こんばんはロッタの金谷です。

またまた東京都知事選についてです。 どうして東京都知事選に意見を?

東京に住んでないのに・・・ と思ってられる方も多いかと思います。

 

この東京都知事選は日本を改革する最後のチャンスだと考えています。

このチャンスを無駄にすると悪夢の安倍政権が存続するという意味でもあると思う。

 

つまり国民は現政府のやり方に賛成しているということになります。

公文書改ざんや桜を見る会、黒川検事長問題、電通委託問題、河井夫妻の買収問題・・・アベノマスク。

さまざまな不透明なこの政権のやり方を「いいね!」と支持することになります。

 

この新型コロナウィルスでこれまで経験したことのないたくさんのこと。

家から出れない、営業自粛、経営難による倒産、解雇。。。

この100年に一度といわれるこの危機的な状況で、まだ「政治は何も変わらない」とか言って

選挙に行かないという選択肢を選ぶとするなら、それは未来を諦めるということ。

 

そんな日本に希望なんてもてないし、世界に対して恥ずかしいく明らかに先進国ではなくなる。


 

でも小池さんはそれを狙っている 望んでいます。

都民にできる限り選挙には行かないでほしいと思っている。

 

組織票だけでだけで勝利したい。

まさに自民党のように。

 

 

今回の選挙はわかりやすく言うと 旧体制VS新体制

つまり 小池百合子さんは旧体制で 表向きには無所属であるけど自民党/公明党が支持しています。

=組織票を得ているという意味。

 

自民党が忖度し続ける大企業。

国民から消費増税で多額のお金を得て、経団連(大企業)に対しては法人税を大減税

また、輸出する大企業に対しての多額の還付金。

そのように経団連(大企業)のお望み通りに優遇し、お返しに「自民党に票を入れてください」という流れ。

 

小池百合子=安倍政権 という同じ図式。

 

対する 山本太郎は新体制 現政府に対しておかしい!と戦う新体制。

消費税廃止という旗を立てて、消費税をこれからも増税しようとしている政府に対しては全く逆の考えを持っています。

 

下にリンクを張っているのですが ニコニコ動画で東京都知事選の立候補者の討論。

 

これは面白かった。

 

 

最終的に感じたのはこう。

 

小池さんは都民ファーストではなく東京の経済がファースト。

オリンピック開催し東京をブランド化したい。

カジノを作ることでインバウンドで儲けたい。というか一部の企業を儲けさせたい。

新自由主義的考え。

 

公約にもある「稼ぐ東京」

この公約には正直びっくりしましたが

 

つまりは「お金。」

 

そして「コロナ感染対策」。

もちろんこれも大切。でも話されていることは全て感染者数がどうとか

夜の街が感染源だとか。感染者数・・・感染者数・・・東京アラート。あれはいったい何だったのか。。。

 

違うでしょ?それも大事だけど

この新型コロナウィルスの影響で苦しい思いをされている国民を今どうするかじゃないのですか?

 

私のまわりにもいます。この自粛で商売をやめざる得なくなった経営者

雇止めをくらい無職になった人。そして命を絶った人まで。

 

この現実を知らないのですか?

 

感染者数。もちろん大切です。医療を崩壊させないためにも

街をロックダウンさせないためにも。これ以上犠牲者を増やさないためにも。

 

でも、でもですよ

これからの予防も大切だけど

今日明日を生きていけない人がいるという人々を無視してはいけないと思います。

 

 

この東京都知事選のキーワードは「お金」

 

 

稼ぎたい小池さんと

配りたい山本太郎さん。

 

 

今の東京都民の方々はどちらが最優先だと思いますか?

 

 

 

こんばんはロッタの金谷です。 明日から雨ですね☂梅雨ですね。

 

さてさて、また引き続き東京都知事選。

 

神戸に住んでいながらどうして東京都知事選について言及するの?って思われるかもしれません。

日本の中心はやはり東京で、国に対しての影響力が大きくて 東京が変われば、国が変わる!

そして私たちの住む街も変わり未来が変わる。

自分にとっても、自分の子供にとっても 明るい未来につながるのではと思うから少しでも声を上げたいと考えています。

 

れいわ新撰組の山本太郎がよく言う「ロストジェネレーション」。

まさしく私の世代。 年配の方、若い方はこの「ロスジェネ」と聞いてピンとこないかもしれないですが。

 

1990年代後半から2000年代前半の「就職氷河期」に社会に出た世代のことで バブル崩壊後の景気低迷期、「失われた10年」に新卒が重なり、 希望の職業に就けないまま、非正規、無職となった。

そんな若者たちは「氷河期世代」や「不遇の世代」とも呼ばれました。

 

その後も不安定雇用を強いられているのが現状で、いまだに派遣やアルバイトなど非正規雇用の方が多い。

そこには日本の昔ながらの雇用システムが大きくかかわっています。

新卒一括採用と終身雇用、年功序列というもの。 いい大学を出て、いい会社に入り、出世していく。

しかしロスジェネ世代は新卒で就職ができなかった。 スタートの時点で波に乗れなかった。

その後の世代は新卒で就職し、その世代だけ落とし穴に落ちたような。

 

私もその中の一人でした。

19歳で阪神大震災にあい、氷河期と震災がかぶり就職なんてできなかった。

神戸では仕事がなかったので大阪に友人と2Kの部屋を借り共同生活。

アルバイトを必死になって探す日々が続きました。 アルバイト情報誌を片手に足が棒になるまで梅田を歩きバイト先を探す日々。

 

最初にしたのは兎我野町にある喫茶店のアルバイト。 時給750円。

注文を聞いたり出前に行ったり。 もともと飲食業は自分にとって苦手で。

若いころは極度の緊張しいで、オーダーを聞きに行くのさえも声が震え(笑) コーヒーを運ぶ時も「カタ、カタ、、、」震わせ(笑)(;^_^A

でも生活しなきゃということで続けてたけど、いろいろ人間関係にも悩まされ 胃が痛くなって辞めてしまいました。。。

 

そして次はジーンズカジュアルのお店の店員。 もちろんアルバイト。時給は少し上がって800円スタート。

フランチャイズのお店でワンマンオーナーの下でコキを使われ 休みもあまりもらえず、成人式の日ですら休みをもらえず成人式に出れませんでした。

 

それから別のアパレルメーカーに。 もちろんこちらもアルバイト。

私が働かせてもらってた当初はジーンズカジュアルの会社でしたが 会社は急成長し今も人気のセレクトショップに。

2年ほどのアルバイト期間を経て正社員に。 その時に転勤になり神戸に無事に戻ってこれました。

 

奥さんに出会ったのもその頃で、たしか24歳の時でした。

なれそめは置いといて、 それからまた2度ほど転職し それは全く違う仕事 そこでは契約社員 (;^_^A

 

またアパレルの会社に戻ることになったのです。 27歳だったかな?あやふやですが。

そしてまた戻りました!アルバイトからのスタート。

 

そりゃそうですよね、ブランクあってからのアパレル業界。

また2年ほどのアルバイト期間を経て社員に。 それから、いろいろなタイミングが重なり、店長→エリアマネージャーになったのですが。

 

どんだけアルバイト。。。

 

けど、アルバイトという立場を望んでいたわけではなく ずっと正社員として安定して働きたかった。

でも望んでいた仕事、やりたかった仕事ではそれは現実的に無理だった。それはなかなか叶わなかった。

 

スタートダッシュも遅れてしまったし 人生ゲームにおいて振り出しに戻るばかりを選んでしまっていた。

常にずっとずっと将来が不安だった。

そのころは数年後のヴィジョンが見えなかった。

 

親にも、もちろん奥さんにも心配をかけてきたし、迷惑もたくさんかけた。

そのときはずっと自分の責任だと感じ、不甲斐ない自分を責めたりもした。

 

恥ずかしながら30代後半まで 政治のことなんて詳しく知らなかったし、興味もなかった。

選挙にはいっていたけど、正直だれでもよかった。

というより、誰に入れたらいいかもわからないし 誰に入れても一緒だと思っていた。ダメな大人。。。

 

誰が総理大臣になっても一緒だと思っていたし 世の中が変わるなんて思わなかった。

 

でも いまは違う。

 

民主主義の特権は選挙権をもつこと。

ひとりひとりがしっかり意思を持ち 未来を考えることができたなら、この世界は変わる。

 

変えることができる。

 

ようやく気付いたのです。

 

今になってようやく過去の自分を振り返り 間違った政治によって生み出された「ロストジェネレーション」のことも理解することができ 自分と照らし合わせることも出来る。

 

この今のコロナショック。 これ以上、涙を流す人を出さないためにも 東京都知事選、それぞれがしっかり考え

その一票の重さを感じて選挙に行き投票してほしいと願います。

 

この人は本気です↓

 

このブログは言いたいことを言うと決めているので 一意見として記事を書いています。

東京都知事選。

このコロナ対策においても各自治体の差は大きく 特に東京の予算は桁外れで 都民に対する補償もほかの都道府県と違い大きなものとなっています。

やはり首都東京は日本の中心で 政府さえ動かすくらいの影響力のある自治体。

その東京の知事を決める今回の選挙。

とても重要なもので改革となるのか、これまでと変わらず現状維持なのか・・・

 

私はロスジェネ世代としても 政策やその思いの熱さなど共感できる点があって 山本太郎を全面的に応援します。

ネットのコメント等でも見られるようにもちろん賛否両論はあります。

それでも新しい日本に変えたいのです。

わかっているのは今のままではだめということ。

 

よかったらyou tubeを見てください。 胸が熱くなるのはなんでだろうか。

 


こんばんはロッタの金谷です。

この新型コロナウィルスがまだ収まらない中、東京では知事選挙ですね。

これはとても大切な選挙で、この腐りきった日本を変える改革のチャンスだと思います。

安倍政権は森友、加計、さくらを見る会、アベノマスク、例の動画(笑)、持続化給付金/キャッシュレス事業に対する再々...委託で電通やパソナなどお友達企業を儲けさす事実、法改正しようとしたが黒川検察長賭けマージャンでダメになる事件、そして最近話題の河井夫婦買収の事件。

全てにおいて安倍は「説明責任を果たす」だの、「私の責任にあります」だの「大変遺憾」だの「責任を痛感しているわけでございます」と言い、責任は一切取らず、とかげのしっぽ切り。

責任は感じるものではなく、責任はとるもの。


子供を持つ親として、人として

「見てはいけません!」と言わなくてはいけないくらい。ダメな大人の見本がTVショーで流されています。逆にあんな大人にはなってはダメだよ。と教育できるかもですが。


安倍政権については別記事で吠えます。

今回は目先の東京都知事選について。


皆さん、コロナ自粛期間中に何度もTVで「密です」って聞きましたか?

私は東京から離れた場所に住んでいますが、ニュースでは東京のことばかりを流れてて「渋谷が密です。」、「新宿密です」。派手なマスクでバッチリ化粧して「密です」


テレビに出すぎてて洗脳されそうでした。


何も考えずにテレビだけ見ていてたら

「小池さん頑張ってるなー、毎日テレビでて、頑張ってオシャレして」って思ってしまいます。


よーく、よーく考えたら

「あら?これはもう公共の電波を使って都知事選が始まってたんだな。」って。


東京の皆さん、しっかり考えて

自分なりに理解し、納得して選挙に行って投票してくださいね。


このような世の中になっても

選挙に行かない選択肢を選ぶ人は

「ひとまかせ」の人生の人だと思います。

民主主義の特権。それは選挙権!!



(追記 次のブログも読んでください。書きました。)




ある記事を見ました。

今、ウワサのベストセラーの著者のインタビューです。




7月5日投開票の東京都知事選に再選出馬を表明した小池百合子氏。その半生に迫った『女帝 小池百合子』(文藝春秋)が5月28日に発売され、15万部のベストセラーとなった(6月11日現在)。「これまでの女性たちの苦難の道の末に咲かせた花であるとして、受けとり、喜ぶことが、できない」――。小池氏についてこのように書いた、著者であるノンフィクション作家の石井妙子氏に話を聞いた。

――小池百合子氏についてこうした著書を書こうと考えたきっかけを教えてください。
 最初は小池氏にはさほど関心がありませんでした。文藝春秋の編集者の方から執筆依頼があったのですが、小池氏は特に実現しようとしている政策もなく、いわば“空っぽ”。政治家というよりも、政治家を演じている人物だと考えていたので、本にはならないのではないかと思っていました。
 小池氏が初当選した2016年の都知事選でも、彼女は情熱的な言葉を使って聴衆をあおっている割には、目が笑っていない。言葉と感情が比例しないというか、どこかひんやりしたものを感じ、それが気になりました。それでも、彼女について積極的に書きたいとは思いませんでした。
 ただ、彼女がキャスターから政治家に転じ、東京都知事に上り詰めた平成という30年間を、小池氏という人物を通じて描けるのではないか。小池氏という政治家をここまで押し上げたのは、小池氏自身の罪なのか、この時代の私たちの罪なのか? そういう視点でなら本にできるという感じはしていました。
――月刊誌に小池氏の生い立ちを記す中で、エジプト・カイロ時代に小池氏と同居していた早川玲子(仮名)さんという女性から連絡を受け、彼女が保管していた膨大な記録や証言を取材することができたのですね。
 早川さんはとても生真面目で優しい方です。小池氏よりも10歳ほど年上で、カイロに来た当時、20歳ほどだった小池氏にとっては姉のような存在でした。小池氏は1976年10月に当時のサダト・エジプト大統領夫人の訪日に同行し、日本に一時帰国した際、日本のメディアの取材を受けて、「日本人で2人目、女性では初めてカイロ大学を卒業した」と自己紹介しました。
 小池氏は、エジプトに戻ってからそのように書かれた日本の新聞記事を早川さんにうれしそうに見せています。早川さんは当時を振り返り、「そんな嘘をついてはいけないと、小池氏にもっと注意を与えておけばよかった」と後悔の念を私に語ってくれました。
アラブ最高峰のカイロ大は留年も当たり前
腐敗、日本政府の援助を見据えた思惑も
 早川さんはこうした小池氏とのカイロでのやり取りを、自身の母への相当量の手紙で克明に記しており、取材時にはそこから記憶を想起してもらって話を聞きました。小池氏が後半生に日本で大臣、そして東京都知事となったことに恐怖心を感じておられました。そんな小池氏の秘密を自分だけが知っているという不安に加え、エジプトは軍事独裁国家であり、小池氏とアラブ世界とのパイプを考えれば、命を狙われるリスクもゼロではないと考えていたからです。
 ただ早川さんには、小池氏を憎いと思う気持ちはなく、経歴を詐称したことが憎いので、これを償ってほしいと考えていると話しておられましたね。
――早川さんの証言によると、カイロ時代の小池氏は遊びやアルバイトに熱心で、アラビア語の読み書きは超初歩レベルと、とても熱心に勉強をしていたふうではない。にもかかわらず日本ではカイロ大学“首席卒業”と自称してキャリアを積んできました。今年6月8日には在日エジプト大使館がカイロ大学長の声明として、小池氏がカイロ大を卒業したのは事実だとする声明を出しました。
 そもそもカイロ大はアラブ世界の最高峰の大学であり、卒業するのは非常に難しい。4人に1人は卒業できないと当の小池氏自身が過去に語っています。アラビア語のネイティブでない日本人であれば、死に物狂いで勉強しても、留年を繰り返して何年もかけて卒業するのがやっとで、できない人もたくさんいます。まじめに勉強していなかった小池氏が首席で、4年で卒業できたとは考えられません。
 小池氏は、父の勇二郎氏と、エジプトの副大統領などを務めたアブドゥル・カーデル・ハーテム氏とのコネによってカイロ大の2年生に編入できたようですが、進級できず落第し、卒業はできなかった。
 ではなぜ、カイロ大があのような声明を出したのか。エジプト社会は腐敗が多く、いわばその人の社会的地位に合わせて恩恵が受けられる国です。またエジプト政府は日本から多額のODA(政府開発援助)を受けており、日本政府や小池氏とのパイプを政府も重視していることでしょう。現在の小池氏の地位や権力を考えれば、カイロ大は小池氏が卒業生であることをむしろ利用したい、という思惑があるのではないでしょうか。
莫大な借金、顔のあざに苦しんだ少女時代の小池氏
“下”に落ちる恐怖が過度な上昇志向を形成
――著書では小池氏の学歴詐称疑惑に限らず、幼少時代から今に至るまでの彼女の振る舞いを、徹底した関係者への取材によって明らかにしています。特にカイロに渡る前の兵庫県芦屋市時代、顔のあざに悩んだり、父親の勇二郎氏の事業や政治活動の失敗で莫大な借金を抱えたりするなど、彼女の経験には同情を覚えます。
 小池氏の実家は芦屋市にありましたが、高級住宅街のイメージから連想されるような裕福な家庭ではありませんでした。経済的に不安定な幼少時代からの環境は、社会の上へ上へと常にはい上がらないと、下に落ちてしまうという恐怖感を彼女に植え付けたことでしょう。組織の上層部にいる有力者とだけつながって世渡りをするという小池氏の手法は、父親譲りといえます。
 また勇二郎氏の見栄もあって、地元の名門女子高である甲南女子中学・高校に通いましたが、周囲は本当の富裕層の子女たち。劣等感を抱いたことで、いつか強者になって人を見下したい、だから権力が必要だと考えるようになったのだと思います。今の彼女に権力があるからこそカイロ大の声明が出るわけですからね。
――カイロから帰国後はテレビの世界で活躍。やがて新党ブームに乗って日本新党の参議院議員となり、衆議院にくら替えして、その後は自民党へ。2003年には小泉純一郎内閣で環境大臣として入閣を果たします。「クールビズ」を流行させるなど環境大臣の経験は、やたらと「エコ」をアピールする彼女の大きな売りになっています。しかし当時、水俣病患者やアスベスト被害者に対して実に冷酷な対応をしていますね。
 水俣病関西訴訟で04年に最高裁判所が国の責任を認めましたが、環境大臣として認定基準の見直しには踏み込みませんでした。05年にはアスベストの被害が明らかになりましたが、尾辻秀久厚生労働大臣(当時)と異なって真摯に解決策を示さず、被害者団体とのやり取りでは強い怒りを買いました。
 これには二つの面があると思います。一つには、自民党の保守政治家として、「女性政治家だから社会的弱者に優しい」と周囲の男性政治家や世間から見られることを避けたかったのではないか。イギリスのサッチャー元首相が、弱者切り捨てともいわれる市場原理主義的な経済政策を導入したり、フォークランド戦争を始めたりするなど、女性であるがゆえにそう見られまいと“女性らしくない”政策に傾いたのと似ています。
 当時、女性議員は旧社会党出身者が多く、小池氏は土井たか子氏にとても批判的でした。こうした女性議員たちと自身を差別化する意図もあったのでしょう
助けを求める人々を足蹴にしたくなる心理
“芦屋令嬢”を演出しても出てしまう地金
 二つ目は、彼女自身が苦労してはい上がる人生を歩んできたため、立場の弱い人から頼られると、手を差し伸べるよりも、むしろ足蹴にしたくなるのではないか。芥川龍之介の小説「蜘蛛の糸」のように、下から糸につかまろうとする人を振り払おうとする心理に駆られるのではないでしょうか。
――阪神・淡路大震災の被災者の訪問を受けた際に、指にマニキュアを塗りながら応対し「塗り終わったから帰ってくれます?」と言い放つエピソードも出てきます。私も小池氏本人に16年11月にインタビューした際、iPadを操作しながら目を合わせることなく生返事を続けられたことがあるので、こうした言動は十分に想像できます。小池氏のそんな一面はあまりメディアで取り上げられませんね。
 小池氏はテレビカメラが回っているなど公の場所と、そうでない場所での振る舞いが大きく違います。北朝鮮による拉致被害者の家族の記者会見に付き添った際など、自分がいかにも良心がある人物であるかのように振る舞うことはとても上手です。
 記者会見でも「○○と存じます」などと丁寧さをやたら強調した言葉遣いをします。“芦屋令嬢”的なイメージを意識しているのでしょう。しかし、いざ自分に不利な質問が出ると、手元の資料を束ねて机にたたきつけてバンバン音を立てるなど、途端に豹変する。“地金”が出てしまうのです。
 小池氏の周辺を取材して感じたのは、本人は学ぶ力、思考力が乏しいのに、複雑な物事をさも十分に理解しているように自分を見せる力だけは抜群に高いことです。多くの人々は小池氏のそうした虚像だけを見ているわけで、それが怖い。
 小池氏が07年にわずか55日間、防衛大臣を務めた際の事務次官だった守屋武昌氏は、私の取材に「小池氏は防衛政策を理解していないのに、記者会見では、さも中身を理解しているように話す。鋭い質問には論点をそらした上で、さも堂々と答えていた。中身を学んでくれればとレクチャーの時間を取ろうとしても、雑誌のグラビア撮影やテレビの取材を優先するので時間を取れなかった」と話していました。
――とりわけ防衛大臣ともなれば、それは極めて危険ですね。
新型コロナの危機下でけん玉、かるた、こんまり…
不幸な少女時代が生み出す、すぐにバレる嘘
 また小池さんは、いわゆる“マスコミ受け”する言葉や施策を打ち出すことにかけても天才的です。3月以降、新型コロナウイルスでの対応で医療の現場が危機的な状況下にあっても、彼女が記者会見で紹介したのは、「コロナかるた」、けん玉、そして近藤麻理恵さんの片づけ動画でした。派手な柄のマスクを話題にしようとするなど、すぐに目くらましをする。
 早川さんに言わせれば、例えばカイロ大学卒業の件でも、小池氏には嘘をついているつもりはない。目の前の相手が振り向いてくれるよう、相手の喜ぶことを口にしてしまう性格だというのです。カイロ大“首席卒業”も、当時の日本人男性記者が喜んで記事にしてくれると考え話を作ってしまったのでしょう。今もマスコミに対して同じことをやっている。
 一方で、小池氏の嘘はすぐにバレるような甘いものが多い。カイロ滞在時をつづった著書『振り袖、ピラミッドを登る』でも、1年留年しているのに4年で卒業したと書いたことなど、調べればすぐに矛盾に気づくようなエピソードがたくさん出てきます。
 そういう意味では、彼女はカイロにいたころから今まで何も変わっていない。彼女自身の特異なキャラクターよりも、そんな彼女をここまで押し上げた社会の在り方こそ問題ではないかと思います。環境大臣時代に水俣病やアスベストが問題化していた時期であるのに、小池氏がぶち上げたのはクールビズでした。公害問題で地道な成果を上げることよりも、マスコミや社会はクールビズに飛びついてしまったわけです。これは私たち社会の責任でもあります。
 都庁で行われる小池氏の記者会見を動画でよく見ますが、彼女のくだらない冗談に、前の方に座っている民放キー局の女性記者たちが、大げさに受けたり、うんうん、うんうんと必死でうなずいて見せている。私は密かに「うなずき娘」と呼んでいるのですが(笑)、記者たちが権力者に迎合しすぎています。
 小池氏に気に入られたいという気持ちはわからなくはありません。でも、若くても大手メディアの記者には、特権的な立場が与えられているのですから、自らの役割を自覚して、もっと毅然としていてほしいです。そもそも環境大臣時代の彼女の振る舞いをメディアが詰め切れていれば、今ごろ東京都知事にはなっていなかったかもしれません。
調べるほど女性代表には見えなくなった小池氏
踏みつけられた女性にこそ見出した尊敬の念


Photo by M.K.
――著書の終盤で石井さんは「(小池氏を)これまでの女性たちの苦難の道の末に咲かせた花であるとして、受けとり、喜ぶことが、できない」と書いています。
 今回の著書は小池氏の“批判本”と呼ばれますが、私はむしろ、小池氏を生み出したこの社会の流れ、在り様にこそ関心がありました。
 そもそも私は、もっと女性の政治家が増えるべきだと思っていますし、決定権を持つべき立場に就く女性が増えれば、世の中をいい方向に変えることができると考えています。その趣旨からいえば、常に女性初といわれてさまざまなポジションに就いてきた小池氏を理屈の上では応援すべきなのですが…。でも私にはどうしても、彼女を女性の代表として見ることができないのです。
 小池氏について調べれば調べるほど、彼女を女性たちの苦難の歴史の果てに咲いた花、成果であるとして見ることができなくなりました。
 小池氏は、私がこれまで評伝で取り上げてきたどの女性たちとも違います。今回の取材でも、私は尊敬したくなる素敵な女性たちとたくさん出会うことができました。カイロで小池氏と同居していた早川さんがそうですし、「中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会」副会長の古川和子さん、築地市場の移転に反対していた「築地女将さん会」の方々などです。市井にはこんなにも優れた女性たちがいるのだと感激しました。でも、そうした女性たちが小池氏によって踏みつけられていったわけです。
 一方で、自分のことしか考えていない小池氏という人間が、ひたすら階段を上って「女性初」として社会の称賛を浴びていく。どうして彼女に出世の階段を上らせてしまったのか。社会を見渡せば“ミニ百合子”のような女性はたくさんいます。そのような人が出世してしまうという社会でいいのか。地道に努力している女性が踏みつけられていいのか、考えさせられました。
 とはいえ、小池氏を現在の地位から引きずりおろしたいと考えて作品を書いたわけではありません。しかし、早川さんら、これが女性のすごさだと思わせてくれるような市井の女性たちに出会い、その正義感に触れ、小池氏よりも、そうした女性たちに私の心情が傾いたことは事実です。
 歴代内閣における女性閣僚の多くがそうですが、どうしても男性側がピックアップして選ぶ。彼女たちは高い地位にいる男性によって選ばれた女性であって、女性たちの塊の中から上へと押し上げられた人材ではありません。
 男性側も、女だから大臣にはしてやるが、総理大臣なんてとんでもないというのが前提で、女性閣僚はあくまでもアクセサリーのような存在です。また最近の女性政治家を見ていると、有能で素敵な私を見てほしいという、自分の虚栄心を満足させたいという思いから政界進出するタイプが多いように見えます。
 小池氏を、ドイツのアンゲラ・メルケル首相、台湾の蔡英文総統と同列に並べ、コロナ対策で成功したのは女性リーダーだったと論じた記事も目にしましたが、果たしてそうでしょうか。日本では残念ながら女性側の人材の裾野の小ささもあり、メルケル氏や蔡氏のような、能力があって実務ができ、真摯な言葉で人を感動させることができる女性リーダーがなかなか出てきません。日本でも早く出てきてほしいと思います。




次のブログも読んでくださいね。



こんばんはロッタです。

このブログでは自由に好きなように書いています。政治について言いたいことは山ほどありますが、今回は緩い内容で!!


新型コロナウィルスの影響で

家で過ごす時間が増えたと思います。


そこで個人的にオススメの暮らしの道具!!


今回はこちら!




スチームモップ「Light’n’Easy」。

イギリスの家電メーカーらしいです。



一年くらい前に購入したのですが

もうこれ無しの暮らしは考えられない!?

くらいのお気に入り。


自宅のフローリングがホワイトということもあり汚れが目立つんです。

しかも小さい娘とネコがいるので、掃除機だけでは、、、だけど雑巾掛けも面倒だし、

クイックルワイパー的なものは最後のとこにホコリが一筋にたまったり。。。困ってたのです。


そこでネットで見つけたこのスチームモップ。「Light’n’Easy」。



高温の水蒸気がでて掃除を行います。





水だけを使用するので赤ちゃんやペットがいる方にも安心です。



出てくる高温スチームは140℃まで加熱し

99.9 除菌もでき、汚れを落とすことができます。今は特に除菌!重要ですよね。


そして使いやすい!

人間工学に基づいた設計らしく角度を自由に変えることができます。




こんなピカピカになりました✨



めっちゃススメていますが

何も発生していませんよ!笑



娘が赤ちゃんの時に手に入れてたらよかったと若干後悔してます。

ハイハイの時に床の衛生面が気になっていました。



なので赤ちゃんがおられる方にオススメします。

価格は10000円くらいだったかな?



スチームモップ!ラクチンだし綺麗になるし、掃除が楽しい🧹

先程、Yahooニュースでこんな記事を見ました。怒りがおさまりません。


財務省は8日、国債と借入金、政府短期証券を合計した国の借金が2019年度末時点で1114兆5400億円となり、過去最大を更新したと発表した。20年4月1日時点の総人口1億2596万人(総務省推計)で割ると、国民1人当たり約885万円の借金を抱えている計算になる。

 18年度末と比べて11兆1856億円増えた。社会保障費などの財源を赤字国債で賄っていることが要因で、超低金利を背景に償還までの期間が10年以上の長期国債の発行が特に増えた。

 内訳は、国債が10兆7852億円増の987兆5886億円だった。借入金は、6693億円減の52兆5325億円。

以上、共同通信


はい!でました、
お決まりの一人当たりの借金説。

財務省がもうお金を出したくない!
政府が国民を騙して増税するタイミングで言うやつです。

メディアも本当にバカですね。
恥ずかしくなります。
皆さん騙されてはいけませんよ。


そういうわけで
政府の借金は国民の借金ではないという
知らない人はまだいるのかな?
有名なお話です。


ネットの記事からですが
以下の通りです。





国の借金は国民の借金なのか

 国の借金が1000兆円! 国民1人あたり871万円! という表現が、しばしば国の借金問題でなされます。しかし言葉は正確に使用するべきです。
 国とは「日本政府、日本企業、日本人全てを含む」ので、国の借金=政府の借金だけを取り上げるのは間違いです。正確には「”政府の借金”が1000兆円!」であり、国の借金ではありません。
 ではその政府の国債残高はいくらか? リアルタイム財政赤字カウンター 15というくだらないサイトがあります。日本全体の行政の債務残高は1500兆円、政府のみであれば現在1200~1300兆円だそうです。
参照 日本の政府債務残高の推移 – 世界経済のネタ帳
 では国の借金といわれる政府の借金は、国民の借金なのでしょうか? 答えは否です。

国の借金・国民の借金問題の嘘

 まず第一に「誰かの債務=誰かの債権」は原則です。借りる人がいないのにお金は貸せませんし、貸す人がいないのにお金は借りられません。
 では日本政府は、誰から借りているのでしょう。
 もし国外から借りているのであれば、日本政府の債務はドルで表されるはずです。為替によっても返済額(日本円での表示)が、大きく変動するはずです。
 ところが「為替が円安になったので、いくらドルで返済しなければならない」などという報道は聞きません。
 そりゃそうです。日本の国債は全て、円建てで発行されています。
 では日本円は、誰が発行するのでしょうか。通貨発行権は政府にある、というのは基本中の基本です。政府は日本円を発行でき、その日本円で借金をしている……というわけ。
 「今すぐ国債を返済しなければならない」となれば、円を発行するだけで事足りるのです。理論的に日本政府は、財政破綻のしようがありません。従って国の借金・国民の借金問題は嘘というわけ。

マスメディアや財務省の虚飾に満ちた表現

 国の借金――正確には政府の借金――が約1000兆円というのは事実です。国民1人あたり871万円! というのも「1000兆円を1億2千万人で割ればその数字になる」という意味では事実です。
 ただしその計算に意味があるかどうか? は別問題ですが。
 国の借金が1000兆円! 国民1人あたり……の表現には、いくつもの問題点があります。
1. 政府の借金を国民の頭数で割る意味がない
2. 一般論としても債務残高は、資産とのバランスで考えられるべき
3. 1000兆円を誰に返したらいいのか明言していない
 1000兆円の借金! というなら当然「貸主は誰だ」となりますが、報道で言及されたことはありません。なにより「国民1人あたり……」という計算は、全く意味がありません。

国債とインフレ制約

 日本政府は日本円を発行できます。実際に500円玉などの硬貨は、日本政府が発行しています。紙幣は日本銀行が発行していますが、本質的な発行権限は日本政府に存在します。
 したがって円建ての国債は、いくらでも理論上は発行可能です。インフレを無視するならば、ですが。
 国債を発行して日本政府がガンガンお金を使うと、インフレになります。現在はデフレですので、インフレにしなければなりません。しかしインフレになってなおガンガンお金を使うと、過剰がインフレが発生します。
 過剰なインフレは、経済に混乱をもたらします。

国の借金・国民の借金問題の嘘を学ぶための現代貨幣理論

 アメリカでオカシオ・コステルが採用したことで有名になった、現代貨幣理論(Modern Monetary Theory-MMT)という経済学があります。日本でも2018年頃から、盛んに議論されるようになりました。
 驚かれるかもしれませんが、これまでの主流派経済学は「貨幣とは何か? お金とは?」という理論が皆無でした。経済学なのに、お金について知らなかったのです!
 だからこそ現代貨幣理論は、インパクトを持って受け止められ、議論されているのです。


以上。

少しややこしいかもしれませんが
国民に投資されると
政府の赤字が増す。

国民の黒字は政府の赤字。
国民は借金を背負わされるというのではなく
逆で黒字なんですね。

政府の赤字を解消するためには円を発行する。お金を擦りすぎるとインフレになり過ぎるとハイパーインフレが起きる。
でも、日本はずっとデフレ。
そうそうハイパーインフレなんてならないらしいです。

こんな新型コロナウィルスで弱っている国民に対して、借金だのっていう嘘を言う財務省、政府。悪徳商法みたいなものです。

こういう時こそ
大丈夫!国民を守りますから安心してください!と言ってほしいもの。

じきに財務省、政府はコロナ増税と消費税増税と言ってくるでしょう。
国民一人当たりの借金がどうとか言って。

しっかり国民が政府を監視し動かしていかないと、本当に国家の奴隷となってしまいます。



自民党内にもまともな人たちがいます。

すごく正論で野党よりスッと入ってきます。

皆さんに頑張って日本の政治を変えてほしいです。



以下




 コロナ問題は収束に向かうどころか日に日に感染者が増加。安倍首相が緊急事態宣言を発令するまでに至った。一方、安倍政権は過去最大規模となる108兆円の経済対策を発表したものの、その内容には自民党の中からも批判の声が上がり始めている――。




 身内である自民党若手議員からいま安倍政権のコロナ経済対策に「NO」が突き付けられているのはいったいなぜか? 自民党内で「消費税減税」の旗振り役を担い、若手有志として提言をまとめた安藤裕衆院議員が語った。

108兆円のうち「真水」はわずか17兆円弱です

 安倍首相は47日、ついに緊急事態宣言を発令した。それに合わせて決定した緊急経済対策は「事業規模108兆円」という数字が躍る。


 安倍首相は記者会見で「GDP2割に当たる事業規模108兆円、世界的にも最大級の経済対策を実施することとした。考え得る政策手段を総動員して、この戦後最大の危機を乗り越えていく決意であります」と力強く語った。


 しかし、この「108兆円」というのはあくまで「事業規模」であり、融資(将来的には返済を求めるもの)や当初予算で未執行だった事業なども含まれている。「コロナ問題のため」に「新たに国債を発行して」財源を確保したいわゆる「真水」は新規発行国債のわずか168000億円余りに過ぎないのだ。


 実際、この「108兆円の経済対策」に対しては、国民民主党の玉木雄一郎代表が「膨らし粉で膨らませたような経済対策」、「1 trillion dollar(1兆ドル)と言いたかっただけでは」(当時1ドル108円前後で推移)と揶揄したように、インパクト重視で実効性の乏しい内容だと批判する声が少なからず出ている。


 じつはそうした声は「身内」である自民党内部からも出始めている。

危機感が薄すぎる

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自民党の議員連盟「日本の未来を考える勉強会」は311日、首相官邸や党本部に対して若手議員50名超の賛同を得て「消費税ゼロ」「30兆円規模の真水投入」などの提言を行った。


 議員連盟の会長を務める安藤裕衆院議員は今回発表された政府の経済対策について、「点数をつけるなら100点満点で10点。自粛の要請に対して補償は一切しないというのはおかしい。30万円の支給というのも支給要件が厳しすぎる上、時間がかかる。給付は一律で迅速に行うべきだった」と厳しく批判する。


 政府の経済対策は46日、自民党本部で行われた成長全体会議で了承された。安藤氏はその会議の場で「経済対策の体を成していない。撤回すべきだ。こんな対策しか作れないのなら与党でいる資格がない」と公然と批判し、党内をざわつかせた。


 安藤氏が指摘するのは政府与党の危機感の薄さだ。


 「政府は新型コロナによる経済的なダメージを自己責任にしてしまった。コロナ問題の収束は見通しが立っていない状況で、売り上げの激減が続き、固定費ばかりが積み上がっていく。これでは多くの事業者が廃業を選択するしかなくなる。


 サービス業や飲食店といった被害が『直撃している』業界が潰れていくと、次第に製造業などあらゆる業界にも影響が波及していくでしょう。党内では『コロナ収束後のV字回復期』に向けた対策が語られていますが、このままでは収束後には多くの事業者が潰れていて“Vではなく“Lになってしまう」



では、何をすべきなのか。安藤氏の提言は明確だ。


 「とにかくやるべきことは大きく3つです」


 として挙げたのは、


 (1) 「粗利補償」、(2)「現金給付」、そして(3)「消費税ゼロ」だ。


 それぞれの意義について次のように説明する。


 まずは(1)「粗利補償」についてだ。


 「政府は自粛を要請しています。それによって飲食店や旅行業界、興行など様々な業界で利益が失われている。雇用調整助成金もありますが、1人あたり一日8330円が上限となっていて、それだけでは雇用は維持できない。さらに賃料など固定費の支払いができない。政府は無利子の融資を用意するからそれで乗り切れというが、その分は借金として重くのしかかる。デフレ経済がさらに進むことが予測される中、それならもう廃業してしまおう、と考える企業も増えてくる。そうなると『連鎖倒産』という負のスパイラルになるでしょう。


 だから何よりも『粗利補償』をして、自粛しても不安なく生活できるようにしなくてはならない。そしてそれは何よりもの感染拡大予防になるのです。そうでないとリスクを負ってでも営業を続ける。営業して感染するリスクよりも経済的に死ぬリスクの方がはるかに高いからです。埼玉でK-1の試合が強行されたのがいい例です。とにかく一刻も早く粗利補償をすべきです」

現金は「一律10万円」を支給すべき


(2)「現金給付」については次のように指摘する。


 「『現金給付』はとにかく迅速に支給をしなくてはならない。そのためには一律10万円の支給をやるべきでした。コロナ問題で収入が激減したり、仕事を失ったことで今月の家賃も払えない、水道代も電気代も払えない、という国民がたくさんいることを忘れてはならない。


 事態は急を要するのです。ましてや『外出自粛』をお願いしている以上、政府が『国民の生活はしっかり保障する』という明確なメッセージを出すことが重要です」


 続けて(3)「消費税ゼロ」だが、そもそも安藤氏らが消費税ゼロを主張する背景には、昨年10月の消費増税による日本経済への壊滅的な影響がある。1012月期の実質GDPは-7.1%という驚くべき数字だったからだ。


 「コロナショック以前に日本経済は崩壊寸前のところまで来ています。その破壊を食い止めるためにも消費減税は必須です。その上にこの甚大なコロナショックがきたのですから、ゼロにすることは不可欠です」


 この「消費税の減税」には賛否が大きく分かれており、否定的な意見も根強い。しかし、安藤氏はその一つ一つに反論する。


 ⑴ 減税効果への疑問:「下げたら消費にプラスの影響を与えるかというと、必ずしもそうではない」(立憲民主党・枝野代表)


 →(安藤氏の反論)「コロナによる不況対策ではなく、もともと土台が壊れていた日本経済を立て直すものです。例えば年収300万円の世帯であれば、ほぼ全額が消費に回っているので単純に言って30万円を給付するのと同じ効果があります。


 それから給付ではネットカフェ難民のように住所不定者には届かない。消費税をゼロにすれば10%の給付を行うのと同じ効果がある。このように、消費減税は実質的な個人所得をかさ上げする効果があるので、消費には必ずプラスの影響を与えます」



「消費税ゼロ」はできる!

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 ⑵ 財源がない:「全世代社会保障を構築するためにどうしても必要な財源」(安倍首相)

→(安藤氏の反論)「財源は国債です。自国通貨である円建てで国債を発行する限り、返済不能となることはあり得ません。そのことは財務省自身が公式文書で『日・米など先進国の自国通貨建て国債のデフォルトは考えられない』と言明している。


 財政規律を問題視する意見もあるが、この未曾有の事態においては財政規律を優先すべきではない」


 ⑶ 下げたらいつ戻すのか:「消費税を減税した場合、いつ元に戻すのか。この責任は誰が負うのか」(自民党・二階幹事長)


 →(安藤氏の反論)「景気が回復し、デフレスパイラルから脱却したら経済状況を見て上げていけばいいでしょう。その場合の景気条項を再度設定すべきです。名目成長率で34%、実質成長率で2%、インフレ率2%を超えてくるような状況になれば上げることを考えられる状況になるのではないか。


 つまり、消費税を再度上げることが社会的に許されるような経済状況になった時に初めて上げられるということです」


 ⑷ 事業者コスト:「レジ改修など小売店の負担が重い」(大手新聞社説)


 →(安藤氏の反論)「改修費用は国が負担すればいい。また、消費税ゼロであれば、『非課税』と処理すればいいので、そもそもコストがほとんどかからない場合もあるのではないか。いずれにせよ、減税しない理由にはならない」


 ⑸ 買い控え:「買い控えが発生する」(自民党・岸田政調会長)


 →(安藤氏の反論)「それはその通りです。しかし、今は自粛要請をしており、買い物も食料品など必要最小限のものに限られています。ですから、今のうちに消費税ゼロを決定し、2ヶ月程度の準備期間を設けて実行する。そうすれば、コロナ問題が収束以降の消費で大きなバネになるでしょう」


 ⑹ キャッシュレス:「キャッシュレス決済のポイント還元でも消費減税と同じ効果がる」(自民党・世耕参院会長)


 →(安藤氏の反論)「キャッシュレスの推進は中小零細企業にとっては死活問題です。入金までに時間がかかるため、資金繰りが悪化する上、業者に手数料を取られるため利益が薄くなるからです。それを推進するというのは中小零細企業をさらに追い詰めることにしかなりません」




「経世済民」の意識が問われる政治家

 「日本の未来を考える勉強会」は41日、「消費税5%への減税」を提言していた議員連盟「日本の尊厳と国益を護る会」(代表:青山繁晴参院議員)とともに自民党内の「減税勢力」を結成することを発表した。両会の提言書の賛同者を合わせると自民党内に100人を超える「減税勢力」になったという。


 「もっと党内での賛同者を増やし、必ず消費税ゼロを実現したい」と意気込むが党内での賛同者は「若手議員は半々。ベテラン議員にはなかなか賛同してもらえない」という。


 今、政治家に問われているのは消費増税とコロナショックで苦しんでいる様々な立場の国民の声を聞き、想像力を働かせ、「苦境に陥っている人々をどうやったら助けることができるか」に知恵を絞ることであろう。


 間違っても「108兆円」などという空虚な数字だけに踊らされてはいけない。

こんにちはロッタです。

日曜日に家族で家にいるなんて何年振り?

新型コロナウィルスの影響でロッタは臨時休業中です。お店が営業できないことなんて、予想していなかったし、こんな世界になるなんて想像できていなかった。


アルバイトや派遣の方々の解雇が相次ぎ、

会社員の方々も減給、私たちのような商店は営業できない状態、廃業に追い込まれています。


先日のアベベの会見において

ビックリ発言がありました。以下


「自民党でも一律給付の議論がありました。私たちも検討した。たとえば、たとえばですね、私たち国会議員や国家公務員は、いま、この状況でも全然影響を受けていない。収入に影響を受けていないわけであります。そこに果たして、5万円とか10万円の給付をすることはどうなんだという点を考えなければならない」


全然影響を受けていない?


は?

それ自体が問題ではないの?そりゃ国民の困難がわからないはず。


開いた口が塞がりません。



そして東京の協力金に関しての麻生のコメント


「東京はそれで払うだけの資金が東京都は持っているんだろうね。ただ他の県でそれやれるかね」



いやいや、本当は国が国民に支援を行うべきでしょ?人ごと?

そりゃ影響を受けないご身分だから、そう言えるんやね。



この悪人が日本のトップ2ですよ。

国民は奴隷程度としか思ってなかったんですね。



あ、話を戻します。

そんなわけで私たちのような個人事業主のほとんどは何も補償されません。無収入になり経費だけがでていき赤字になります。


私たちロッタは有難いことにオンラインショップも運営しています。今はそちらにチカラを注ぐことができます。


先が見えない今

いろいろ考える時間が増え

再度、自分を、またお店の事を考えています。


私たちにはこれしかなくて

ロッタが全てなんです。


だから今できることを精一杯頑張っていく。

それしかありません!


有難いことにいろいろな方々から

応援のメッセージ、温かいコメントなどもいただきました。

本当にありがとうございます。




大切なことは

今、できることを

精一杯する!


そしてこの新型コロナウィルスの終息に対して出来る限りの協力し、自分たちの身を守ることで大切な人を守る。


今日も皆さん、出来る限り楽しく過ごしましょうね。


退屈日記「東京の居酒屋のおやじが苦しい現状を嘆いた、その問題」
Posted on 2020/04/04
辻 仁成 作家 パリ
某月某日、東京都の感染者数が上がっているので、仲間たちを励まそうと思って昨日アップした曲を送ったら、いろいろな反応が戻って来た。一番驚いたのは、都内で居酒屋レストランを展開するZ氏からのメッセージである。彼は地元の市議会議員を目指したこともあるバリバリの自民党応援団だ。ぼくは政治宗教の垣根を越えていつも人と向き合っているのだけど、Z氏はその中でも政権寄り思考を強く持つ、地元を愛し、祖国を愛し、困った人がいたら助け、日本人が大好きで、首相を中心に日本をどこまでも盛り上げて頑張るしかないんです、辻さん、と言い続けてきた熱血中小企業事業主(居酒屋のおやじ)だった。彼から届いたメッセージはこのようなものである。原文のママ。
「お疲れ様です。有難うございます!連絡嬉しいです。いま 日本の飲食業界は、特に東京は大ピンチです。僕も何軒か潰すことになりそうです。もしかしたら会社も終わるかもしれません。できるだけ 足掻きます。日本政府は助けてくれません。疫病を止めること、自分達が生き残ること、どちらを 優先すれば良いのかわかりません。今の僕は社会道徳より自分達が生き残ることを優先するしかできなさそうです。辻さんも大変だと思いますが頑張って下さいね。連絡嬉しいです。有難う御座います」

日本政府は助けてくれません、のところで僕はため息があふれ出た。Z氏にこれまでどんだけ日本政府が素晴らしいかを力説されてきたことか。逆を言うと、政府はこのような国難の時に一番自分たちを支えてきた中小企業や事業主の人たちを「経済優先」というあいまいな言葉で見放しているということか。小口貸付制度があるが時間がかかり過ぎて間に合わないとZ氏は訴えた。(ここの部分、再度、本人に確認をしたところ、コロナ小口貸付は最初の頃はスムーズだったが、今は応募が多すぎてあっせん面談までに物凄く時間がかかり、面談が出来ても、そこからさらに待たされ、その間に想像以上の経営圧迫がおき、間に合わないとのこと。香港だと政府が全店舗に300万円程度をすぐに支給し、その場を凌ぐことが出来たのだという)政策金融公庫の人たちも頑張ってくれているとは思うけど、とにかく間に合わない、とZ氏は嘆いていた。※ここでまたZ氏から連絡があった。家賃が払えないことを大家に正直に伝えたところ、2店舗の大家がその店が好きだから再開できるまで要らないよ、と言ってくださったらしい。涙。大家さんだって、厳しいだろうに。日本人ってほんと素晴らしいね。しかし、この重要な局面を国民の人情だけに任せていていいのだろうか…

外出自粛要請によって人々が外出を控えれば、居酒屋やレストランに人が来なくなる。感染拡大を防げるが、政府は店舗を守るための補償を口にしていない。開けるのは自由です、ということで、そうなるとZ氏のような人はますます苦しくなる。きちんと政府が欧州各国のように事業主に補償する必要がある。外出自粛要請だけだして、店は開いていていもいい、というのはものすごい矛盾だ。補償をしたくないので、見殺しにしているという風にZ氏が思うのも当然であろう。
欧州では、きちんと国が国民のためのロックダウンをし、レストラン経営者には補償を行っている。スペインなどは100%補償されるから国家的な封鎖に踏み切れた。国の財政はかなり大変だと思うが、国民があってこその国だ。人々の生活を守るからこそ、ロックダウンへの国民的協力を得られている。フランスでも80%以上の補償がある。(店舗の家賃は政府が持ち、従業員の失業保険から従業員給料は補填される。さらに経営者を守る補償がある)それでも、知り合いのフランス人レストラン経営者は潰れそうだと不満を漏らしている。フランス政府がこれらの補償をせぬまま、ロックダウンを発動していたら、国は大分裂を引き起こしていたかもしれない。

終息の目途が立たないこれほど強力なウイルスに何もしないで勝てる国なんてどこにある? ロックダウンなんかやらないと言い切っていたジョンソン首相も舌の根が乾かないうちにロックダウンへと方向転換した。それでも、昨日の英国の死者は700人にまで登っている。日本が躊躇し続けている緊急事態宣言なんて、ロックダウンに比べれば、ほぼ効力のないただのがんばろう宣言。欧州で、状況を見つめているぼくからすると、3週間後の日本を想像するのが恐ろしい。その時、もはや政府に残された手はないだろう。それを待たず、医療崩壊が起きる。緊急事態宣言は藁の壁に過ぎない。ロックダウンでも低い煉瓦の壁でしかない。乗り越えてくるウイルス兵士の威力はものすごい。でも、ロックダウンをやることで、医療崩壊はある程度だが、防ぐことが出来る。問題は補償制度だ。法律の壁などいろいろと問題があるだろうが、そこは政治家の仕事である。何か援助策を打たないと大勢の自殺者を出すかもしれない。欧州では経済的補償があるので、自殺者はまだ出ていない。みんなコロナを怖がって、逆に、政府を信じ、生きようとしている。でも、真面目な日本国民の、仕事一筋で生きてきたZ氏のような人たちはどうだろう、と心配になる。
別のアーティスト仲間のY氏から、今度はこのようなメッセージが入っていた。
「あざす!元気そうで何よりです!東京は全く検査されてないので、実際はサイレントキャリアがめちゃくちゃ多いと思われます。僕の兄も、1週間の熱と味覚嗅覚障害で、確実に症状からしてコロナだったのですが、医者が要請しても、何回お願いしても、保健所は検査してくれませんでした。で、ロックダウンと補償も曖昧なので、普通の風邪と認定されたまま、上司からは店がピンチだから熱引いて2日後に出社しろと言われてます…。なので今日から仕事ですね。皆んなどーかしてる。やばすぎますよ、日本。今日も高円寺は人、人、人…」

この最後の一文、今日も高円寺は人、人、人、というのはフランスが感染爆発を起こす直前、ロックダウンのまさに前日までのパリ市内各地の雰囲気にそっくりだ。効力の弱い緊急事態宣言だが、何もないよりはまし。出歩く人には少なくとも有効かもしれない。そして、Y氏から届いたメッセージで一番の国の問題は、コロナの症状が出ていることが明らかな人に対しても保健所が検査しない実情である。感染の疑いがあるのに、会社や職場で働いている人が日本国内にどれほどいるのかを想像してみてほしい。フランスやベルギーだと、疑いのある人は主治医が判断し、家から出ることが出来なくなる。今、日本は「何とかギリギリ持ちこたえている」などという状況だろうか?先手先手で強力な対策を講じていくのが政治の仕事だが、布マスク二枚の支給政策は、マジ残念である。

むしろ、政府をあてにせず、国民は自己防衛の努力を今以上にやるしかない。それぞれの家庭の中で、出来る限りの家庭封鎖をしていく必要性である。いつも通りの生活はもう出来ない。早く気が付いて思考を変えることが生き残りのためのまずは第一手となる。価値観が変わるだろう。第二次世界大戦の後のように、あるいはそれ以上に…。遊び歩いて大騒ぎをしている若者が感染して、無症状のまま、自分の親や祖父母などにコロナを移していくのが心配である。そのためにロックダウンが必要なだけだ。ロックダウンをしてもぼくはこの世界が年内中に元通りになるとは考えてもいない。今朝、公演延期を発表したぼくのライブも、主催者と検討をして、それなりの終息の期間を探って、新たに打ち出したいと思っている。ちょっと、先になるけど、Don’t Stop Music! 







JINSEI STORIES
滞仏日記「数字からみる、日本のことが本当に心配な理由」
Posted on 2020/04/08
辻 仁成 作家 パリ
某月某日、20時に教会の鐘が鳴るのと同時に人々が窓から顔を出し、手を叩く。毎日、同じ人たちと顔をわせるのだけど、悲壮感があり、目があっても目を逸らされ続けてきた。となりのマダムだけが「こんばんは」と言ってくれていた。ぼくと息子はアジア人なので、仲間に入れてもらえないのか、と思って、でも、毎日、ぼくは窓を開け、命がけで働く医療従事者の皆さんへの感謝を込めて手を叩いていたのだ。するとむかいの建物の最上階に住む老夫婦がぼくにはじめて手を振ってくれた。かと思うと、その隣の建物の一つ下の階の若いご夫婦とそのお子さんがぼくに笑顔を向けてくれた。そして、いつもぼくと視線が合うと窓を閉めていた中年の男性が今日初めて、笑顔で、しかも手を振ってくれたのである。この笑顔が意味するものは何か。でも、今日がロックダウンからちょうど3週間目にあたるからかもしれない。こういう感情を連帯と呼ぶのだろうか。

しかし、今日のフランスは日別死者数が過去最大の833人を記録し、トータルの死者数は一万人という大台を超えてしまった。エドワー・フィリップ首相は国会で、「全く終息の目途が見えない」ということを語った。オリビエ・ヴェラン保健相も「終わりからは程遠い」と国民にくぎを刺した。法令を守らず外出する人が後を絶たないので、フランスはこれまで認められていた一キロ以内一時間のスポーツの制限を明日からより厳しくすることになった。午前10時から19時までスポーツが出来なくなってしまったのだ。なので今日は嫌がる息子を連れだし、二人で小一時間走ることになった。フランスはたぶん、来週あたりに感染のピークを迎えることになるだろう。イタリアも死者数が今日、若干増加したが相対的には減じているし、スペインも明らかに死者数が減ってきているので、ロックダウンの効果は少しずつだが出ているように思う。
ところで、緊急態宣言を発令した安倍首相が記者会見で「このペースで感染拡大が続けば、感染者数が2週間後には1万人、一か月後には8万人を超える」と発言された。この感染者数はPCR検査をしていない現状における増加数を述べていると思うが、実際の数字は感染者数ではなく、死者数でみる必要があるので、欧州の過去のデータと比較してみた。ぼくの手元には6日の厚生労働省の数字しかないのだが、4月6日、日本の感染者数は3906人、死者が80人とあった。フランスで死者が80人なのは3月13日にあたる。この辺りは、前日12日が約60人、(13日、80人)翌日14日が90人という割りと緩やかな増加率を推移している。ちなみに、13日フランスの感染者数は3664人、今日の日本は3906人。感染者数と死者数はほぼ同じとみていいだろう。(フランスはイタリアの11日後を追いかけていると言われている。それは3月3日になり、驚くべきことにこの日のイタリアの死者数は約80人と一致する。また、イタリアとフランスはともに人口6000万人規模だ。人口で言えば、日本はフランスのほぼ倍なので、一概に比較できない)死者数80人だった3月13日から、3週間と3日が過ぎたフランスの今日、4月7日の死者数は10,000人を超えた。(この中には老人ホームで亡くなった人の数も含まれている)3週間と3日後5月1日になる。死者数がフランスと同じ増加率だった場合、しかし、病床数がイタリアよりも少ない日本で、これだけの出来事が起こったとすると、果たして7都府県だけの緊急事態宣言で大丈夫か、という不安がおきる。

日本人はマスクの装着を長年習慣化しているし、政府の指示に従うし、清潔好きだから、欧州の増加率がそのまま当てはまるとは思わない。他にも日本の死者数が増加しない様々な説が囁かれているけれど、一方で、ニューヨーク州の増加率はもっと早いスピードで欧州をも上回ってしまった。今日のフランスの死者数10,000という数字の恐ろしいところは、亡くなられた方々がほぼ全員集中治療室を通過してきた人だということ。さらに、その後ろにもっと大勢の集中治療室を必要とする方々がいるということだ。医療崩壊の危機を日本の医師会が訴えてきたのはそういう理由だ。一度、人口呼吸器をつけると、すぐには外せないし、その患者に付き添う人も必要となる。3週間後、5月1日の日本が心配だ。この悪い想像が実現しないことを願


こんばんはロッタです。

本日から営業自粛に入っています。


いろいろな思いがあります。

先日も緊急事態宣言を受けての

政府に対する思いや経済対策 事業規模108兆円についてなど批判の声を上げました。


文句をただ言いたいわけではなく

なぜ?っていう思いがたくさんなんです。真実をなぜ偽るの?隠すの?嘘つくの?

って。


さっき「直撃!シンソウ坂上」観ていたら

ロックダウン真っ只中のマレーシア クアランプールからGACKTさんがコメントしてました。


「僕からするとリーダーを選んでいるのは僕ら自身だよって話じゃないですか。リーダーに従って、生きていかなければいけない社会だと思う。こういうことがあって、リーダーを責める。そもそもリーダーを選ぶ意識の低さ、危機感の足らなさじゃないですか」


この国難においても利益優先で緊縮財政を貫く安倍政権。

国民の半分が選挙に行かず

大企業の組織票と宗教で票を集め独裁。

アベノミクスのカラクリにも疑問を持たず

公文書改ざん、好き放題花見まで許して

歴代最長の総理大臣にしてしまった。


最終的にはあなたが選んだ!日本国民が皆で選んだ総理大臣!ってなる。


それが民主主義。


つまり国民に責任があるんですよね。

文句を言い過ぎて少し反省するよ、アベベ。


政治に対しての無関心さが仇となって今、返ってきている。非常事態なのに日本政府は国民を助けない。自分たちの利権ばかり考えている。


でも選んだのは私たち国民。


いくら文句を言っても、不満を言っても

「選んだのはあなた。好きなようにさせてもらいます」ということ。


GACKTさんが言う「リーダーを選ぶ意識の低さ、危機感の足らなさ」なんですね。


だから政府には何も期待しないし

あてにしない。自分で生きていくしかないのです。こんな非常事態でも。



海外に住まれていて、しかもロックダウンしている街からコメントされていたマレーシアのGACKT さんとパリの辻仁成さん。


外からみた日本。


かなり危機的状況のようです。

これを聞いて背筋が凍りました。


テレビやYahooニュース、YouTubeなどで

日々の感染者数や亡くなられた方の数を目にし「危機的状況、コロナを甘くみるな!」かたや「インフルエンザと同じようなもので怯え過ぎ」とかいろいろな情報が錯乱し、政府もメディアの言うことも何が正しいかわからない状況。


でも世界から日本を見れば

真実はわかるんだ。

と、なんだかスッキリしました。


そして

コロナウィルスを甘く見ていた自分に反省しています。非常事態宣言までお店を開けていたこと、マスクをしたりしなかったりしていたこと。政府に期待をしていたこと。反省。


自分の身は自分で守る。

大切な人を守るのは自分。


爆発的感染によって医療崩壊しないように

今は、人に出来るだけ会わない stay home 。心がけます。



辻仁成さんのブログを

記しておきます。

次のブログを見てくださいね。