには、

動機付け面接で普通のカウンセラーは、

1つの振り返りに対して10質問をするが

熟練したカウンセラーは平均して

1つの質問に2か3の振り返りを返すのだそう。

(振り返りとは相手の言葉を選んで繰り返すこと)

 

行動できない悩みが両価的である時、

こちらがある正しい側面を強調すればするほど

相手はもう一つの側面を支持することになる。

 

それでその人の内面にある印象は

バランスが取れる訳だけど、

問題なのはある一つの側面をその人が

口に出して主張するということだ。

 

だから、家族療法家が

「アイロニーのプロセス」というように、

つまりギリシャ悲劇で、

ある行動が避けようと思っていたことを

引き起こしてしまう悲劇のように、

相手を望んだのと逆の方向に動かすのである。

 

変わるための言葉、動機が

その人の内にあると信じること。

(方法は専門家の援助もあり得ますよね)

 

「動機付け面接法」という名前だと、

外から動機づけを与えるような印象を

持っていましたが、

 

英語ではMotivational Interviewingですから

動機を扱う方法なわけです。

 

この前開催した「自信を引き出す」ワークショップも、

方向性と価値観が似ていて嬉しくなったのでした^^

最近、読書で家族療法の鉱脈に当たって、
豊穣で嬉しい。
 
ジャクソン、ミニューチン、サティア、
ウィテカー、ポール・ワツラウィック、
マイケル・ホワイト、リン・ホフマン。
 
MRI(メンタルリサーチインスティテュート)で
研究、紹介されたことの半分がNLPに、
もう半分がここのシステムズ・アプローチにいた。
 
リン・ホフマンは、その流れをまとめた
「家族療法の基礎理論」の最後に、
画家のパウル・クレーの言葉を挙げた。
 

今では、目に見えるものの相対性が明白になり、
可視的事象は宇宙から得た孤立した事実でしかなく、
見えるものよりも見えざるものの中に
より多くの真実があるとする信念がひろがった。

例えば今日、汽船の甲板を歩くときに
現代人が経験するのは、
1.自分自身の動き、
2.反対方向への船の動き、
3.海流の方向と速度、
4.地球の自転、
5.軌道、
6.月と惑星の軌道、である。
 
花が咲いているりんごの木、根、樹液、幹、
年輪の断面、花、花の構造と生殖機能、
果実、心、そして種子。成長状態の相互作用。

睡眠中の人間、血液の循環、肺の呼吸量、
腎臓のデリケートな機能、頭の中にある
運命の力に関連する夢の世界。
 
―パウル・クレー「ノート」
 
 
統合失調症研究と治療の第一人者中井久夫は、
治療室にパウル・クレーの絵を飾っていた。
 
患者がその絵を見ると気持ちが落ち着くと
言ったのだそうである。
 
人の心とは、何と繊細なのだろうか。

心配の種

心配になって自分を責めたり、
他の人を非難したりするとき、
無意識に持っている幻想は、
物事を完全にコントロールできる
はずだという思い込みである。
 
アンコントロールな
可能性が持っているものへの
不安に耐えられないから、
その心配を
手放すことができないのだ。

 

根源的な不安には、

いくつか要因があるが、

そもそも人が地に伸ばす根に

限界がある事にその要因がある。

 

今を挟む過去と未来、

両方を見ないとダメなのです。

夏休み半分(くらい)。
 
毎日を1時間ごとにした
細かいスケジュールを初日に書いて、
二日目からカケラも見ないというお約束。
 
一番容量が多い漢字ドリルのノート一冊を
毎日どれくらいやるかだけ予定を立てさせたら、
しばらくやっていたが
実家に行ってさぼってから手つかずに。
 
しびれを切らした僕が、
 
「あのなー、宿題はつまらないもんなんだ。
その中に自分が楽しめるところを見つけるの。

だ・か・ら、宿題がつまんないのは
お前がつまらない人間だからだ!」
 
とパワハラ気味に煽ったら
よーやく宿題を始めた(・・のか?)。
 
 
だけど、ノートに一冊
漢字ドリルを写すような宿題って
よーするに、
“コツコツ興味を持てないことをする”
っていう課題だと思うのだが、
この能力が必要な社会ってやだなぁ
(本音w)

というわけで、

先日のワークショップ。
 

無事終了。

大変盛り上がって楽しかったです♪

 

 

このワークショップでは、

モチベーションと自信に、
講義とワークを交差させた。
 
僕がそこで感動したのは
みんなの中の場所である。
 
誰にも好きな場所の
イメージがあると思う。
 
それがインスピレーションと
直結していることを、
村上春樹がインスピレーションを
生みだす場所から紐解いた。
 
だけどワークでみなが
あげてくれた場所に驚く。
 
静かな場所、賑やかな場所
樹海、海、都会のカフェ、
いつもの場所、思い出の場所
具体的な場所、夢にしかない場所
 
みんなまったく違う。
 
多分想像した場所は、
その人にとっては当たり前の
場所である。
 
だけど、こうして
シェアすると
他のみんなと同じように
自分の中にあったその場所も
ユニークで唯一無二の
ものだと分かる。
 
その後、背中を押してくれる
【出来事】を掘り下げて、
そこに みや れいこ さんが
イラストを描くと
それは新しい場所となる。
 
言葉になった経験を
みやさんがイラストに、する。
 
人は五感ですべての情報を得る。
場所には五感の全てがある。
 
人が頭で考えて行き詰まる時
人は五感のことを
身体でその場所に在ることを
忘れているのである。
 
 
さて。
僕も思いもよらない
プレゼントをもらった。
(いや、無理やりもらったのだがw)
 
それは、皆の場所をつなげた
素敵なイラストで、
こっそり僕も右下にいる。
 


 

みやさんは帰りがけに
こう囁いてくれた。
 
私はイラストにはできるのだけど
言葉で説明できないんです。
 
そっか。
道理でパワフルな場になった
わけである。
 
みんなにも説明した
ステファン・ギリガンの
サードジェネレーションの
トランスと同じなのだ。
 
意識と無意識、
ロジックとイメージ
言葉とイラスト。
 
両方共に必要なことだった。
 
あの場所を
一緒に作ってくれた皆さまに
心から感謝します^^