こんにちわー。

昨日は休日。朝に2時間ランに挑戦しよう、
って思ってたけど、寝坊してしまい、
走っていても気ぜわしくて、結局1時間20分、
距離13㎞で終了。(1時間過ぎると走るのに
飽きてくる・・・まだまだ根気がない。)
 

ペースはずっと1kmあたり6分8秒あたりを
キープできました。
 

昨日は10㎞ではまだ足も疲れていませんでした。

13㎞の後の200mはダッシュできましたし。
コツコツ走り続けてると走力はついてくるようです。
 

去年の今頃は、朝ランはしてなくて週に
2,3回お昼に走ってただけ。
3㎞走れば満足してて初めて4km走れた
ときはすごくうれしかったという記憶が。
 

去年は、「次の地元の大会では5㎞の部に

出れるかなあ、無理かなあ」なんて考えてましたが、
今や5㎞じゃ物足りなくなってきたような(笑)
 

こんな年からでも、20年以上糖尿病の体でも
体力や走力は上がるんですね。
WFPB食の神秘的な力は大きいと思います。

さてさて、最近「単純な肥満型2型糖尿病は
インスリン抵抗性を下げれば治る」とか
「インスリン分泌低下型だとインスリン
抵抗性は低いから、抵抗性を下げるアプローチ
は功を奏しない。」とか「遺伝の2型だから
生活習慣が原因ではない」(?)とか
いう説を目にしますが、私は人間の体も
2型糖尿病もそう単純なものではないと
思うんです。
 

どんな2型もインスリン抵抗性と分泌低下が
両方存在し、脂質代謝異常と糖代謝異常
の両方が存在してるんじゃないかな。

例えば私は、発症した頃は単純な肥満型
だったかもしれませんが、対処が甘かった
ので、インスリン抵抗性+高インスリン血症
というステージはとっくに終わってしまっていて、

一昨年、昨年と血中インスリン値を調べたけど、

下限ギリギリ。雀の涙。
 

だからインスリン抵抗性の計算式では抵抗性は

ない、って判定になります。
 

でも低脂質PBWF食(つまり高炭水化物食)で

インスリン抵抗性を下げるアプローチがうまく

行ってます。
 

雀の涙のインスリン分泌で、この年齢ですから

若い人のような5台前半とか4台とかのA1cに

なるとは思えませんから、無投薬で炭水化物

しっかり食べてA1cを6前後キープってのを目標に

してて、今のところそれを1年半ほど維持できています。
 

私は2型糖尿病には程度の差はあれ必ず
インスリン抵抗性が関わってると思いますし、

生活習慣も関わってると思います。

そして、みんな血糖値ばかり気にするけど
インスリン抵抗性も膵臓のβ細胞の障害も、

その原因の一つに「脂肪毒性」があるのを

忘れてはいけないと思います。

過剰な遊離脂肪酸により耐糖能が悪化すること
を脂肪毒性といい,インスリン作用の障害を
(広義)の脂肪毒性といい,インスリン分泌能
に及ぼす悪影響を膵β細胞脂肪毒性(狭義の

脂肪毒性)と呼ぶ。

 

https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/100/4/100_983/_pdf


(先日紹介した北里大の実験でもわかるよう
に、高脂質で添加物いろいろ入った低糖質

スイーツは血中遊離脂肪酸を上昇させ、下がり

にくくするのですよ。
「今この時」の血糖値を優先するのか長期的な

耐糖能を優先するのか、それは人それぞれですが。)

私は相変わらず、ちょっと油断すると体脂肪が増えて

しまいます(笑)
昨日久々にジムで体組成計に乗ったけど、こんなに

走って、ジムも通ってるのに脂肪量、最近全然減らないし、

むしろ微増してるし・・・筋肉量は増えないし。
唯一最近グンと増えたのは「脚点」。
これはランのおかげですね。
 

もう、体組成計の記録紙を見つめたまま

ため息しか出て来ず、心が折れそうになりました。

(きっと冬だからだわ!と自分に言い聞かせました。

野生動物も冬は脂が乗りますからっ!)

雀の涙のインスリンでも脂肪の同化能力は衰えて

ない。人体の神秘です(笑)

どうも、筋肉と肝臓にはインスリン抵抗性があるけど、

脂肪組織はインスリン感受性がビンビン!って気がする。

いいのか、悪いのか・・・

でも、また順天堂大の発表ですが、痩せ型の日本人

男性の2型糖尿病では脂肪組織にもインスリン抵抗性が

あって、「脂肪貯蔵機能」の低下が代謝異常の本質的な

原因であることがわかったようです。

 

 

痩せ型だからインスリン抵抗性は低い、
とも言えないんですね。
 

「脂肪をきれいに整えて蓄える能力」
(変な場所ではなく、あるべき場所(皮下)に!)
ってのが大事みたいです。
たぶんデブ族の人はそれが本来得意なんだけど、

身の程をわきまえないで肥え散らかすと破綻する

んですよね(笑)

痩せ型の人はなるべく脂質代謝を亢進させず、

質のいい糖質をちゃんと取って(分食してでも)

糖代謝をしっかり回して運動して筋肉増やしていく

のがいいようにも思います。

遊離脂肪酸は体脂肪が分解されるとき出てきます

から、2型糖尿病の人はあまり過激に「体脂肪を

ガンガン燃やす」ってことも避けるべきなのかな。
(それでも大デブ族の人の場合は、痩せるメリット

のほうが上回るのかも・・)

堀江先生も今日、こんなツイートを。




なんかいろいろ考えさせられました。
 

私も若いころはとにかく痩せたくて「脂肪燃焼」

サプリに飛びついてました。
カルニチンとかガルシニアとかエフェドリン系・・
(効果はあったような、なかったような・・・)
 

体脂肪は「糖質の炎」でゆっくりゆっくり溶かして

その場でエネルギーとして消費していないと

いけないみたい。

もちろん、口から余分な脂肪も入れないほうが

いい。(とはいえ、どう頑張っても一日20gぐらいは

脂肪食べちゃうなあ・・。)

しかし、断糖高脂肪食で、ほぼ脂質代謝だけで

何年も生きていても、代謝異常は出ない人もいる、

ってのも事実でこれもまた人体の神秘です。

そして、食事もPFCバランスや糖質量、
脂質量だけでは語れない複雑なもの。
 

未加工の色とりどりの植物には不思議な力が

いっぱい。日々実感しています。

先日スーパーに言ったら、特設コーナーに

「低糖質スイーツ」が積まれてました。

(ホワイトデー狙い?)
ドーナツやワッフルやパウンドケーキ。
袋の裏を見ると、謎めいたカタカナの成分が

ずらずら。そして例外なく高脂肪。

「精製糖質の過剰は良くない」のは
真実ですが「糖質オフ製品は体にいい」
は絶対間違い。(笑)
ああいうのをたくさん食べるくらい
ならシンプルな質のいい材料を使った
本物を食べるか、フルーツや芋食べる
ほうがいいと思うのだけど。

「こういうものに2型患者たちが惑わされ

ませんように」と祈りながらそっと棚に

戻しました・・・

ところで、不可抗力で発症してしまう
「遺伝の2型糖尿病」ってのも本当に
あるんでしょうか?
 

私の場合、母も兄も2型ですけど、遺伝
が原因とは思ってません。母の両親は
糖尿病じゃなかったようですし。
 

ただ、母も兄も私も「食い意地デブ&酒飲み」
(私はもうお酒はやめました!)
アブラものも甘いものもジャンクも大好き!

母なんて、豚肉の脂身の部分だけを取り分けて

食べるくらいの脂好きでした。

つまり、やはり「その家庭の生活習慣」では
ないかと推測しております。

 

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