公安警官からIAM(間脳活性メソッド/ライオンあくび)に転身の山本です。
これまで実に様々なクライアントさんの不思議なご体験について書かせていただきました。
クライアントさんの中には、元上司や同僚・後輩にあたる方々がいらっしゃいます。私の関係者ですから、ほぼ100%公安警察の方々です。刑事・交通・生安の同期や知り合いも勿論いっぱいいるのですが、どういうわけかIAMや瞑想等、精神世界やスピリチュアル系/エソテリック系の分野に深い興味を示すのは公安の人々でした🤣。
しかし、思えば山本光輝先生も警視庁の元公安の方が先生に興味を示し、個人的に色々と助けてくれたというお話し(※)をされており、なんとなく分かるような気が致します。
その中でも特に不思議なストーリーの一つについて纏めてみたいと思います。
この話は過去に二つのブログの中で纏めたことがありました。
ビジョンが現れ、それが実在する地であることが分かり、実際にその地を見つける。
以下はその続き、
強く惹かれるその地は過去生に由来する地であったことが判明し、遂に今、その地へ移住というストーリーです。
A氏について
A氏とは某署に在籍中(2009~2011年頃)、当直班が同じだったことからのご縁でした。A氏は警備課、私は外事課と共に公安畑でした。
ある深夜、当直デスクに就いていた時、向かい側に座るA氏をぼんやり見ていると赤いチェックのシャツを着たA氏が楽しそうに乗馬している姿が見えてきました。
何度も見えて来るので、何気なく「A班長は乗馬するんですか」と訊くと、「実は乗馬したくて手ごろな乗馬クラブでもないか探しているところなんです」とおっしゃられました。
このことから、お互いに少し変わった話ができる人間であることを認識し合いました。A氏は初めて私に会った時、デジャヴュ(既視感)が起こったと言います。
その後、別の人に関しても意図せず色々見えて来ることがありましたが、うっかり言ってしまって警戒されることがあり、そういう話は人を見てしないといけないと学ぶようになりました(※)。
※某上司では、暗闇の中でひたすらボクシングしている姿が見えるので、うっかりそれを口にしたところ気持ち悪がられてしまったのです。一時期かなりやり込んでいたというお話しでした。
その後私は昇任し別の署へ異動となり、A氏もその後昇任され色々な署にてその畑の課長としてご活躍しておられました。
* * * * *
そして時は流れ2018年、私は組織を去り開業しました。
ボランティアのような形態から初めて段々とクライアントさんが増え、
ある日A氏がやって来ました。
私がこんな仕事を始めたせいか、A氏はご自身の不思議な体験談、例えば仕事中における幽霊の話とか、幼少時にギラギラ光るUFOがジグザグ飛行して来るのを見たとか、その時なぜか意識を失い、記憶のない時間があるなどという話をしてくださるようになりました(アブダクションでは😅?)。
A氏はIAMを体験し、そのセルフケア(ライオンあくび)を覚えると、身体面では持病の重い蕁麻疹で悩むことがなくなったとし、
更にその特殊能力をますます発揮するようになっていきました(※)。
例えば、
■当直勤務中、無線や電話の鳴り響く騒がしい当直室の中でも、皆がそれぞれどんな案件を扱っているのか、なぜか同時に聞こえるし分かる。
■特に不思議なのが、重大事案を誰かが電話で受けた場合、すぐに分かる。そしてどんなに室内が騒がしくても相手とその当直員がどんな会話をしているのかがなぜかはっきりと聴こえてくる。
■先日もある事案(後に報道されている)について、当直員が第一報を受けた時から直ぐにそれと分かったので先手で指示を出すことができ、もっと大ごとになる可能性もありながら、極めてソフトにランディングした。
など。A氏の署は私も在籍していたことがあり、A級クラスの大規模署。その当直室のけたたましさなど、今となっては思い出すだけでもぞっとするほど。あの中でこのような「ゾーン」に入られるとは常人ではありません。
現れたヴィジョン。その地は実在した。
A氏には滅多に人に語らない生い立ちがありました。
父方、母方共に特徴的なルーツがありました。
A氏は母方の北海道がご出身でした。
「僕はアイヌのハーフ、あるいはクオーターです。アイヌの間では、シマフクロウのことをカモイカッフ、カムイカル(何れも神の鳥)やコタンコルカムイ(村を守護する神)と呼びます。ライオンあくびの最中に満月を背にしたフクロウのヴィジョンが出て来ることがあり、自分のルーツを意識する時間が増えてきました。」
とお話しするようになりました。
静かに、しかし着々と、
スピリットからの導きがA氏を誘うようになりました。
ある時から、A氏が不思議な話をするようになりました。
「自宅でライオンあくびをしていた際に明晰なヴィジョンを見ました。かなりはっきりとしたどこかの森と里山の風景を空から見ている光景です。はっきりとした映像なのに、記憶には全くない場所です。あれは一体どこなんだろう?」
そして、『コタンをつくれ。人をあつめろ』という言葉というのか”意識”が流れ込んで来たと言います(※)。
※コタン=村(アイヌ語)
その頃A氏は、お会いする度に「あれはどこなんだろう?」と繰り返されました。
見当もつきませんでした。
このような状況が3か月程度続きました。
ある日、知人でクライアントさんでもあったT氏のブログをA氏に送りました。その件とは全く無関係でした。
A氏はT氏のその他、色々なブログに目を通したらしく、ある古民家に関するブログが目に留まったようでした。そしてその中に掲載されていた以下2枚の画像
に衝撃を受けたと言います。
「ブログに掲載されている2枚目、3枚目の画像が正にあの時、僕のイメージの中に出てきた風景そのままなんです!」
何が起こっているのか?
何が始まろうとしているのか?
現地調査。ヴィジョンに現れた地点を特定。
その場所は福島県南西部に位置する奥会津と呼ばれる地でした。
翌月、ブログの主T氏とその息子さん等にご協力をお願いし、現地を確認することになりました。
千葉から電車で福島入りし、その後車で村中を巡っていた際、ある地点でA氏はここで車を停めて欲しいと言いました。そして車から降りると
「あっ…あそこだ。僕の視点からはへの字山(※上の写真のピラミッドのような山)の向こうからこちらの方向を見ていたんだ。」
そして
「そうだ…ここです。僕の見た光景はここだったんだ…。」と静かにつぶやきました。
この地は、麻の一種である「からむし」産業が盛んで、最近では都内からの移住者や拠点化する人々が増加しているらしく、そうした人々が求める空き家や古民家が品薄状態になっているとのことでした。
その日の帰りの電車内では、寡黙なA氏の口からびっくりするようなアイデア・夢が語られ、今後A氏が奥会津を往復することになることは必至であることがよく分かりました。
その地は過去生ゆかりの地
あれから2年半が経ちました(2024年5月現在)。
その間A氏は某署の課長として多忙ながらも充実した日々を過ごされ、そして定年退職の日を迎えられました。デスクの引き出しには奥会津の写真集カレンダーが入っており、いつもこれを眺めていたそうです。
A氏は早い段階で奥会津への完全移住を決めていました。
退職後はいよいよ本格的に同所へ通っていたようですが、しかし何がそこまで自身を惹きつけるのか、また何が自分をそこへ導くのか、A氏にも分からなかったのです。
しかしそれも紐解かれる日がやって来ました。
A氏が現地の売家を買う、とのことで私は懇意にしているその筋の先生をご紹介しました。
※この方は元々看護師を教育する側の看護師の先生で、現在では土地の霊視・浄化などで全国的にご活躍されています。
その先生は、購入する家について見てくださった上で、『A氏が奥会津に惹かれるのは、1600年頃にA氏が10代の少年期を奥会津で過ごしていた過去生が影響している』という話をしてくれたそうです。
A氏の父方は徳川家の御庭番を影で支える一族でした。
御庭番とはつまり隠密。そんなA氏が、現在の御庭番を司る公安畑で半生を費やされたのも「血」だったのでしょう。
先生の話にピンときたA氏は直ぐに調べてみました。
「1600年、実は徳川家康が上杉家を討つために会津討伐を仕掛けた年なんです。ただし石田三成の謀反が発覚したことで事態は関ヶ原の合戦に移り会津討伐はうやむやになったんですが、その後、会津藩は徳川の意に沿う武将による統治が続き、結果、戊辰戦争で辛酸を舐めることになりました。
以前、●家(A氏の父方の一族)は徳川に仕えた御庭番を助けてきたことをお伝えしたとおりです。時の政権に翻弄された会津で少年期を過ごしたと言われる僕が一時期とはいえ徳川を支えていた●家に生まれたのも何かの計らいなんでしょうね。
易者の方も『土地が僕を呼んでいる』と言っていた意味がここにあるんですね…。」
時は満ちたようです。
今月末、A氏は奥会津へ移住します。
かつての警察仲間も話を聞きつけて😅激励会まで開催してくれたとのこと(異動か🤣!)。
パラレルライフ(過去生・未来生含む)は無数にあります。
しかし今その過去生が浮上してくるということは、奥会津でのその人生で未練ではなくとも、何かしらの「つづき」があるのだと思います。
何かの歌ではないですが
「いつか途切れた夢の続き」を始めるA氏。
目覚めの時代へと舵を切ったアルシオーネ銀河
近年見られなかったような絶え間ない地震その他災害・環境変化、世界情勢、経済情勢、レプリコン、放射性物質の影響、記録的超過死亡等々、そして様々な予言。
我々は凄まじい時空間を体験しているとつくづく思います。
しかし一方で、地球は既に「目覚めの時代」に突入していることもまた事実です。
地球がこの銀河系(アルシオーネ銀河)を一周回る約2万6千年周期は
人類の意識が眠りにつく(意識が下降する)約1万3千年と、覚醒する(意識が進化する)約1万3千年から成り、現在ちょうど、眠りから覚醒期へとターンを切ったところであると。
ベーダ哲学で言われる2万4千年周期の「ユガ」の概念も同じものでしょう。いずれも現在が覚醒期の黎明であることを告げています。
ある先輩から勧められた本の中にこのようなページがありました。
※神人著「自分でできる浄化の本(徳間書店)」6章より転載
”我々の住む銀河系はネガティブ勢力が強くなる冬の暗黒期がようやく終わり、ポジティブ勢力が強くなる春の浄化期へと入った。地球はこれからどんどん良くなってゆく”という趣旨のメッセージです。
とは言え、呼気と吸気の間のような
ネガ➨ポジへの転換期の一時的なカオスは必至なのだと思います。それを我々は今、目撃・体験している・いくのです。
しかしその先には、やはりこうした螺旋の宇宙サイクルに乗っていくのだと思います。
A氏のように、今後ますます多くの人々が「いつか途切れた夢の続き」を再開するために旅立ってゆかれるのでしょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
イン・ラケッシュ🙏🌏