令和5年(2023年)4月12日㈬


「令和5年4月の旅」1日目は福岡県福岡市に来ました。

JR九州の博多駅から下り鹿児島本線に乗車、使用するきっぷは「旅名人の九州満喫きっぷ」

この記事の続きです

*旅名人の九州満喫きっぷ


九州の全鉄道の快速・普通列車1日乗り放題が3回(人)分

 利用期間 通年 

発売期間  通年 

価格    大人 11,000円 こども 11,000円 

有効期間 3ヶ月 

発売条件  発売日から3ヶ月以内に1人3回又は同一行程のグループ(3人まで)が利用する場合に発売。 

発売箇所 JR九州の駅・九州内の主な旅行会社。


☆乗車可能鉄道・軌道

九州旅客鉄道(JR九州)、北九州高速鉄道(モノレール)、平成筑豊鉄道(門司港レトロ観光列車含む)、筑豊電気鉄道、福岡市地下鉄、西日本鉄道(西鉄電車)、甘木鉄道、松浦鉄道、長崎電気軌道(路面電車)、島原鉄道、熊本電気鉄道、熊本市電、南阿蘇鉄道、くま川鉄道、肥薩おれんじ鉄道、鹿児島市電 

○新幹線、特急列車(西日本鉄道を除く。)、南阿蘇鉄道のトロッコ列車、路線バスには乗車不可(別に乗車券、特急券等が必要。)。 ※ただし、くま川鉄道のバス代行区間は「旅名人の九州満喫きっぷ」で利用可能。

 
博多924発 区間快速 鳥栖行き

813系3連×2の6両編成

博多には920着、4分の停車時間
車内に入ると
一部の座席が撤去されていました。座れる席が少ない!

この画像は終点の鳥栖到着後に撮影、博多乗車時の車内はほぼ満席でした。

近年におけるJR九州の「サービス改悪」のひとつである座席撤去です。

*2021年3月より「輸送力向上工事」として、南福岡車両区の813系200・1000・1100番台の全車と813系300番台R303編成に対して、扉間の転換クロスシート5列のうち両端の2列を撤去、残った3列のうち扉側の2列を固定する改造が行われている。この改造により座席数は1両あたり16席減少し、撤去跡にはヒーターの配線を覆うカバーが設置された。


二日市(940発)から先は普通となり終着の鳥栖1004着



鳥栖駅西側に位置する駅舎は明治36(1903)年)築、120年も使用

駅舎西側と東側は改札外の連絡通路で結ばれています。

鳥栖駅東側には蒸気機関車230形268号が保存展示されています。
奥に見えるのは鳥栖スタジアム(駅前不動産スタジアム)、旧国鉄の鳥栖機関区・鳥栖操車場跡地に建てられた球技場

再び改札内へ、次に乗るのは長崎本線

鳥栖1051発 肥前浜行き

昨年9月、 西九州新幹線開業に伴い、 JR九州長崎本線は江北 -〜諫早間を上下分離方式に移行。JR九州が第二種鉄道事業者、一般社団法人佐賀・長崎鉄道管理センターが第三種鉄道事業者となり、同区間におけるJR九州の第一種鉄道事業を廃止、肥前山口→江北に駅名改称、肥前浜 〜 長崎の電化区間廃止。 

「電化区間」から「非電化区間」になった長崎本線
を「乗り直し」します。

ちなみに、長崎本線・鳥栖〜江北及び西九州新幹線は昨年11月に乗車しました。


*2022年11月 「ぐるっと九州きっぷ」を使用、長崎本線・佐世保線・西九州新幹線に乗車


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中原(1102発)

停車中の上り列車の向こうに見えるのは和蝋燭工場跡のレンガ製煙突


伊賀屋(1119発)

伊賀屋〜佐賀 佐賀が近づくと高架区間になり
佐賀(1123発)、多くの下車、車内は空いてきました。
鍋島〜久保田にある臨時駅、バルーンさが は通過


バルーンさがは嘉瀬川河川敷を主会場として毎年行われる佐賀インターナショナルバルーンフェスタ観覧客のために設けられる臨時駅で、10月下旬から11月上旬のうち1週間程度の開催期間のみ営業を行う。

バルーンさがを通過後、嘉瀬川を渡ります。

唐津線の分岐駅、久保田(1130発)
*上り唐津線から直通の 佐賀行き が停車中

唐津線は3年前に一部区間を乗車

☆2020年2月・旅名人の九州満喫きっぷを使用し唐津線に乗車 


牛津(1138発)
牛津はレトロな駅舎、と思いきや……

*牛津駅駅舎は2001年に改築された鉄筋コンクリート造りの平屋建てのもので、外壁に焼成レンガや花崗岩を使用して赤レンガ倉庫風としたものである。

wikipediaより引用


とのことでした。

長崎本線と佐世保線の分岐する江北は1138着1147発と9分の停車時間

昨年9月、「肥前山口」→「江北」に駅名改称

昨年11月は特急列車に乗って通り過ぎ、車窓から眺めるだけだった江北、今回は停車時間を利用して改札外へ

江北、ではなく肥前山口で下車したのはいつであったか?

ほぼ個人的備忘録となってしまった当ブログの過去記事を見ると8年前、2015年11月でした。





北口にある「JR線最長片道切符完乗」の記念碑

この牌には「肥前山口駅」の名が残っていました。

再び改札内へ

構内には非電化化された長崎本線・肥前浜〜諫早の主力車両・キハ47が停車中

諫早発車後、右に分かれていく佐世保線、長崎へ見向かうのはあちらがメインルートになってしまいました。

肥前竜王(1159発)
肥前鹿島(1204発)
車内はガラガラです。
終点の肥前浜1208着

長崎本線の電化区間は肥前浜まで、この先は非電化区間

肥前浜は無人駅